昨年から、ここ大和市では自転車専用道路を設けた。
歩道と車道の間にある1mほどの自転車専用道路である。
これが実に使い勝手が悪そうに見える。
車がこの自転車道路に駐輪しており、視界を遮ることもしばしばある。
また、車幅が狭いため、よろよろ運転なら車にひっかかる可能性も見逃せない。
~~~なぜ~~~
何故こういうことに???
推定するに人と自転車の接触を防ぐにはどうすれば良いか?という視点から生まれたものだと思う。(憶測だが…)
確かに自転車と人との接触は確実に減ると推察する。しかし、自転車と自動車の接触は確実に増えるのではないだろうか?〜心配だ〜
問題解決の視点を狭く取ると、一方が改善されても他方が悪化するという現象はよく見られることだ。
視点を大きくとらえる眼がない悲劇だろう。
治療も同様である。
視点を小さくとらえると、部分が治っても全体が増悪することもある。
全体のデザイン力が決め手となる。