片手で持てる位の買い物なのに「レジ袋の大きさはどうしますか?」と言われたら「一番大きいので。」
と言ってしまう研修生の大久保です。
「大きさどれ位ですか?」と聞くのもやり取りが増えますし、未だに正解が分かりません(笑)
さて、汗シリーズ第三弾ですね!今回は手や足裏から汗が出る症状についてお話ししたいと思います。
手足の汗のタイプは3タイプに分かれますが、どのタイプにも脾と胃の病変により発生すると言われて
います。これは中国の三国時代辺りに編纂されたとされる『傷寒論』(しょうかんろん)に「脾は
四肢を主る(つかさどる)」と書かれており、この事から手足の症状に脾や、表裏の関係にある胃が
深く影響しているのだと思います。
①湿熱タイプ
症状 :胸がムカムカする 飲食したくない 少なく濃い小便 舌の苔はじっとり黄色い 脈速い
②気虚タイプ
症状 :倦怠感 四肢の冷え 食欲がない 便がゆるい 舌の色が薄く苔は白い 脈が弱弱しい
③陰虚タイプ
症状 :喉が渇く 食欲不振 食欲はあるが食べれない 吐き気 便秘 舌の色は紅く苔少 脈速い
イメージとしましては、食べ物を受け取る胃と、栄養を運ぶ脾の働きが上記の実熱、虚弱、虚熱により
妨害され、全身に運ばれるはずだった水分が四肢に集中した為漏れ出た。となります。
と、ここで気になるのが「手に汗握る」や「手汗びっしょり」のように、精神的なものでの汗はどこに
当てはまるのか、ですが。何冊か中医書を調べても見当たりませんでした。また新たな情報が見つかり
ましたらご報告いたします!
皆で松山選手を応援しました!
研修生 大久保昌哉
※新着時期を過ぎると左サイドバー《上記に記載のない症状》に収められています。