2014/2/20
今日は珍しい臨床がありました。
寒凝気滞(冷えが経絡に入ること)の肩こり〜頚部痛の患者さん。
寒凝気滞自身は珍しいものでもなく、ごく日常的に見られる病理です。
舒筋活絡(筋肉を弛緩させること)の目的で左の陽陵泉というツボを触ると・・・
ツボの中に冷たい少しブヨッとした塊りを感じました。
ここまではっきり知覚できることは珍しいです。
ちなみに反対側の陽陵泉にはこの現象はありません。
そこで塊りのある側(左側)のみに冷えが侵入したものと判断し、
左だけ痛むのですか?と尋ねました。
ドンピシャリ・・・その通りというお答えです。
とても珍しい現象でした。