GW

お疲れ様です。杉本です。

 

電灯を変えたものの、本日いらっしゃった患者様には気づいていただけず。

少し寂しい気持ちがあるのですが、意識してみないとなかなかわからないものですよね。

雰囲気だけでも心地いいものを感じていただけたらなと思いました。

 

本日ゴールデンウィーク前ということもあってか、当日予約の患者様が多くお見えになりました。

健康維持や予防目的の方が多かったですが、今の時期だからこそ健康管理に努めていきたいですよね。

 

さて、さくら堂ですが、GW期間中は5月3日(日)〜5月6日(水)は休診となります。

5月7日(木)より通常営業となりますのでよろしくお願いします!

 

外出自粛ということで、連休中はおとなしく休養と勉強に努めようと思います。

ブログは毎日更新する予定ですのでよろしければ是非。

 

皆様におかれましても良い休日をお過ごしくださいませ!

 

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3つの倦怠感。あなたは?

お疲れ様です。金澤です。

治療上、問診で倦怠感の有無を尋ねたりします。患者さんの主訴で治療することもあります。

倦怠感とは、”身体がだるい””身体がしんどい”など何か行動するときの疲れやすさや脱力感だけでなく、”やる気が出ない””集中力が続かない”などの精神疲労も含みます。

臨床上、倦怠感だけでは身体の状態が見えないので具体的に聞きます。

東洋医学での分類を3つ

1、気虚:気の不足を指します。気はエネルギーであり身体の活動を主っています。気虚によりエネルギーが不足すると活動能力が低下し倦怠感が出てきます。代表的な例は疲労悪化、夕方悪化、長期の睡眠不足や多忙なライフ・ワークスタイルなど

2、水湿(痰飲):余分なお水を指します。余分なお水が身体に溜まって動きにくくなり倦怠感を出します。洋服が雨に濡れて重い状態とイメージするとわかりやすいかもしれません。この場合、動き始めが辛いですが動いていくと緩解すると因子があります。動くことによって水が還流し倦怠感がとれやすくなります。代表的な例、下肢を中心とした倦怠感(水は重力によって下に落ちやすい)、胃腸の疲労、食後悪化など

3、肝気鬱(気滞)気の停滞を指します。肝の疏泄が気の巡りを調節しています。この疏泄の失調が起こることを肝気鬱と言います。肝の疏泄はのびのび気持ちよくしていると順調にめぐりますが反対に悶々とした気持ちや不快な気持ちになったりすると疏泄失調が起こりやすいです。

このケースは倦怠感があるにも関わらず行動との矛盾があります。倦怠感があるが動いてしまう(正確に言えば動かなければならないかも)、たくさん喋るかたもいらっしゃいます。気の停滞を動かすために身体を動かして巡らせているものだと感じます。一般的に倦怠感がある方は休むと思いやすいですが倦怠感=休みたいではないのです。

このように倦怠感といっても色々な性格や特徴があります。それを分析しながら治療を行います。

~院長より~

ここに挙げたのは大きく3タイプ。

あなたはどのタイプが強いでしょうか?

※気虚タイプ:とにかく休息です。睡眠が最も効果的です。疲労の蓄積を避ける《5:1の法則》を習慣化しましょう。50分仕事したら10分休むという意味です。

※水湿タイプ:水分、陰陵泉の2穴にお灸(千年灸で可)もよいです。末端(手先、足先)をよく動かすこともお灸同等の効果があります。

※肝気鬱タイプ:適度な運動が効果的です。これが筋肉疲労があれわれます。ここは疲れている。でもここは動かしたいという感じです。まぁ~、精神疲労が加わるとこれもわからなくなりますが。。。とにかく全身を均等化するイメージの大きなストレッチなどは効果的ですね。 

心の養生と身体の養生

2014/4/7

私はふっと思い立った時『養生訓(貝原益軒)』

よく読むことがあります。

ちょうど、開いたページに目がとまった内容が

『心の養生と身体の養生』についてのことでした。

一部、ご紹介します。

 

養生の術、まづ心法をよくつゝしみ守らざれば、行はれがたし。

心を静かにしてさはがしからず、いかりをおさえ慾をすくなくして、

つねに楽しんでうれへず。是養生の術にて、心を守る道なり。

心法を守らざれば、養生の術行はれず。

故に心を養ひ身を養ふの工夫二なし、一術なり。

(以下 訳)

養生の術は、まず心法をよく慎んで守らなければ行われないものだ。

心を静かにして落ち着け、怒りをおさえて欲を少なくし、

いつも楽しんで心配をしない。

これが養生の術であって、心を守る道でもある。

心法を守らなければ養生の術は行われないものだ。

それゆえに、心を養い身体を養う工夫は別なことではなく、

一つの術である。

(養生訓 講談者学術文庫 伊藤友信訳)


昨今のご時世、大事な視点だと思います。

マスコミに踊らされてやみくもに不安がるのではなく、

心を落ち着かせ、やるべきことに十分な配慮を持ちつつ、粛々と行動する、ということではないでしょうか。

以静制躁

2020/5 

「以静制躁」は静を以って躁を制すと読ませます。 道教の養生法のひとつです。

 私が日頃から大事に温めている言葉です。 躁はザワザワした気持ち、モヤモヤした気持ち、ソワソワした気持ちなとの総称です。 静は穏やかな心もち、落ち着いた所作、緩やかな呼吸などを総称します。 まぁ、単純に言えば落ち着かない心は静かな行動様式で対処しなさい、という意味です。 昨今の世情にぴったりマッチした言葉でしょう。

今日はいつもより3時間前出勤して、お茶しながら好きな本を読んでいます。 

お隣のおじさんが競馬の話をしていても気になりません。

私もおじさんですから! なんだその1000円で43万円儲けた面白いなぁ、負けた話はしない???

本題に入りますね、静かな行動様式何を指すのでしょうか? これはもう複合の絡め技です。日頃からの多少の訓練が必要です。

1 大息 ゆっくりゆっくり呼吸することです。当たり前ですが、心が落ち着かないときは、呼吸が浅いか早いかのどちらか、または両方に傾きます。日頃からときに触れて呼吸を調整しておくことが肝要です。

2 日常の所作 呼吸とともに大事なことは日頃の立ち居振る舞いになります。

座り方、立ち方、歩き方、喋り方などが入ります。綺麗、凛とした感じをキーに据え、見直してみましょう。その為に体幹を鍛えるトレーニングもあります。

3 知恵 それでも人間関係が複雑、希薄な昨今ではザワザワした感覚に囚われることがあると思います。昨今の世情に限りませんが(笑)。時折患者さんでもおられるのですが、わざわざ火中の栗を拾いにいく方が…、ここで社会人として培った知恵を発揮しましょう。予想出来る心の穏やかならぬ状況からは一定の距離を保って下さい。あらゆる知恵を絞って回避します。

4 それでもダメなら形にする 最後にここまでやってもダメなときもあります。何か渦中の災い?の中にいるときは、こんなこと全て忘れていますから、だいたいが反射、パターンで行動しています。

冷静さを取り戻したときは後の祭り。こういうときは「瀉」を使います。瀉は吐き出すことを指します。わたし的な言い回しなら形にする。ソワソワ、ザワザワなどを運動、言葉、高島屋のコート?、なんでも良いですから目に見えるものに変え、内側から引っ張り出します。心理分析するのも悪くはありませんが、形に変えた方が実践力があります。そんなときは友達ってありがたやー、きっと思います。