お疲れ様です。金澤です。
うちの治療院は婦人科、不妊治療も行うので生理の事を詳細に聞きます。
生理周期、生理日数、基礎体温表、必要であればもっと具体的に聞かせて頂きます。
具体的に聞くことで臓腑の虚実、子宮内の気血の質・量を測り、方向性を決めていくものになります。
その中で今日は子宮内膜の固さのお話です。以下の事に当てはまる方
・生理初日にオリモノと経血が混じったもの(以下茶オリ)が日数が長い
・経血に塊があるか?
・生理痛の痛みが絞られるような痛み、または剥がされるような痛みはあるか?
この3点は子宮の血(内膜の柔らかさ)を図る指標になってきます。
3つ揃えば子宮内血である可能性は高いですが血は二次病理であることが大半なので1次病理の特定も並行して分析していきます。
ただ茶オリの日数が長い方には臓腑(腎・脾・肝)の虚を関連することもあります。内膜の固さによるものではないこともあります。
特定の症状=○○証とはならないのが難しいですね。部分をみて全体を考慮して、より正確な状態を把握して治療にあたるようにしています。
ごちゃごちゃ専門的な言葉を使ったので分かりづらいかもしれません。
3点があてはまる方がいらっしゃいましたら、内膜の固さが強い可能性が高いかもしれません。