両下肢同時にあるしびれ

一般的に両足に違和感や痛み、しびれがあるときは、脊柱間狭窄症、下肢の動脉硬化や血流障害などを疑います。単純化すれば骨か血管かと考えます。
 狭窄の特徴は、短時間での歩行障害に尽きます。休むと少し改善され『歩くとまた悪化する』。これが狭窄の最大の特徴です。

徐々にですが、痛むまでの時間が短くなります。例えば30分歩いて痛くなっていた人が、10分程度でも痛くなるようなら、狭窄症は進行していると見るべきでしょう。

症例をざっと見ると腎虚と血オの混合型や入絡血オで治療するケースが多く、しっかりと響かせる手技を出していかないと効果は半減します。

もちろん椎間板ヘルニアや変形性脊椎症でも両下肢に痛みやしびれがくるときもありますが、こちらのほうは概ね片足のみに痛みやしびれがあらわれます。(注:ヘルニアが左右両方にあるなら両足ともに痛むこともあります。)

血栓のケースも少なからずあります。

足背動脈や鼠経動脈の血流を見ますが、血栓があったりするのでかなり慎重に鍼灸の適応かどうかを判断していきます。