〒242-0021 神奈川県大和市中央3-8-26 杉中央ビル1階

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20.13/8 ロンドン

2013年の夏はロンドンで過ごす。ここは地下鉄が発達しており、動きやすい。郊外へのツアーも充実しており、半日ツアーがごまんとある。東の外国人が多く住む地区の安宿で2週間滞在した。

老舗百貨店ハローズに行って驚いた。何だこのエジプト仕様は???大英帝国に喧嘩を吹っかけているようだ。

これが世界の金融を仕切るシティー地区か????凄過ぎて近づけない。

なんだかんだいって、凄い社会資本の蓄積を感じた。

私は感性が悪いのだろうか、この石の塊の前では何も感じなかった(笑)

 フランス・パリ

パリの街にはカフェがやたらに多い。 
19世紀ですでに三千を超えていたというから驚き。

パリのカフェの特徴はオープンテラス式で間口が広い。歴史的には文学カフェ、政治カフェもあるが、現在はコミュニュケーションの場という意味合いが強い。

ほんとうにおしゃべりな人たちだと感心する。

わが国の近代における国際デビユーは、ここパリの万博であった。

その随行員のひとりが、かの渋沢栄一である。 

 

シャンゼリーゼ通りやエッフエル塔は派手過ぎて趣味に合わない。ただモナリザ、ベルサイユ宮殿、オペラ座は一度見ておくほうが良い。

夕方のセーヌ川沿いは情緒がある。こんなに恋人同士の散歩が似合う場所もそうはない。

地方に行くと、さらにこの国の懐の深さを感じることができる。

個人的には微妙に暗いノルマンディー地方が好みである。

第2次世界大戦最大の激戦地、連合軍の『ノルマンディー上陸作戦』の地である。

ブロバンス地方は、緑がやや薄く、黄緑で、枝がいつも微妙に揺れている感じがする。そのためか空気がぼやけている。印象派の感覚が始めて理解できたような気がする。

フランスの中にF1グランプリで有名なモナコ公国がある。コンクピットに立ってみたが、すり鉢型で意外なほど狭い街だ。古館一郎の絶叫が聞こえそう。

その地方、その地方がプライドを持って生きている、そんな印象を強く受けた旅であった。 

ロシア・バイカル湖

 摩周湖を凌ぎ、世界一の透明度を誇るバイカル湖。シベリアの南方にある。バイカル湖の湖畔に位置する街がイルクツークである。手始めに中洲にあるオリオン島を尋ねることにしよう。ランプの宿があるらしい???

地元の人にオリオン島まで何時間かかるか聞くと、『4時間』と答える(多分??)。実際には13時間かかった(速度の遅い船に乗ったらしい)。

日本でいえば琵琶湖の中洲まで13時間かかったようなものだから、如何に大きいかがわかる。(約琵琶湖の50倍近くの大きさです) 淡水だというのにアザラシがいるらしい。その深さは最深1500㍍以上にも及ぶという。

進化の過程を見るにはパラガゴスと並ぶほど貴重な領域らしい。

その間、ずっとずっと同じ風景が続く。海にしか見えなし、湖岸の山々も延々と同じ色合い、同じ高さが続く。30分ほどで飽きる。

圧倒的な自然の大きさである。 そうこうしているうちに、いつも見る日本

 

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圧倒的な自然の大きさである。 そうこうしているうちに、いつも見る日本mos2.jpgの自然はかなり人工的だということに気づく。

別の言い方なら良く手入れされている、例えば、京都の竜安寺の置き石や、自宅近くの目黒川沿いの桜に自然美を見てしまう自分に気づく。

比べてここの自然はそのスケールがケタ違いで、数十時間も変化しない。

ただただ圧倒され、怖ささえ感じてしまう。このような自然と対峙するなら、それに抗する発想は生まれない。

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12才程度の男の子が125ccのバイクを運転している。法律がないのか?牛がいるけど柵がない?発電機はあるけど2年前から使っていないらしい。ウーン??混乱のままモスクワへ飛ぶ。

ロシア・モスクワ 
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 いつの頃から赤の広場の軍事パレードが気になっていた。戦車やミサイルを交えての行進は見る者を圧倒する。しかし、実際に見ると意外なほど狭い。北京天安門の広場の1/3もないだろう。

大きさは期待はずれだが、その美しさには眼を見張る。

本当に綺麗な広場である。 個人的にはナポレオンが世界最高の広場と謳ったベネツァのサンマルコ広場より綺麗だと思う。(ナポレオンはモスクワに行った??、途中まで??)。

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その背後にはクレムリンがある。凄いシュチュエーションだ。

ついでにKGB本部も尋ねてみる。見かけは何の変哲もないビル。中に入りたかったが勇気がない。捕まったらどうしよう?(−つかまるわけがないのだが−)。この発想はきっとハリウッド映画の見過ぎなのだろう。


今でこそ資源大国として頭角を現してはいるが、僕が行った頃は苦境の真っ直中にあった。

給料の遅延、現物支給は半ば常識化し、市民は街角で物売りをしている。テレビ、犬、椅子などなどど…。社会主義から資本主義への移行期特有の苦しみだろう。

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 五日間ほど過ごした。地下鉄が発達して、非常に動きやすい。当時モスクワの地下鉄には一切の広告がなく、壁には彫刻が施されている。美術館、劇場も建物自体が芸術の域に達している。本当に本当に綺麗な街である。今後、広告で溢れる街にならないことだけを祈る。昨今、世界中で街の多様性が失われてゆく。残念でならない。 

ほぼ海抜ゼロ地帯にある中世国家都市ベネチアは、不思議な街である。

ナポレオンをして世界で一番美しい広場と言わしめたベネチアのサンマルコ広場、を始め中世繁栄の遺産は、見るものを圧倒する。

しかし決して陽気が漂う街ではない。どちらかというと陰の街である。百年後には埋没してしまう悲哀がそう感じさせるのだろうか。

どことはなしに影がある。個人的には栄光の残骸にしか見えない。

 
 イタリアという国は面白い。たとえば「この銅像は××のレプリカですよ、ただし造られたのは500年前です」、という類の話がよく出てくる。500年前のレプリカがその辺に縄も柵もなく無造作に存在するのが凄い。さすがはローマ帝国だ。悠々とした歴史の長さと世界最高峰の土木建築国家のふたつの意味で凄い。

日本なら絶対に《立ち入り禁止》の立札があるだろう。

先の話しが、銅像ではなく、建物ならきっと人が住んでいるに違いない。石文化とはこういうものなのだろうか?
何よりこの民族は正確さに欠ける。サンマルコ広場から船で向こうの島に渡ろうと思い、乗船場に行き、何番の船に乗るかを尋ねる。

3番といわれたから、№3の船に乗り込む。

船はその島と反対側に行き、

しまいに陸の陰もなくなり、

海しか見えなくなる。

たくさんいた客も、途中の島に下船し、残るは4人。

日も暮れ出し、不安が込み上げる。意を決し、次の島で降りる。「無人島??」「人影がない??」5分ほど歩き、食堂を見つける。「北京飯店」という漢字表記の看板である。店主に、漢字と拙い中国語でサンマルコ広場への戻り方を教えてもらう。
イタリア人は適当、よく言えばおおらか。それにしても中国人はどこにでもいる。

ローマ、ミラノ、フィレンツェ。この国の何かを感じるには後4,5回必要だろう。

 ボスニア・ヘルツゴビナ モスタル

89年ベルリンの壁崩壊は、東欧諸国の民族運動に火をつける。

ある意味でその最大の被害国はボスニア・ヘルツゴビナであり、最大に激戦地がここモスタルである。

この街は、旧ユーゴスラビアの中でもイスラム色が強い街であり、オスマントルコの影響が色濃く残る。民族的には南スラフ系であるが、国内では他宗派も少なくなく、宗教の違いから紛争が絶えない土地でもある。

90年代の独立運動は内戦に発展し、イスラム、カトリック、正教が入り乱れ、 最終的にはNATO軍の介許してしまう。現在も建物の壁には銃弾の後が生々しい残る。 

ここには世界的有名なアーチ型の石橋がある。互いの交流を促す橋として、民族の橋という別名があるくらいである。

またその橋の上から川に飛び込めないと、一人前の男と見なされない、という風習があるらしい。ということは私のように高所恐怖症は一人前の男でないということか

クロアチア・ドブロブニク

アドリア海の真珠と呼ばれるこの街は本当に美しい。13世紀以後都市国家として栄える。俗に言う要塞都市でもある。とくに夜景は絶景である。歩いていると妙にベネチアに似ていると思う。そういえばベネチア共和国の支配下にあったこともあるよな?? 

目抜き通りのカフェでお茶をしていると、スラフ系と他の民族の違いがわずかだがわかってくる。

ヨーロッパで3番め(確かそう??)で古い薬局もある。

もうひとつの顔はエコの街である。数百年も前から徹底的にゴミの管理をしてきた。

クロアチアは先の紛争から見事に立ち直る。スラフの優等生といったところだろう。

キラキラした海と見る者を夢の国に誘う。

プリトヴィツェ国立公園はヨーロッパの九賽溝と呼ばれている。

この周辺はヨーロッパでは珍しく水が飲める。

自然の豊かさは、人の感情を豊かにするようだ。

とても穏やかな人々が暮らす街であった。 

 ニュージーランド・マウンテンクック

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ニュージーランド最高峰マウンテン、クック。

富士山に似るその美しさには、それはもうひれ伏すしかない。数年前の夏

に行ったの だが、草木の生い茂った草原から万年雪の頂を望むなど、そ

れだけでも極楽の世界だ。あまりの美しさにとろけていましそう。

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あたりまえだけども、歩けど歩けど、なかなか麓まで辿り着かない。 それがまた面白い。途中に小川があり、小山がある。妙に大きな岩もある。湖畔は深いグリーンで神秘的。この感覚は久し

ぶり、もしかして初めてかもしれない。

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途中かわいい猫を発見する。飼い猫でもあるまいが、体重5〜6㌔はあ

る。人なつっこく、30分ほどマッサージをしてあげる。もちろん免許(国家

資格:按摩マッサージ指圧師)持ちである。


知っての通り、この国は人より羊の数が多いと言われる。本当に人が少ない。

隣のオーストラリアと比較され「地下のオージー、地上のニュージー」と呼ぶことがある。

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これはオーストラリアには石炭などの地下資源が多いのに対して、ニュージーランドには羊を筆頭に豊富な農産物が取れるという意味である。
車で走ると、道路にポッサム(袋きつね)という小動物の死骸がある。本来オーストラリアか ら輸入したものが、爆発的に増加したものらしい。夜行性動物であり、車のライトを見ると固まって動けなくなるらしい。これが高級セーターなどに化ける。

雄大な自然を目の当たりにすると、人はおおらかなになる見本のような国であった。

 オーストラリア・パース

パースは西オーストラリアの州都である。

世界最南端の百万都市、オゾン層の破壊の影響をもろに受けた街、皮膚ガンの多い街といった方が通りがよい。

1週間ほどの滞在である。海が隣接した綺麗な街であった。

街の印象より、人の印象が強く残る。皆やたらに運動している。ジョギング、自転車など、ストイッ

クなまでに運動している感じ。かなり健康への意識が強そうだ。

この健康意識は、ある意味危険の裏返しである。

オゾン層の破壊は、この国だけの問題なのだろうか?世界の枠組みで協力しあう問題だろう。

個々の人が何をできるかが切実で最も大事な点。 

話を戻そう。

イルカを見に行く現地ツーアーに参加。英語がうまく聞き取れず、浜辺でサンオイルを塗ったら、

イタリア人に叱られる。ツアーといってこの間の走行距離200キロ。

この街は陸の孤島か もうやだ~

運転手は交代制、暇な方の運転者がフランス女にナンパを始める。陽気だな??陽気はどうで

もよいが、とかく、冷房を効かせすぎ、寒い寒い

夏なのでこちらも薄着、仕方なく窓のカーテンを巻く。隣のシンガポール系中国人は、途中から

悪寒をしているようだ。

とにかく、明るく、でっかく、陽気で、基礎代謝がよいオーストラリアの人々でした。 

 

 

沖縄

沖縄には4,5回足を運んだ。ここの海はとくに好き。シュノーケリングを初めてしたのもここ沖縄。琉球大学の学生が治療に来たり、不妊鍼灸を行うところが少ないのか西表から来てくれた患者さんもいる。

竹富はとくにお気に入り、初めて行ったとき、こんなに気持ちの良いところがあるのだろうかというくらい感動をおぼえる。

気候、海の綺麗さは文句なし。食事も南方中国のそれと似ており口に合う。家や墓の造り、豚肉の使い方などは江南を思わせる。ソーキそばも好き。

かつて琉球王国は東南アジアの貿易国として名を馳せた。中国明代の初期、北方民族の襲来に備え、琉球から馬を輸入したという記載を何かの本で読んだことがある。

ただ、私的なことだが・・・渡嘉敷で岩の上から落ち骨折する。初めての骨折であった。

昔からアメリカは何故か苦手。強きを評価し、弱きを切り捨てる感じが苦手。ランボーを見ているとランボー自身がテロリストにしか見えない。

ただハワイは好き。

湿気が少なく、寒暖の差がなく最高に良い。

夏の夕方から夜の涼しさは、湿度の高い国から来た者には至福の時を約束してくれる。

物価は決して安くないが、国内にいることを思えば、同じ程度という感じだろう。

日本語が比較的通じる安心感も嬉しい。

ワイキキにはやたらABCストアーが多い。神田の歩くときのドトールのようだ。

最近はドンキホーテが進出し、ウオールマートより安く買えるようだ。

フィジー

実は一度だけ行ったことはあるが、ここの海をみたことがない?????

日頃の行いがよほど悪かったのだろうか、数十年ぶりの台風に出会う。川は氾濫し、道は寸断され、2階上浸水。それでホテルから一歩も出られなくなる。

最高のビーチをもつフィジーと聞くが、行ったのに見ていないという不思議を体験する。

お疲れ様です。金澤です。

2月11日〜14日まで香港研修をして参りました。

さくら堂を休診にして患者さんにご迷惑お掛けしました。

感謝お詫び申し上げます。

患者さんから遊びでは?と疑われることもありましたがちゃんと某総合大学の中医科で鍼灸治療、小児の頭針、調剤部、特別養護老人ホームでの治療を拝見しました。

その他に治療学の本を探しに何店舗かの書店を回ってみたり、香港の文化を知るために色々な場所を回ってきました。(観光です笑)いや見聞を広めるためです!!

日程的に限られた場所のみの行動でしたが、交通機関の利便性はかなり良く、日本と比べると安かったと感じます。

海外に出ると日本とは違う文化に触れられます。

そして日本の良さも改めて感じます。

日本で当たり前のことが海外だと当たり前ではない、当たり前の事に慣れると感謝を忘れることもあります。

たまに海外に行くのも良いことですね

有意義な時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございます。

~院長より~

この企画は金子は引率者として同行しました。

香港は実に20年ぶりぐらいでしょうか。

7回めか8回目ですが・・・

昔は九龍から香港島まではフェリーしか交通機関がなかったことを考えると、その発展は驚くばかりです。

皆に無法地帯だから九龍城には絶対近づくなと言いましたが、それ自体がすでになかった(* ´艸`)クスクス

快く迎えてくださった友人のD中医師(助教授)には感謝申し上げます。

 不仁

 中医学では知覚麻痺(しびれ)を「不仁」という。つまり仁がないことだといっている。仁は儒教の核になる思想を集約した一語である。
 この場で仁の説明に入ると3年はかかりそうなので止めておく。
 ただし医学という、本来あるべき姿より限定された形で用いるときには、仁は「痛みを察する心」といった意味になる。そこでしびれを「自分の痛みすら感じない」という意味で不仁と呼ぶわけである。
 日常生活で「人の痛みを察する心」がないということは、ともなおさず人の気持ちを推し量る能力に欠けるということである。これは医学的不仁ではなく、日常的不仁である。それを古来日本では「仁は人なり」「仁徳は人徳なり」ゆえに「不仁は人徳なきをいうなり」という。
 自分にあっては素直でいたい、他にあっては無礼、粗暴でなきよう努めたいものである。

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