おはようございます。
前回お話した通り東洋医学の湿気について書いていきたいと思います。
湿は外湿という外の湿気と、内湿という身体の内の湿気のことを言います。
前者は湿度の高い季節との関連が強く、後者は胃腸(脾)の状態と水分代謝の関連が強いです。
また外湿によって胃腸の活動レベルを落としてしまうことや、内湿が外湿を引き込みやすくしてしまうこともあり同じ湿どうしで引き寄せる傾向にあります。
特に日本だと今の時期〜梅雨、初夏くらいまでの時期は湿度が高く、外湿、内湿が発生しやすく湿病理の症状が出現しやすくなります
代表的な症状でいうと
食欲が落ちる、倦怠感、浮腫み、下痢などが挙げられます。
当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか
日本では湿気を溜め込まない和食のような消化の良い調理法、家屋は木や紙を使ったものが発展してきたものだと思われます。最近は聞かなくなりましたが、日本人は胃腸が弱いというのは日本の風土の関連があるのではないでしょうか?
おしまい