臨床日誌 陰部神経痛

お疲れ様です。金澤です。

久しぶりの更新になります。

当院では陰部神経痛の患者さん診ることが多いように思います。比較したことがありませんが…

人によって症状や経過、弁証が違うので参考程度に見て頂けたら幸いです。

 

・西洋医学の経過

その方は外痔核になってから陰部神経痛のような症状が出てきました。

外痔核の症状や所見がなく、痛みが続き肛門科→ペインクリニックで硬膜外ブロック等をしたが効果が持続しません。整形外科でレントゲンも撮ったが所見はありません。

某大学病院で陰部神経痛と診断。

その後当院に受診

・伝統医学所見

悪化因子は座位による患部の圧迫刺激++、腸管の張り感(おならが出そうなとき)+、陰天時後(湿度が強い日)+、午後疲れてくると+

緩解因子はお風呂に入った後、午前中は楽なことが多い(夕方になると症状強くなる)

患部は伝統医学でオ血といって循環障害系の部分にあたります。

では、なぜオ血ができたのが問題になってきます。よくよく話を聞くと2年間で8キロほど体重の減少があったみたいです。

西洋医学でいう消化吸収系、伝統医学でいう脾胃の機能レベルが下がった結果、下半身のオ血形成になったのかと考えられます。

治療はお腹から下半身の気を補う治療と患部のオ血をとる目的で行っています

まだ完治とまではいきませんが現在は徐々に軽快方向に向かい安定してきています。

頑張ります!!

 

~院長~

確かにうちでは陰部神経痛の患者さんは多いです。確証は足りませんが、血オ形成の前に体重減少があったなら一般には脾気虚か陰虚を考えるでしょう。