人の性格はわからない。
行動と言語で心の中を推理する。これが心理学の立場。
臓腑それぞれが思考し感情を持つと考える。これが伝統医学の立場。
○肝には後天的に身につけた常識や理性と自由奔放に生きたい心が宿る。
そこで身につけた常識や理性から推理し、判断する心が生まれる。
欲しいものを買った後、後悔する人いませんか?
肝の判断が狂っている、かも知れない。
○肺は先天的に持つ運動能力や人間関係を円滑に保つ配慮の心が宿る。
やたら心配で人の目が気になるなら肺が弱っている。
○心は人間の本性そのもの。
明るく、快活で、ポジティブで素直。
赤ちゃんの本性そのもの。生きるのが嬉しくてしょうがない。
生きき方がネガティブ、思考が暗さで覆われるときは心が傷んでいる。
○脾は短気的な思考や記憶、好奇心の元もここにある。
そこで日々の生活で起こるあらゆる事象に対応し、丸く収めてゆく感じは脾の仕事。ならば中庸の権化が脾か・・・、
日常がやる気が出ない、面白くないと感じるなら脾が危ない。
○腎は強い意思や信念が宿る。肝で判断したことをやり遂げる継続力がある。
本を1時間連続して読めますか?
意を決して始めた英語の勉強が3ヶ月継続できますか?
出来なければ腎虚である、かも知れない。