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我々鍼灸師が治療する際に、その論拠に置くものが《証》です。

これは現代医学の病名に当たる位置づけです。

実際の治療の流れは、まず体の状態を調べ(聴く、見る、触る)、西洋医学と異なる考え方のもと、証を確定し、そのに従い、治療法を決める。

そして実際に治療し、変化を確認して行く、という感じです(図1参照)。

●図1 症状ー診察(望診・聞診・問診・切診)ー証の確定ー治療方針の決定ー治療

これは現代医学と同じシステムです(図2参照)。

●図2 症状ー診察( 問診・各種検査 )ー病名の確定ー治療方針の決定ー治療

●我々が証を確定するのは病名を確定するのと同じ位置づけにあるという意味がお分かり頂けたと思います。

では証と病名は何か違うのでしょうか?

病名の確定を支える思想は、要素還元主義と原因追及です。

平たく言えば《分ける》です。

原因はどこにあるか?という視点から、分けて、分けてそして分けて行きます。

物理学や技術の発達があれば、さらに細分化します。最近の画像診断の技術の発達には敬服します。しいて言えばそれに統計論が入ります。××の数値は▲▲以上が普通でそれ以下は病気(普通ではない)という感じでしょうか。

証は原因と状態把握という二つの側面を有します。

東洋思想の元に発展した伝統医学は、常に《ずれ》を意識します。

個々の持つ平の状態(偏りのない理想状態)から、現時点ではどこがずれているかを考えるわけです。

気が足りないのか?血が足りないのか?

足りないのならどこの臓腑の気や血が足りないのか?

あるいは何かが停滞していないか?停滞しているならそれは水分か?血か?気か?また、外の湿気が体に影響し、気の停滞を起こしていないか?などなど・・・現状のずれに着目わけです。

体を大きな器と考え、ずれを見つけ、そのずれが他のずれを引き起こしていないかを検討しながら、バランスを整えて行こうとする。これが《証》という言葉に集約された伝統医学の思想と考えています。要は証とはずれのポイントを示した言葉なのです。

西洋医学と比べ、どちらが正しいとか優れているという問題ではありません。思想と視点の異なりがあるだけです。

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