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2020/5

不眠症に軽度の物忘れが加わることがある。

圧倒的に心脾両虚に多い。

精神不安などから心にある神が養えずに心血不足から始めると不眠のウェートが大きい。

同じく精神不安などから食欲不振を経ると、不眠もあるが、物忘れが前面に出る。

ただ、健忘傾向というか物忘れは人に指摘されないとなかなか自覚できないものだ。

人の名前、物の名前が必要な時に出ないならその傾向ありと見てよいだろう。

治療は消化器(脾)を立て直すのを優先するか、精神不安(心)から行くかの違いはあるが、比較的治りやすい部類の病理である。

2020/5

新コロナウィルスの脅威の中、来月までは当院では患者さんの減らして継続となっております。

通常時の7割減は厳しいのですが、もっと厳しい業種の方もおられ、泣きごとは申しません

こんな状況で4月、5月で3名の方が妊娠まで辿りつくことができました。

うちお二人が40を超えても諦めずに頑張ってくれていたので嬉しかったですね。

とくにお一人は2年以上継続しており、採卵のできない状態からの出発だったので本当に良かったです。

不妊治療の絶対数が減少している中ではかなりの確率ですが、これはもうおひとりおひとりの問題なので確率は何の意味も持ちません。

今後も東洋医学の立場から丁寧かつ的確な治療に心掛けたいと思っています。

2020/5

ちょっと難しいですがお付き合いください

我が国では医学用語から一般用語に転じたものが少なくない。

たとえば「元気」がそれ。

もともと根本的生命力を表す医学用語が一般用語に転じたものである。

××先輩と十年ぶりに会ったが元気そうだったよーという感じ。

これとほぼ同上の意味で用いるのが今回説明する腎精

××先輩と十年ぶりに会ったが腎精そうだったよーとは言わない。

この腎精は先天の精で作られ、後天の精により育てられる。

先天の精は生まれながらにもつものとされ、誕生のその瞬間から持っている生命力。つまり母胎ですでに獲得したもの。

後天の精は、その先天の精を育てるとあるので、成長過程を促すものの総体で大きくは飲食物を指す。

つまり先天の精で作られ、後天の精により育てられる腎精とは、有り体に言えば母胎から飛び出した瞬間の心身がその後成長そして老化、最終的には死という一連のプロセスの中で、最も最小単位の物質ということになる。

腎に貯蔵されているので腎精というが、本位はということである。

精は気血と共にからだ中の組織・器官にある。たとえ気血が十分でも精がないとその組織・器官は死んでしまうことになる。

気血は組織・器官の機能維持に必要な物質であるのに比べ、精はその生命維持に必要な物質ということになる。

腎に貯槽された腎精から転化し作られるのが腎気。

腎気を機能と実体と両面から見ると二つの顔が浮かんでくる。

腎気がさらに熱エネルギーに転化する際に必要なものが腎陽。

腎気が飲食物などから実体的な栄養を取り込むために必要なものが腎陰。

さらに腎精から種の保存に最も必要な生殖に関わる物質を生産する。

これを「生殖の精」という。そのまんまのネーミングだけど

男子の精子、女子の卵胞に相当する。

男子は8×2の16歳前後、女子は7×2の14歳前後で作られる。

これが男子は8の倍数理論、女子の7の倍数理論に繋がってゆく。

腎精が徐々に充実してこれくらいの年代で生殖の精を生産するまで成長したということだろう。

この辺りのことをよく理解して治療学上に応用できる専門家はまだまだ多くない。


ホームページの充実を企てて、ブログの記入を日課にしていたのですがなかなかテーマが難しい。

勤務日については、臨床を通じていろんな学びがあるのですが、休日に関してはなかなか。

今のご時世のため、自宅で休養するか調べものをするかになっています。ことごとくイベントがないのです。

ただ、せっかく調べたものはしっかり還元したいと思っています。

「みんなでブログ」をメインに投稿をしておりましたが、今後は「症状/疾患」の項目も充実させたいと思っております。

是非、皆様の何かしらの手助けになれれば。

休日は時間があるのがいいのか悪いのかいろんなことを考えます。

自己紹介を兼ねて昔の話を少々。

見た目に反して、学生時代はスポーツに明け暮れていました。

小学校はソフトボールを、中学校から大学までは陸上競技を10年。

ソフトボールから陸上競技へ転向した理由としては、情けないことに自分の責任で負けてしまうことのあるチームスポーツから逃れたかったからでした。気の小ささは昔からのようです。

足が速かったことから中学より陸上競技に転向しました。

入学当初は人よりも足が速く、楽しく競技に励んでいました。

ただ学年を重ねることに周囲が自分よりも足が速くなっていきます。今思えば、早熟だったのでしょう。

競技が好きだったゆえ、誰よりも練習に励んだ記憶があります。

そして自分よりも練習時間の少ないのに自分よりも記録の良い人を見ては、「自分は才能がないのだな」と感じておりました。大学時代には、下から2〜3番目の順位のことも。

まったくもって大した選手になることなく競技人生を終えてしまったのですが、残った財産はたくさんあったと感じております。

一つ目は根性がついたこと。どれだけ練習しても、大成することはありませんでした。

ただどのようなハードワークも投げ出すことなく取り組む根性がついたと思ってます。

二つ目は周囲の人に恵まれたこと。懇意にしてくれる人たちに恵まれ、練習に誘っていただく、助言をいただく機会にたくさん恵まれました。才能なくとも競技が好きだったゆえ多くの人に恵まれたのかなと感じております。

おそらく周囲の人が懇意にしてくれたからこそ、才能がない自分の可能性にあきらめることなく競技を続けることが出来たのでしょう。

自分ひとりの力は大したことないです。ただたくさんの人に支えられるから一人ではできないことが出来るのだろうな思っています。周囲の人には常に感謝の気持ちを忘れずにいたいです。

知識も技術も経験も未熟ですが、唯一誇れる根性と恵まれた人間関係を武器に精進していきます!!!

専業主婦の方に比較的軽いうつ病の方が多いように思います。

(※これは日頃の臨床から感じることで、この手のビックデーターから割り出したものではありません)

骨折で自宅療養を余儀なくされ2週間。

この初めての体験から感じたことは達成感がないということです。

最初1週間は原稿書きがあったのでそれほど感じませんでしたが、後半1週間は達成感がない。

もちろん、動けないなりに食事や洗濯、掃除などルーティーンなことはこなします。

それでも今日はあれができた、これがやれたという感じが出てこないのです。

もちろん年代的なものも加味しなければなならないと思います。

若い頃は子供を育てなければという使命感があります。

様々な問題が出ては消えまた起こるという中で、無我夢中で対処している感があります。

子供も自立し精神的な余裕が芽生えると、楽しい、大変だった、生き生きしてたという感覚が失われ、達成感より喪失感が全面に出る感じです。

年代的にも更年期を迎えホルモンバランスの乱れから情緒不安定になり、さらなる喪失感を生む下地が形成されます。

人それぞれですが、使命感、達成感を失わないように趣味の世界、ボランティア活動、お仕事などを適時挟むことが肝要です。

とかくこのよう心持ちをちょっとでも感じたら外の世界に飛び出してみましょう。

親戚の僧侶はこの時期は第2の青春であり「熟春」と呼んでいます。

鍼灸では滋陰・養血のツボを中心に治療を組み立て、さらに補気(気を益す)・安神(精神を安定させる)をツボも加味します。


2020/5

◇症例◇

この症例は僕自身もかなり驚いた症例である。20数年来のおりものが1度の治療で消失したからである。

40代前半の女性、事務職。

ご本にははっきりは覚えてないというが、少なくとも20年来続くおりものであるらしい。

大量のおりもので下着が常に湿っている状態。

染色(黄染化)はそんなにない。

痛みはない。

軽度の筋腫あり。

※おりものは常に出ているものであるが、排卵期以外は少量であり、、乾いてしまうため、意識しないのが通常である

このケースの問題点はとにかく量が多いということ。

詳細は省くが腎陽不足による封蔵力の低下と弁証。

関元・中極の灸頭鍼を始め6~7穴くらいセレクト。

2日後から下着が濡れなくなったという。

通常は早くても2周期はかかるだろう。

今までブース内での業務に携わることが多かったのですが、最近は受付に立つ機会が増えてきました。

以前よりも待合室や玄関の様子を見ることが多いです。

治療前後に黄耆が処方されたお茶を飲まれる方、院内掲示物を見られる方、置いてある本を読まれる方等々。

ブース内以外で患者さまがどのように過ごされているのかをゆっくり見ることが多くなりました。

院に到着して、ブース内に入り、鍼を受ける。これも治療だと思います。

ただ、鍼治療だけでなくて、治療院として院の扉を開ける前の段階からできることがあると感じました。

院をさらにパワーアップさせたい。患者様のために。

しっかり知恵を振り絞り、できることに励んでいきます。

水曜日は定休日。

入職後ほぼ家の中で過ごしているのですが、大体昼過ぎに起きて昼寝をし夕方から活動を開始します。

なんとも要領や燃費の悪い睡眠…。

ただ毎日一生懸命仕事にあたっている証拠だと思いたいです。

日々の業務を通じて、分からないことに多く遭遇します。

基本的には当日中に調べるようにしているのですが、調べ切れないことも。

そして調べていると別件で疑問が出てくる…ということがあります。

そのようなケースは休日を利用して調べるようにしています。

中医書を用いるため中日辞典が必須です。日本でなじみのある漢字もありますが、まったく読めない・意味が分からない文字も。「こんな字があるのか…」と面白味を感じます。

そして文字だけでなく、中医用語についてもわからない表記が多いため、こちらについても別の辞書を引く。「あー、こういうことか」とまた面白味を感じるのです。

少し変かもしれないですが、分からないことに遭遇したとき喜びを感じます。

そしてその分からないことが分かったとき、とてつもない喜びを感じるのです(快楽に近い)。

分からないから辞書を引きます。その過程がとてつもなく楽しい。

忙しい中でも毎日時間をとっていきたいです。

2020/5

乳腺炎は産後に最も多い。

乳児の母乳の吸い方などによるものもある。

プロラクチン高値などでは排卵後にあらわれることもある。

常用するツボは乳根、ダン中、肩井、天宗あたりが患部取穴となろうか。

いづれも母乳を通じさせる効が高いツボである。

もちろんその原因を東洋医学の立場から探ってゆく。

肝、脾、腎および心の病証が多い。とくに肝の病証が多いように認識する。肺の病証は見たことがない。

当院ではこの類の疾患は女性スタッフが対応する。

2020/5

今回鍼灸OSAKAさんに原稿を頼まれていた。

オペの翌日から手が動かないながら、ダブレットを駆使し書き始める。

息切れも半端なく、30分座っているのが限度。

内容は僕としては可もなく不可もなくというか不満はあるが、この環境の中でよくやれたと思う。

マラソンの有村さん風に《自分を褒めてあげたい》と今回だけは思う。

この間にも医道の日本さんからコロナウィルスについての緊急アンケートが飛び込んでくる。

〇×なら良かったのだが、××につき1000字以内でお答えくださいがいくつかある

それも期限内に提出できた。

上出来だろう。

毎週火曜日は研修生の先生が参加されています。午前、午後一名ずつ。

研修生と言っても、私(杉本)よりも臨床経験が長いためこちらが学ばせていただくことが多いです。

様々なステージでご活躍されており、お話を通じてたくさん学ばせていただいております。

そして患者様に対しての接し方等々、姿勢からもたくさん学んでおります。

お二人とも共通して言えることですが、とても明るい!!!

お話してて元気をいただけます。臨床家として、とても尊敬しております。

私が感じるのと同様に患者様も会話を通じて元気をもらっているのだろうなと感じております。

人のいい所・素敵なところを見て、学び、自分もそうなれるように精進していきたいです。

ブログやチーム紹介ページを通じて皆様に紹介する機会があればなと考えております。

当院では新型コロナウイルス対策としてトップページに記載の対策を行っております。

そして先日より新たに新型コロナウイルス対策として、フェイスシールドを導入致しました。

当初はフェイスシールドが曇って視界不良になるなどの問題を感じたのですが、 慣れると問題ないですね。

ただ、本日は暑さが加わったこと、マスクの上にフェイスシールドとなるので、なかなか息苦しさを感じました。

これもおそらく慣れだと思うので、日を重ねて早く慣れていきたいですね。

感染防止にむけて、できる対策は徹底して努めてまいりたいと思っております。

昨年、一昨年は湘南医療さんに加え、常陽学園さんの専攻科の講義を受け持ちました。

今年は新たに新宿医療さんが入っております。

6月です。

なかなか微妙な時期ですね。

7月は東京栄養士会の薬膳部会。これも微妙????

後期は呉竹さんのOB会。これはなんとかなるでしょう。

ほかに特講が3つほど。

自身の塾の講義もはzoomでやるつもりですから、後期もなかなか難しいかも。

ただ、備えあれば憂いなしです。

得意分野などは眼をつぶってもできますが、そこまでルーティーンになると自分の為になりません。

臨床も同じですが、人が変われば「一期一会」

準備だけは怠らないようにしたいものです。

※地方の講義が減り、ご当地名産がたべられないので少し寂しい(オイオイそこかょ)

2020/5

更年期は医学的には閉経の前数年から始まるとされていますが、これはほぼエストロゲンの減少期と重なります。

現場の意見としては、患者さんを年代別に分けると、50歳前後の女性が最も来院頻度が高くなり、その症状を分析してみると、更年期は閉経前後5年程度はあるとみてよいでしょう。

教科書的には発汗過多とホットフラッシュを2大症状としておりますが、東洋医学の眼からならこれは熱の症状となります。

むしろ何故熱の症状が顕著になるのかといいますと、熱が出ないようにしている仕組みの崩壊にほかなりません。

崩壊とはおどろおどろしい表現をしましたが、年代的低下と言い直します。

熱を抑えるものは?考えればわかりますよね。そうです。熱に拮抗するのは水なのです。

この時期は体内の水分が貯留できなくなるのです。

つまり保湿力の低下こそが更年期の本体なわけです。その結果ホットフラッシュや熱さをコントロールするための発汗といった症状がでるわけです。

《本体は保湿力の低下》

BSなんかを見ているとお肌の潤いがなくなる話ばかりですが(今から30分以内オペレターを増員してどうたらこうたら・・・)、これは全身で起こります。

口の中が乾けば口渇、お肌もシワだけでなく痒みも出ます。

筋肉、靭帯から水分がなくなれば、ことさらに硬くなり、腱鞘炎、五十肩。

腸内の乾燥は便秘に、陰部の乾燥は膀胱炎を引き起こします。

本体の保湿力低下で、結果熱症状なら心悸亢進、不眠、頭痛、眩暈、寝汗も出るでしょう。

それゆえ「更年期は症状のデパート」と呼ばれるわけです。

専門家の私たちは、このような症状と毎日向き合います。

保湿(滋陰)と熱を取る(清熱)をツボを主体に治療していきます。

ご安心ください。

2020/7

乳頭出血は文字通り乳首から出血することで、乳癌の一症状であらわれることがある。

「乳癌はしこりを」という自己判断はしない方が良く、伴うしこりを伴わないで出血するケースもある。

乳頭出血は、乳管内乳頭腫などの良性のケースが多いものの、非浸潤型(転移しないタイプ)の乳癌のケースもある。長期に放置すると転移癌以降もあり得るので早めの検査をお勧めする。

鍼灸では陰虚血熱が多く、乳頭の裂孔、乾燥、疼痛などがある。

まれに肝鬱化火や湿熱鬱積などもある。

論理的には気虚や下陥でも起きそうだが、未だかつて診たことはない。

出血を止めることは難しくないが、非浸潤型癌の可能性もあるので、まずはマンモグラフィーでの検査がお勧めする。


※新着時期を過ぎると左サイドバー《更年期いろいろ》に収められています。

前にお話しましたが、更年期の本体は東洋医学からみたら保湿力の低下、体内水分量の減少にあります。

体のどこにその保湿力の低下があらわれるかは人それぞれ、上だったり、下だったりかなり凸凹しています。

仮に泌尿器系に顕著にあらわれたとしましょう。尿中の水分が少ないので尿は当然に濃くなります。

尿量が少ないので膀胱に一定量溜まるまでに時間がかかります。これにより尿が遠くなります。

適度な水分は体内の熱に拮抗してています。いわば冷却器の役目をするわけです。

水が少ないと、この水に冷やされない熱が、ほてり、ホットフラッシュになります。これも以前お話しました。 

泌尿器に影響すれば熱により機能亢進状態を作ります。

機能亢進状態では各機能の回転速度が上がる感じです。

よって尿が濃い、少ない割に頻尿ということになるわけです。

この状態だとちょと我慢したたげで痛みが出ます。

強い痛みというより、鈍い感覚を伴います。

簡単にいうと更年期では水の生産力の低下⇒熱状態が背後にあるため、炎症予備軍的資質が現れてくるということです。

尿が濃くなっても尿が遠い場合は心配いりませんが、頻尿になってきたときは要注意です。

我慢は禁物です。

また更年期では膣、尿道周辺も乾燥するため、細菌感染を起きやすくなるという点も見逃せません。

水分を益す滋陰治療に炎症を抑える清熱を加えます。

中極、中封のツボはよく使います。

今日は月に2回の日曜診療の日でした。

落ち着いた雰囲気の中、治療に携わることが出来ました。

本日は母の日でしたね。

そういえば先日ブログでお伝えしたカーネーション、実家へ届いたとのこと。

毎年店を変えているため、その年によっては自分の好みにあわないこともあるのですが、今年は個人的に満足。親も喜んでいるみたいで何よりでした。

口下手ですし恥ずかしい気持ちもあるのですが、感謝の気持ちだけは人に対してきちんと伝えたいと思います。

どうでしょう?やはり花っていいですねー。

GWが明け、本日からさくら堂は通常営業でした。

さくら堂への出勤の4日ぶり。

GW中もお花の様子が気がかりであったためまずはお花の水をやりに。

昨日は大雨でしたが、快晴も続いたためかお花はお疲れの様子でした。

ただシソがしばらく見ない間にかなり成長してます!

シソってこんなに育つのですね。

今日お見えになった患者様が「持って帰っていい?」とのことでシソの葉をもってかえっていただきました。

写真はその後のシソの様子。かなり成長していますよね。

最初は順調に育っているのか不安だったのですが、どうやら順調そう。

お花のお世話をして、自分が植えて枯れていない唯一の植物。愛着もひとしおです。

今後も枯らすことなくお世話をしていきたいと思ってます。

湯液は生薬を組み合わせたもの、一般にいう漢方薬のことです。

薬膳は手に入る食材を中医学の考え方で組み合わせたお料理といったところでしょうか。

もちろん生薬を使用することもありますが、基本は私達が日頃食べている食品が主体です。

中医学版機能性食品といっても良いでしょう。

例えば体がほてる、顔が赤い、咽喉が渇き水分が欲しいとなれば、体温の高低(体温計測)を問わず、体に熱邪があると考えます。そこでこの人は熱証であると定義します。

漢方薬なら清熱薬、たとえば白虎湯などを、薬膳(食品)ならキュウリやトマトやスイカを食べようとなるわけです。

一見同じ方法論なので効果が同じように見えます。

しかし、この話には生薬と食品の本質的違いという視点が抜けています。

○生薬は薬効が高く、栄養価が低いという特徴があります。

○食品は逆に栄養価が高く、薬効が低いという特徴があります。

この特徴から生薬は薬として用い、食品は日頃から食べることができるわけです。

ちなみにこの中間に位置するのが薬味(やくみ)です。

では食品を薬的に用いるにはどうすればよいのでしょうか?

答えは量的増大、つまり薬効が低い分大量に食べなけばならないのです。

熱邪をさばくなら、自身の感覚ではキュウリなら10本、スイカなら大玉一個ぐらいは必要です。

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