今朝は首の激痛で起きてしまった研修生の大久保です。
昔から首は痛めやすいので他の部位以上にケアをしていたつもりだったのですが…
お恥ずかしい限りです( 一一)現在は元マラソン選手の谷口さんのように首を傾けながらブログを
作成しております。
さて、ここまでお話ししたら今日のお題はもちろん「寝違え」ですね(笑)
西洋医学では「首の捻挫」や「筋肉の損傷」という解説になると思いますが、中医学では外邪も
関係しているようです。それでは寝違えの原因4タイプをご紹介致します。
①風湿タイプ
症状: 首や肩の強張りが有る、悪寒発熱、汗は出るが熱は下がらない、頭や身体が重い
舌苔が白い、脈が浮く
②風熱+痰タイプ
症状: 発熱すると悪寒が軽くなる、首や肩の強張りが無い、首の両側が硬く白く腫れている
悪化すると腫れが赤くただれる、舌色紅く苔は黄色い、脈弦数
※①と②共に風邪や湿邪が関係していて症状も似ているようなのがあるのですが「強張りの有無」や
「発熱の前後症状」などを聞く事が鑑別のポイントになります。
③捻挫タイプ
症状: 肩や背中に痛みが広がる、動かすと痛い、悪化すると深呼吸や咳・くしゃみでも痛い
④寝違えタイプ
症状: 肩や背中に痛みが広がる、動かすと痛い
※③と④はよくやってしまうタイプですね。このタイプには葛根湯が良いようなのですが、
身体を温める作用で筋肉を緩めるのだと思います。
いかがでしょうか。ほとんどの方は③か④だと思いますが、カゼの症状や発熱などのサインが出ている
時の首の痛みはもしかしたら①や②の可能性がありますね。
また、ネットで「寝違え」と検索すると色々なツボが紹介されていました。
【 後渓 合谷 飛揚 養老 四とく 築賓 陽輔 】
色々ありますね。ただ、このツボの性質は全て清熱(熱や炎症を取る)作用があるのですが、
偶然なのか中医学が絡んでいるのか… 謎解きのようで面白いですね(^^)
研修生 大久保昌哉
※新着時期を過ぎると左サイドバー《寝違え》に収められています。