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古代の陰陽論・五行論・天人合一説を除き、伝統医学に影響を与えた思想は三つある。唐代の仙家思想、宋代の朱子学、そして近代の西洋医学である。

唐の都長安は当時世界一の大都市。あらゆる民族が集まり、あらゆる思想が入り乱れる。青い眼の大臣がいたのもこの頃。科挙にさえ受かれば民族を問わない大人の都市である。

一方不老不死を求める仙家思想も隆盛を極める。山に篭り薬の研究に没頭する。もちろん不老不死薬を作るためである。ここで薬(処方)の数が一挙に増えることになる。

ときを経て、南宋時代。ある意味忘れ去られていた思想が復活する。儒教である。都会の思想といわれる儒教は、その形式論の強さから半ば形骸化する。そこに新しい光を吹き込んだのが朱子。性理学という新解釈の元、新儒教の道を開く。この思想の影響を受けた伝統医学は、認識を進化させ、次代の金元の四大家に連なることになる。

清末に西洋医学が導入され伝統医学との融合が図られる。後に作られる鎮肝息風湯、冠心二号方は病名処方に近く、それぞれ高血圧、心筋梗塞の臭いがする。

また近代になり医学教育の形式が徒弟制から集団制(大学)に変容する。以心伝心の世界から教科書の世界になったといってもよい。システム論として弁証論治が整理され現代に至ることになる。

ちなみにこれを昭和40〜50年代に輸入した日本では、臨床家のコマ不足もあり、教科書から臨床への応用にてこずる時代があった。この時代に流行したのが「教科書中医学」という言葉である。某中医系専門誌から筆者はこの教科書中医学の打破を依頼され、5年に及ぶ連載を担当する。 

以下はその連載を修正し、昨年出版した「中医鍼灸そこが知りたい」の序文である。

・・・次項に続く・・・・

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