魔窟に潜入2

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お疲れ様です。金澤です。

 

前回の続きになります。

 

3階にある東豊書店さんの入り口です。入り口の外にまで本が積まれています。本の山でした…汗

東豊書店3.png    

店主らしき人がいたので

自分:「やってますかー?」

店主:「…」無言。言葉なしで親指で入れとの合図。

 

最初からパンチの効いた感じでした。笑

中は本だらけ、古い本特有の匂い、天井いっぱいまで積み上げられた本、通路は横にならないと通れない所も。通路に幅がないので上の本を見上げるのも大変。おまけに横に積み上げられているものもあるので、どうやって引っ張りだすのだろうと疑問も湧きました。笑

 

小一時間ほど居座ってお目当ての本をゲットして帰りました。

 

普段いく本屋さんは綺麗、本が見やすく陳列されているのでギャップが感じましたが、あまりない経験をさせて頂きました。

 

初めて行きましたが、長年続いていたお店がなくなるのは寂しく感じますね。歴史を感じるお買い物になりました。ありがとうございました。

東豊書店2.png

泄瀉(せっしゃ)

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タイプ別疾患シリーズ。今回は泄瀉(せっしゃ)です。

 

泄瀉とは大便の回数が増えることを指すのであり、糞質は溏薄(薄くドロドロしている)か未消化便で甚だしければ水様に至る、ことを言います。

 

泄と瀉の単体での意味は、大便溏薄を゛泄゛といい勢いが緩いもの、大便清稀(サラサラで水分量が多い)を゛瀉゛といい、水様で勢いが急なものをいう。

 

余分な水(寒湿や湿熱)や脾胃の生理作用の失調(消化器)が主要の原因であり、消化吸収が上手くいかず腸に流れ、瀉となる。

 

夏秋の季節に急性の腹瀉は多くみられ、慢性の腹瀉の原因は脾胃がもともと弱いもの、慢性症状が中気不足(消化器系のパワー不足)を起こすもの、脾腎(お腹~下腹部)の温める力、活動力が落ちることによって起こしやすい。

 

・タイプ別

急性腹瀉

主な症状:腹痛・腹張・腸鳴・急に下す・便質は食物が混じっている・便の回数は多い

 

兼ねる症状:口渇・小便の量が少なく、黄色い・胃の上部の気持ち悪さ、もたれるような感じ

 

治療方法:余分な熱や身体に溜まった水を捌く(清熱利湿)

 

慢性腹瀉

主な症状:大便溏薄或いは食物の未消化・腹痛および飲み食べは情緒と関連する・朝起きて下す人は腎陽の不足(下腹部の温める力)からくるものである。

 

兼ねる症状:飲食を望まない・精神疲労と手足のだるさ・腹痛は弱く痛む

 

治療方法:下腹部・お腹の温める力を強める(温補脾腎)

 

清熱利湿に対応するツボは熱が溜まりやすい陽明経を使い、余分な水を捌きやすい脾経のツボに腹部のツボを使用することが多いように思います。

慢性系の腹瀉は温める力をつけるために灸を多用する。

 

急性系は食あたりや暴飲暴食など一過性で終わることが多いですが、慢性的に泄瀉が続くと気血の生成が落ち、痩せていくか太れないなどが出てきます。太れない方はには脾腎のパワー不足が絡んでいることも多く感じます。

東京の魔窟?!に潜入

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お疲れ様です。金澤です。

 

今日は潜入リポートです。ただ書きたかったので書くだけです(´・ω・)

 

興味のない方はごめんなさいm(_ _)m

 

先日、先輩から情報を頂き、代々木にある東豊書店が6月で閉店するので行って来ました。※潜入ではなく中医書のお買い物です。

 

東豊書店さんの入っている「代々木会館」は別名「東京の九龍城砦」や「東京の魔窟」と呼ぶ方がいらっしゃるそうです。東京の一等地に魔窟と例えるなんて、どんな建物なの!?と買い物に行くより建物に興味を持ちました。笑

 

とりあえず写真でみてください

代々木会館.png

綺麗なビルの中に一棟だけレトロ感が強い。笑

建てられたのは50年前の1969年だそうです。

 

とりあえず今日はここまでにしておきます。

次回へ続く…

リュウ閉

R1.6/20

今回はリュウ閉です。リュウは、やまいだれに隆です。名前ではありません。

これまた対応できないのでカタカナで失礼します。

 

リュウ閉は排尿困難を指し小便が少量あるいはポタポタ出るものいう。鼠径部が張ったような痛みがあり甚だければ閉塞し小便がでないこともある。

 

リュウは小便が出にくい、ポタポタと落ち(点滴の様)、病の勢いが比較的、軽いものの多くは腎気の消耗によって膀胱に影響して起こることが多い。

 

比較的急性系のものを閉と呼び、多くは湿熱の滞留や外傷、手術後などが原因で膀胱に影響し尿閉を起こす場合がある。

 

・タイプ別

 

実証(余分なもの)

主な症状;小便の出が悪い或いはポタポタ垂れる、下腹部が張って尿意を催す、甚だしければ痛む

兼ねる症状;喉が渇くが飲みたくない、お通じの出が悪い

東洋医学的な分類・・・湿熱や手術後など

 

虚証(パワー不足)

主な症状;下腹部が張って落ちる感じ、尿意を催すがしっかりと出ない、小便後のスッキリ感はない

兼ねる症状;腰膝のだるさや冷感、精神疲労

東洋医学的な分類・・・腎虚・腎陽虚

 

実証、虚証ともに共通することは通利すること。お小水の道を通してあげることが大切になります。

それとお小水が出にくくなるベースの原因に合うツボを刺激すること。これが治療になります。

腎経、脾経、三焦経のツボがポイントになってきます。

 

臨床をしていると湿熱や手術後(腰部脊柱管狭窄症)などでリュウ閉を起こすことは結構多いように感じます。

 

このようなリュウ閉の症状の方は、お小水が出にくいから水を飲みましょう!だと身体にお水が溜まりやすくなってしまうので気を付けてください。

顔面神経麻痺

R1,6/18

タイプ別シリーズ顔面神経麻痺です。

 

東洋医学では顔面神経麻痺を面タンと言います。(変換できないのでカタカナで失礼します)

 

主に突然発症し一側の口、目が歪み、顔面部は麻痺し板のような表現をする。どの年齢でも発症する可能性があり、比較的男性が多いとされている。

 

大多数は顔面部に冷えを受けることや睡眠中に風寒の邪を受けるなどの病歴がある。

 

現代医学の中枢性と末梢性の顔面神経麻痺に分けられ、本章は末梢性の顔面神経麻痺について書いていきます。

 

顔面神経に支配されている顔にある筋肉の運動麻痺をベル麻痺と言います。

このベル麻痺の原因は明らかになっていませんがウイルスが関与しているといわれています。

 

顔の筋肉が動かなくなったら、現代では病院がファースト選択になるでしょう。

中枢性でなく末梢性であれば薬物療法(抗ウイルス、ステロイド、ビタミン剤等)が一般的かと思います。

 

その次の選択肢の一種として鍼灸が入ってくる方が多いように感じます。

 

主に急性期が多いので急性期症状に限定して今回は書きます。

 

突然発症し一側の顔面部の板のような感覚麻痺、目が閉じられず涙を流す、口角が落ち、頭痛、耳の後ろや耳の下の疼痛などが主な症状。他に冷たい風を受ける、発熱、歯痛、中耳炎、帯状疱疹などの病歴がある。

 

東洋医学では、顔面神経麻痺の急性期は原因は風寒の邪の侵入が一番病因になります。

そして治療としては風寒の邪を取り除く治療を行います。代表穴でいえば合谷や足三里などの顔面部にまで伸びる陽明経のツボを使って行います。

 

このような考え方で顔面神経麻痺を治療していきます。

タイプ別の胃痛

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東洋医学視点の疾患タイプ別シリーズを書いていきます。

今回は「胃痛」です。

 

胃痛、または胃かん痛と呼び、胃部の疼痛が主要の症状である。

胃痛の原因は外からの冷え、生もの冷えなどを好んで食べる、思い悩みや怒りなどの感情によって胃に流れる気が滞り不通になる強い痛みのタイプと、脾胃(消化器)の力が長期間落ちると胃を栄養できずに弱く痛むタイプに大きく分けられる。

 

タイプ分類

実証型(余剰型)

・胃痛が強烈で温めると痛みが軽減するタイプは→冷えに由来する胃痛

・張って痛み、げっぷや便が腐ったような臭いがするタイプ→消化不良に由来する胃痛

・痛みが針に刺されるが如し?キリキリ痛むタイプ→ストレス性に由来する胃痛

実証の他症状

口渇、消化不良や食欲不振、便秘を兼ねることが多い

 

虚証(パワー不足)

胃の痛みは弱く痛み、温めることや、さすることなどを好む。空腹時に痛みが出現しやすく食事をとると痛みは落ちる。

胃の保湿機能が落ちている方は胃部に焼灼感を伴うこともある。

虚証の他症状

足や手が冷え寒さを嫌う、力が入らない、ドロドロ便、食欲不振

 

 

タイプによって使うツボは変わってくるのですが、主穴は足三里や内関、腹部の穴を使うことが多いように感じます。胃痛はよくみる疾患になります。

これからの時期は実証、特に生ものや冷たいもの等の胃痛タイプが多くなるので注意しながら生活してみてください。

食後困頓2

R1/6.10

おはようございます。金澤です。

 

関東は梅雨に入りましたね(´・ω・)

 

蒸し暑い日もあれば、ひんやりと冷たい感じもあり調節が難しいです。

 

汗を拭いたら可能な限り汗を拭くようにお願いします。皮膚表面の汗(水)が悪さをすることもあるので気をつけてください(^^)/

 

前回は食後困頓・食後眠くなる状態を東洋医学視点で書きました。

前回の記事→食後困頓〜梅雨に向けて~

 

原因としては脾気の力不足、もしくは身体の中の湿気と外の湿気の影響と書きました。

 

よく分からないこと言ってんなーと思われるので日常生活で具体的なことをお話します。笑

 

第一選択として、まずは食事の管理が大事になります。

 

特に炭水化物系やお酒などの水分量、油の多い食事など摂取を少し控える事をお勧めします。

 

上記のものは身体の中に湿気を溜め込みやすく、脾気の力(消化機能)を落とす要因にもなります。

 

パン、麺類など炭水化物系を主食にされている方が多いと思いますが少し抑えてください。最近思うことは血中インスリンの変動と脾、湿との関連性は強いものなのかと感じています。あくまでも主観な考えではありますが…

 

麺やパンはおいしいんですけどね(+_+)あっ!お酒も油が多いのも美味しいですよね!笑

 

湿気の多い時期はお腹の養生に食べ物の量や質(湿だけに!笑)の変化を少し取り入れてはいかがでしょうか?梅雨〜夏にかけての過ごしやすい身体を作りましょう(^^)/

 

おしまい

食後困頓〜梅雨に向けて〜

R1,6/4

お疲れ様です。金澤です。

 

ここ一カ月ほどブログさぼっていました。(>_<)

 

日付がH(平成)からR(令和)になって初ブログかもしれません。

 

令和もスタッフブログをよろしくお願い申し上げます。_(._.)_

 

令和一発目は「食後困頓」(しょくごこんとん、と読みます)

 

食後困頓とは

 

食後に疲れだるさで眠りそうな状態、或いは食事中に疲労し食事を止めて入睡してしまうものを食後困頓と呼びます。

前者は患者さんにお話を聞くとよくある症状で、後者は食事中に寝てしまうの?と思われるかもしれませんが極まれに聞く症状であります。

 

食後困頓は主に消化器系(脾)の状態によって出現してきます。

1、消化機能の低下・・・消化する力のパワー不足により昇るべき気が昇れず眠くなる

 

2、湿気の影響(外の湿気と身体の中の湿気)・・・昇る気の力はあるが気を阻む湿気によって昇れずに眠くなってしまう。

 

2つの違いは昇る力を阻むものが原因になるか、昇る力がないのが原因になるかというところになります。

 

主訴でいらっしゃる人はあまりいませんが、胃腸の状態把握もしくは胃腸からくる症状の鑑別でよく聞くことがあります。

 

食後に眠くなりますか?そんな意味でお話を振っているのです。

 

おしまい