信頼

2020/11

臨床家が患者さんから信頼を得るとはどういうことか?
例えばプラシボ効果という類がある。偽薬を使い本当の薬との効果判定をすることを指す。

これなど、うがった見方をすれば、信頼関係があれば食塩水も薬となるということだ!

何故か?
患者さんがその薬を好意的に捉えると、相応する脳内活動が活発になり、効果的なホルモンを出すらしい。逆にある薬の副作用が世間で喧伝されると臨床現場での効果は半減する。

「信じる者は救われる」という話は虚中の実的ではあるが、かなり真実といえなくもない。

臨床家はここから何を導くか?
患者さんの心のヒダに染み入るような信頼を得るにはどうあるべきか?
知識か?
技術か?
人柄か?
伝え方か?
触れ合いか?
或いはチームワークか?

努力の方向性を間違ってはいけない。
迎合だけはいけない。
信頼とは「相手のにかける」ことだから、のない人に頼るわけがない。


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積極的受容の違和感

臨床で感じることですが、対人援助職で良しとされる積極的受容(相槌・繰り返し)は鍼灸臨床において望ましいのか?と考えることがあります。

臨床の中で「不安」を口にされる患者様は多いです。それに対して、「いやー心配ですよね。」などの返答は個人的にはどこか他人事のように感じてしまうのです。

 

おそらく積極的受容に関しては、ある程度の信頼関係を構築する上で役立つのかもしれません。

ただ信頼関係が構築された上で、患者様が不安を施術者に露呈する。

それには積極的受容ではなくてもっと踏み込むことが必要なのかと感じました。

 

鍼灸師としてしっかりとした技術、知識、経験のもと、治療を提供できるようになりたいです。

それと同時に心の重荷を降ろせるような言葉がけが出来るようになりたいと強く感じます。

 

日々いろんなことを感じ、学び、教えていただいております。

まだまだ出来ないこと沢山、学ばなければいけないこと山積みです。

一日一日を大切に、たくさんのことを感じながら過ごしていきたいと感じました。

 

スタッフ 杉本

 

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