ちょっとマニアックな話です。
中2の時から現在まで毎週欠かさず購読していた『週間ファイト』が遂に廃刊となりました。 愛読者としては寂しい限りです。家人は大喜びです(笑)。 『週間ファイト』には、プロレスを考えるためのエッセンスがふんだんに盛り込まれていました。 馬場・猪木対立時代には、読者の様々な意見を取り上げてくれました(国際プロレス派もありました)。 また、八百長と蔑すまされたプロレスに思想という光を当てたのも当時の井上編集長の功績です。 レスラーの強さ、悲哀、人生観などを表現したひとつのスタイルがプロレスであると…。 最近は『K1』、『プライド』 などリアル格闘技の全盛期とされています。これはこれで面白いのは事実です。しかし、それがプロレスを否定することに繋がる風潮はいかがなものでしょうか。 【軸がひとつ?】
ものの善悪などを考えるとき必ず基準がありますよね。つまり、何かの視点から判断するわけです。その視点がひとつしかないと、非常に分かり易いわけです。プロテスタント原理主義から見ればアメリカが正義でイラクが悪です。イスラム原理主義なら逆ですね。 リアル格闘技から見れば、プロレスなんか馬鹿に見えるでしょうね。 その馬鹿に見えるーそこを楽しむ視点があれば、面白いですよ。 プロレスは…。
様々な主義主張があり、それを聞く余裕ある。そこにある相手の正義も認めましょう。 そして自分の中で折り合いをつけていければどうでしょうか? 日本には七福神っていますよね。実はそういう意味なんです。 解は一にあらず・・・、ということです。