頸椎症は再発前に

2013/3

この数年で頸椎に関わる難治性の高い例を2例診ました。

1例は医道の日本(たぶん?別かもしれない)にも発表しましたが、オペで頸椎の1番、2番を切除した例です。

論理的にそうせざるを得ないほど上肢の筋力低下などがあったと予想しますが、神経むき出し状態です。

ここに外傷が加わったら(たとえばちょっとした追突事故など)・・・想像しただけでお腹が痛くなってしまいます。

ご本人の首に対する気の遣いようは並ではありません。

もちろん日常生活でコルセットは外せません。体ごとでないと首を振る動作も適いません。

残念ながら痛みを2,3割減にするのがやっとでした。

 

もう1例の方は最近です。頸椎の極突起をすべて切除し、その後靭帯と繋いだそうです。

すぐに頭の中で絵を作ることができませんでした。

この例も筋力低下で物を落とすようになったので踏み切ったそうです。

上述の例よりは軽度ではありますが・・・・、5割減がやっとでした。

 

頸椎のオペ後、再度痛みが現れると本当に治りにくいという印象があります。

全体像、つまり私なら臓腑や気血と頸椎との関連を考えながらツボを選択してゆきます。

それでも2例とも好成績を治めることができませんでした。

内心忸怩たる思いです。

 

※頸椎に関わる症状は重症化したらなかなか難儀な治療となります。

腰椎などと比べ複雑な構造な点や頭部に近く殊更肝の疏泄失調を起こしやすい点が難治性を高める原因と思われます。

こうなる前に治療を開始できればと考えます。

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※左サイドバー頸椎症に格納

早発閉経を避けたい

2020/5

《症例・不妊症》

30代半ばの女子。

D3のFSHが上がり続けて29を超える。

E2の減少もあるなら補腎益精が基本。

FSHの上昇のみなら肝の疏泄失調を加味。

時に血オで新血ができないことも ...

詳細は省くが、このケースでは腎精消耗より、血の生成不足が著しい。

原因は心労。

精神不安はとにかく心血を不足しやくする。

睡眠不足も顕著で、肝の血不足しがちで気虚もあらわれてくる・・・

血不足が長期化する腎精が滋養できずに良質の生殖の精が作られない。

こういう状態では、ホルモン剤を投与しても、効きが悪いというか、感受性が下がってくる。

不妊治療中なら、ピルでリセットを繰り返すことに、

こういうケース幾度も見てきた。

最悪にシナリオなら早発閉経に

 

脾胃を立て直し、気血を増やすという手もなくはない。

配穴は急性なら配当する腹部に集約、慢性なら全身に拡散。

ちょっと奇策だが、首肩辺りを鍼でほぐし、睡眠レベルを上げるという手もある。

何とかFSH上昇を食い止め下げに転じた、27ちょっとだが・・・・。

もう少し下がったらE2を上げる方向に舵を切る。

後はニコッとする。

 

 

 

 

 

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胆病

2014/2

今日初めての体験をした。
といいますか、古典の条文と寸分違わない患者さんに出会う。

《霊枢・邪気臓腑病刑》に『胆病む者は、善く太息し、口苦く、宿汁を嘔し、心下澹澹として、人のまさに之に捕まらんとするを恐る。介介然して、数々唾するは足の少陽の本末にある。亦其の脈の陥下する者を視て之に灸す。其の寒熱する者は陽陵泉を取る』という下りがある。

太息、口苦、胆汁は吐かないが強い悪心、心下を指して落ち着かない感じがするという。誰かに追われるている感じもするという。喉の異物感、多唾もある。

やっぱり古典はすごいわなぁ〜、とあらためて思いました。


やはり古典を読んでおかないとだめだ?????`?i???_???????j


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※新着時期を過ぎると《臨床のお話》に収めらています。

ラストスパート

早いもので5月の診療日も残すこと明日土曜日のみ。

6月まであと少しとなりました。

 

今手を抜いてしまうと一生成長しないような気がしてます。

明日の準備に入念に取り組むぞ!できることを確実に!

 

スタッフ 杉本

 

新着記事の時期がすぎても、左サイドバー下段の「みんなでブログ」の中に収まっています。