過敏性腸症候群(IBS)
このような症状でお困りの方
・便秘と下痢を繰り返す
・頻繁に腹痛に襲われる
・お腹が張った感じ
・おならがよく出る
・お腹がゴロゴロ鳴る
など、他にも症状は人によって異なりますが上記がよく聞く代表的な症状になります。
過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群とは小腸や大腸にポリープや炎症がないのにも関わらず、下痢や便秘などの排便異常や腹部の症状が数カ月以上続く病気になります。
西洋医学的に過敏性腸症候群の原因はわかっていません。
ただしストレスや不規則な生活習慣、緊張、不安などが自律神経を乱し、腸の運動に影響し過敏になったり動きが悪くなったりすると言われています。
東洋医学と過敏性腸症候群
東洋医学は疲労の蓄積や心身バランスを崩すことによって不調が生じると考えます。過敏性腸症候群を患っている方は、不調の影響を受けやすかったのが「消化器系」ということになります。
東洋医学的も西洋医学同様に分類することができます。ただし便の出方や状態での分類ではありません。消化器系に影響を出す傾向や体質で分けます。
・消化機能が落ちているタイプ…消化器の力が落ちているタイプ。消化器の力が落ちていると、外から受けるストレスなどに抗うことができなくなってしまうタイプ
・緊張が消化管に影響するタイプ…消化器の力は落ちていないが緊張やストレスフルなタイプ。緊張やストレス系は交感神経を興奮させやすく腸管に影響を及ぼすことが多い。臨床では身体のこわばりや緊張が強いことがみられる。
・血流が悪くなっているタイプ…お腹の循環が悪くなっているタイプ。お腹の温める力巡らせる力が弱っていることで腸関連の症状を起こす。寒冷刺激に弱いタイプ。
大きく分けていますが、このような形で治療の方向性を決めていきます。
タイプ分けすることによって、その人に合うツボや日常生活の養生をお伝えすることが出来ます。
・薬の量を減らしたい
・症状の強さや頻度を減らしたい
・このまま症状と付き合うのが不安
その他お困りのことお悩みのことがあればご相談ください。