先々月、塾の先生方の引率で香港浸會大学中医学部に研修に行きました。
実に20年ぶりの香港。
総勢18名。
北京ならひと通りの地図が頭に入っていますが、香港は20年ぶりなので・・・まだ東京銀行があった時代ゆえ、記憶が・・・・
今はスマホがあるから便利。
それはさておき、この大学香港全土に10数か所の治療施設を有しています。私は学部内にある治療施設にいたのですが、なかなか面白い経験をしました。
一番目に焼き付いたのは、小児科での頭鍼治療。
3~10歳くらいの子供たちが、頭にのみ鍼を刺し、その後、鍼を刺したままキッズルームで遊んで、30分ほどしたら鍼を抜いて終了。
ここの中医師の先生のオリジナルらしいのですが、かなり広範囲な疾患に応用されているようです。
キッズルームでは30組くらいのご家族がいます。
タイマーをもった親御さんが、10分置きに手を挙げ、助手のドクターが、子供に刺さった鍼に、治療効果を増すために、刺激を入れていきます(鍼をひねってゆく)。
中国でも、台湾でも、韓国でも見たことのない光景でした。
世の中広いですね。
、、、、、
できるなら2週間くらい居たいのですが・・・患者さんに叱られます。