お疲れ様です。
少しお灸について話をします。
お灸のイメージは熱い!!というのが一般的な回答ですよね(>_<)
そうです!もぐさを燃しているので熱くなります。正確に言えば温かくなるくらいですかね。
身体の状態に応じてですが、ほとんど何も感じない温かさ〜熱く感じるお灸を使い分けるのです。
〜身体の状態とお灸の大まかな使い方〜
散寒:寒邪を散じる。外気の寒さや冷房の冷気に当たることで、皮膚表面に寒邪がくっ付いてしまう状態。このような状態だとツボが冷えていることが多く、冷えているツボが発赤するのを目安に行います。
補陽:陽気を補う。身体の中の温める力が落ちている状態。身体の中の陽気を鼓舞させるために皮膚の発赤を目安に行います。
補気:気を補う。身体の中の活動する気が落ちている状態。ツボの反応に応じて、温かくする程度を変えています。ほとんど感じない場合もあれば発赤するくらいのものもあります。
行気:気を巡らせる。身体の中の気が停滞している状態。ピリッとさせるお灸からじんわりするお灸を主にします。
鍼灸は刺激療法なので刺激することで変化をさせていくものです。
身体の反応に応じて個々の感受性も配慮しなが鍼灸の適刺激を与えていくのです。
熱い時もあれば熱くない時もあります。熱いのが怖ければ教えてくださいね
おしまい