2013/9
最近第2子不妊の方が増えている。
古典的(昔の文献)には、腎精不足が関与していると言われるが、現在は状況が変わってきたいるようだ。
婦人科を考える際、経・帯・胎・産が大事である。
月は月経の状態。
帯は帯下とくに頸管粘液。
胎は妊娠中。
産は出産や産後。
〇第1子不妊は月・帯について考察する。大なり小なり血が絡んでいることが多い。
〇第2子不妊はこれに加え、胎・産を考えなければならない。
第2子不妊になりやすいケースを挙げる。
※妊娠中:流産しかかった方、早産の方、妊娠鬱を経験した方
※出産:難産の方(現在、難産の方は途中で帝王切開に切り替えるので昔より少ない)
※産後::産後鬱の方、母乳の出の悪い方、授乳期が長い方、職場復帰が早い方
概ね虚証(気・血・精が足りない)の方に多いのが特徴です。