夏の過ごし方・睡眠編

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お疲れ様です。金澤です。

 

寝苦しい季節になりましたね(>_<)朝も昼も夜も汗はお供ですね(*_*;

 

厳密に言えば今はエアコンがあるから常にお供ではないかもしれません

 

夏は暑いです(*_*;熱が籠ります(*_*;汗をかきます(*_*;

 

この暑さに抗することが出来なければ熱中症のような症状を起こしやすくなります。

 

飲食や空調などの外から熱を下げる方法もありますが、身体の中から暑さに抗する身体を作ることが夏を乗り越えるためには肝要になってきます。

 

その一つの方法として「睡眠」が大切になってきます。

 

東洋医学では、睡眠には大きく分けて2つの効能があります。

 

@潤す作用

睡眠中に身体の陰・血(身体の保湿する力)が育まれます。この陰・血に身体を潤す効果や養う効果があり、しっかりと睡眠が取れていると身体の陰血が充実して暑さに対して抗うことができます。

 

A冷ます作用

睡眠のもう一つの効能は身体の熱を冷ます役割があります。

暑さによって身体の中に籠った熱を夜間の睡眠で取り除くことをしてくれます。

車などに搭載されているラジエーターをイメージして頂けたらと思います。身体にもラジエーターと同じように熱を冷ます作用を持っています。

 

睡眠中には、このような働きが東洋医学視点ではあります。いつの時期も睡眠は大切ですが、特に暑い時期は意識して取るようにしてください。特に夏に体調が悪くなる人は!

 

夏は寝苦しくなりやすい時期で睡眠時間や睡眠の質が落ちやすくなります。

なるべく寝やすい環境を整えて睡眠の質、時間をとり、身体の中から暑さに抗する身体を作っていきましょう(^^)/

夏の過ごし方・食事編

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お疲れ様です。金澤です。

 

夏のイメージは暑いですね!そこに関連づけると冷たい飲み物、アイス、海やプール、エアコン、概ね冷たいなどの連想するものが挙がってきます(-ω-)/

 

暑い日にキンキンのビールやアイス美味しいですね笑

 

養生には冷たい物には極力気を付けましょうと言いますが、それはなぜでしょうか?

 

東洋医学の考え方で臓腑の脾陽(ひよう)を損ないやすいからです。脾とは消化器系と考えてください。陽とは温める力、お腹の活動力を指します。

 

この脾陽の力を落としてしまうのが冷たい物になります。お湯に冷水を入れると温度が下がってしまうのと同じでお腹に冷たい物が入ると陽の力が落ちやすくなります。

 

初期段階であれば腹痛や下痢、浮腫みなどが多くみられますが、長期化すると消化する力や食欲が落ちる、食べたくないといった、いわゆる夏バテに移行しやすくなります。

 

とはいっても冷たい物が恋しくなる時期です。笑

それは僕だけですかね?!

 

冷たい物を取ったからといって、すぐに脾陽を損なうことはありません。冷たい物でお腹が冷えて急性の腹痛、下痢の症状が出ることはあるかもしれませんが…

 

人によって脾陽の強さは違いますが、@頻度、A量が大切になってきます。

 

@頻度

暑くなると冷たい飲み物、冷たい食べ物(アイスなどのお菓子や食べ物)を口にする頻度は高くなります。冷たい物がお腹に入る頻度が高いと脾陽が回復せずに落ちてきてしまいます。

 

A量

頻度と比例する部分もありますが暑いと汗をかきやすいので水分量は増えます。おまけに冷たい飲み物を暑い時期は好むと思われます。冷たい物の量が多いと陽気を消費する量も多いのです。

 

夏の時期になると他の季節より冷たい物の量、頻度も増える傾向にあります。

 

冷たい物の影響で夏バテ、食欲が落ちてしまう方もいらっしゃいます。夏バテしてしまう方で当てはまるようでしたら頻度、量を意識してみてはいかがでしょうか?

 

僕も食欲落ちてきたなと思ったら先ずビールの量を減らすようにしてます笑

暑い時期に入ったので上手く乗り切りましょー(^^)/

不正出血(崩漏)2

R1,7/23

前回の引き続きになります。

前回→不正出血(崩漏)

 

今回は不正出血を東洋医学視点でみていきます。

崩漏は女性の非周期性の子宮からの出血を指す。急激に発症し出血量は多く、甚だしければ激しく下に注ぐようなものは「崩」という。発症の勢いは緩やかで出血量は少ない、ポタポタと途切れないものを「漏」という。

「崩」と「漏」は単独で出現することもあり、または同時に出現することもある。たとえば血崩が長期に続けば気血は大きく衰え出血量は少なくなり「漏」に変わることもできる。「漏」が長く続けば病の勢いは加重し「崩」を成すことができる。故に「崩」と「漏」を二者交えて呼ぶ。

多くの原因は衝脈、任脈(子宮と繋がる経絡)調節と留めておく力が落ちることで起きる。

 

実証タイプ(余剰型)

主症:非周期性出血、量は多く色は鮮紅、或いは紅紫、或いは血塊を帯びる、腹痛があり触るのを拒む

兼ねる症状:オリモノが黄色、口の乾き、便秘

治療方針:清熱涼血(血の熱を取り除く)

 

虚証タイプ(不足型)

主症:にわかで激しく下血或いはポタポタと長期に止まらない、色は薄くサラサラである

兼ねる症状:めまい、耳鳴り、鼠径部の冷痛、腰のだるさ、便が緩い、寝汗

治療方針:益気止血(気を増やして止血する)

 

実証タイプは血に熱が加わることで起きる病態である。本来、留めておくべき血が熱の動性によって崩れるように出血するイメージを持って頂くとわかりやすいと思います。

 

虚証タイプは気の固摂(こせつ)固めて留めておく力が落ちることで漏れ出てしまうようなイメージを持って頂くとわかりやすいと思います。

 

子宮は血を溜める時期と排出する時期(生理時)があります。溜める時期に血に熱が加わることや気の固摂作用が働かないと崩漏となることがあります。

不正出血(崩漏)

R1,7/22

中医疾患シリーズ

今回は不正出血です。中医用語では崩漏(ほうろう)と呼びます。

 

不正出血とは

生理時期でないのに膣や子宮、外陰部から出血することを指す。

現代医学ではホルモンバランスが崩れていることや何かの疾患が原因になっていることもあります。

 

不正出血の原因

器質性出血:何らかの疾患が元になって出血が起きる

機能性出血:ホルモンバランスの乱れによって出血が起きる

 

ここで重要なことは器質性か機能性の出血なのか、まずは鑑別が必要となります。器質性の場合、原因の特定が先決になってきます。原因の特定と、その治療、または併用で鍼灸治療も選択肢に入れる方がベターだと思われます。

 

機能性出血はホルモンバランスの乱れと書きましたが具体的に挙げてみます

・ストレスによるもの

・疲労によるもの

・中間期出血(排卵時出血)

・思春期によるホルモンバランスの乱れ

・更年期によるホルモンバランスの乱れ

このような事が挙げられます。

周期の時期や年齢、その時の身体の状態などの影響がホルモンバランスを乱す原因になるということになります。ざっと現代医学の概要を書いてみました。本題の前置きが長くなりました。

次回、東洋医学でどのような診方をするか書いていきます。

お腹が減るということ

R1,7/18

お疲れ様です。金澤です。

 

蒸し暑くなりましたね(>_<)身体がついていきませんね!

 

今日は「お腹が減る」ことについて

 

治療中に朝・昼・晩三食食べてますか?と聞くと大体の方は食べてます。というお答えを頂きます。

中には2食や1食の方もいらっしゃいますが話がズレるので置きます(-ω-)/

 

そこにもう一つ付け加えます。お腹が減って食べたいという欲求があって食べるか?と聞くと意外と少ないものです。

 

お腹が減ったら食べられる環境であれば問題ないかもしれませんが、そうでもないことが多いということなのしょう。または一人でなければそうもいきませんからね〜。身体からお腹減ったサインが来る前に食べておけばサインが出るのは遅くなりますからね☆

 

お腹が減るということを別視点で書いてみます

お腹が減るということは

・胃腸が飲食物を受け入れる準備が整ったといこと→内容物がない状態なので胃腸が疲労しにくい

・胃腸の消化を十分に発揮しやすい環境→気血生成の効率が良い

・消化をしっかり終えて胃腸が休みを取り終えましたよというサイン→胃腸運動後の回復

このような視点でも取れます

 

反対にお腹が減るサインが出ないで食べると考えられることを書いてみます

・胃腸の準備が整っていないで食べ物を取ると胃腸は休まりません。→胃腸の疲労(気虚)。→胃腸の張り(気滞)。溜まる(食滞)。

 

・消化から吸収過程での気血の産生力の低下(気血の不足)。→疲れやすい、長期化すると体重減少。もしくは余分な水分の貯留(内湿)。体重の増加、お腹につきやすい傾向。

 

人によって消化スピードの違いや、その時の状態で消化能力は変わってきます。

食べることだけが気血(エネルギー)を産生させることではありません。受け入れる身体の状態も気血を作る大事な要素になります('ω')身体の声を聴くのも大事なことです。

 

梅雨から夏にかけて胃腸の疲れが出やすい時期になります。このような考え方もあると頭の隅に置いてみてください。

 

おしまい

帯下(おりもの)

R1,7/13

疾患別シリーズです。

今回は帯下(たいげ)です。俗に言うオリモノになります。

 

帯下は女性の陰道の中から流出する粘り濃い液体であり正常時と比べ増えることをいう。

原因として気血の消耗、或いは湿熱(余分な水に熱を帯びている状態)が下り、女性器と関連する経脈、経絡の生理機能が一時的に落ちると起こることがある。帯下の色が白く量が多く、或いは色、質、においの異常あるいは腰のだるさや腹痛などの症状を伴う時は帯下病と呼ぶ。

 

タイプ別

実証(余剰型)

主症:帯下の量は多い、色は黄緑で膿のよう、または帯下の中に血が混ざっている、または混濁して米のとぎ汁ようで臭いがきつい

兼ねる症状:下腹部の痛み、陰部の痒み、口が苦い喉が乾く、小便は短く赤い

治療方針:清熱利湿(余分な熱を取り除き水はけをよくする)

 

虚証(不足型)

主症:帯下は薄く透明、量は多く色は白い、無臭、途切れることなく出続ける

兼ねる症状:食べる量は少なく便は緩い、精神疲労

治療方針:益腎健脾(腎と脾の機能を高める)固摂滞脈(留める力をつける)

 

実証の場合、感染症や炎症でみられる徴候でもあります。まずは病院で検査することが無難であるでしょう。それでも続くようであれば実証タイプの治療を行います。

 

虚証の場合、気の作用の固摂(留める力)や気化(飲食物を気血に転化する力)が落ちている状態になります。この場合、気を補いやすいツボを中心に組み立てていきます。

 

東洋医学でいう中焦から下焦、分かりやすく言えば消化・吸収・水分代謝・排泄の機能が落ちて陰道に影響を及ぼすと、このような症状もでるということになります。

乾かない。

R1,7/2

お疲れ様です。金澤です。

ジメジメしてますね。ジメってますね(´-ω-`)

治療院の洗濯物が乾きません( ゚Д゚)

 

湿度が高いと布についた水が蒸発してくれないんですね…

洗濯物だけではなく、身体も乾きにくい状態かもしれませんね。

湿度が高いと皮膚表面についた汗が蒸発しくくなり水分代謝が悪くなります。

 

皮膚から水分の代謝を行っていたルートが外の湿気で発散できなくなってしまうと、身体に水が留まります。主な症状として、身体が重怠い、浮腫み、頻尿あたりが皆さん感じやすいと思われます。

 

ここで一番の対処法は汗をかかせることです。日常生活で汗をかく程度ではなく、運動などで巡りを良くさせて汗を出すことが大切になります。

巡りをよくさせることによるメリットをあげてみます(^^)/

 

・巡りが良くなると身体の中で熱を生産します。この熱が水を捌いてくれます(水分代謝)

 

・巡りをよくさせると体内の水の偏りがなくなります。水は下半身に溜まりやすく下肢中心の症状が出てきやすいので(浮腫み、頻尿、下肢倦怠感など)偏りがなくなると下肢症状が取れやすいです。

 

・巡りを促すと気の推動作用(押し進める力)を補助してくれます。普段から浮腫みやすい方や冷えやすい方などは気の巡りが悪い傾向なの巡りを促してあげた方がよろしいかと思います。

 

どうでしょう?少し巡りを良くしてみたくなりませんか?笑

なかなか習慣化していないと運動まではできないと思います。なのでお風呂でしっかりと湯舟に使って汗をかくことはしてあげてください。

 

梅雨もあと少し?乗り切りましょーヽ(^。^)ノ

疝気

R1,7/1

疾患シリーズ。今回は疝気(せんき)です。

 

疝気は一般的に鼠径部あたり痛みを指し、睾丸、睾丸腫大の痛みを引き起こす疾病である。

古代文献の記載では、疝気の範疇は比較的広く、疝の名称は多数あるが本節の主要討論は睾丸の疝の弁証(タイプ)と治療である。本病の原因は一つではなく、病機は複雑で、怒りや疲労、寒湿、痰熱、気虚下陥などで引き起こすことがある。

 

タイプ別

実証(余剰型)

睾丸は腫れて痛み引き攣れる、痛みは鼠径部の方に引き伸ばされる、甚だしければ胸肋まで攻め上がるものは寒疝。冷えによるタイプ。

陰嚢(玉袋)が赤く腫れ、灼熱がある。睾丸が張って墜ちる感じで拒按(触れること拒む)は熱疝である。熱によるタイプ。

 

虚証(パワー不足型)

睾丸の一方が肥大して下がる、立つと物が落下したように痛む、寝ると腹に入り込み、上に行ったり下に行ったり、痛んだり止んだりする、重症者は手で押し込まなければならない。

 

臨床上では以下の様に分類する。

1)体腔内容物が外に突出すること(鼠径ヘルニアなど)

2)生殖器・睾丸・陰嚢部の病証を指す

3)腹部が激痛し、これに二便が通らなくなる病証

 

疝の発病は肝経と密接な関係があり、肝経のツボを中心に反応が出ることがあります。

このような症状があれば一般的に病院に行かれることが多いかと思われますが今回はチョイスしてみました。