5年ぶりにお見えになられた患者さんです。
主訴は慢性腰痛。
以前から疲労が溜まると、激痛に変わります。
腰椎の強度の変形に、狭窄症を兼ねています。
膝もレベル4の変形です。
旅行好きの方で、今年もイギリス横断や中国・敦煌に行かれたそうです。
不思議なことに旅行中は腰痛がないそうです。
この手の慢性腰痛は疲労と実際の痛みの間にタイムラグがあります。
この方の場合、以前から7〜10日前後のタイムラグがありました。
つまり、旅行先から帰国した頃からかなり痛み出すわけです。
年齢が高くなるほど、この傾向は強くなります。
若い方はすぐに疲れが出ます。つまり反応が早いのです。
比べて年を増すにつれて、反応が遅くなります。疲れが後で出てくるようになります。