頻尿と鍼灸

頻尿とは

頻尿とは排尿回数が多くなる症状のことを言います。

正常な一日の排尿回数は7回以下と言われていますが生活環境によっても違いますので、指標としてください。ご自身が、排尿回数が多いと感じることも頻尿の可能性があります。

 

頻尿を起こす原因

何らかの疾患や生活習慣などが原因で頻尿を引き起こすことがあります。

頻尿を起こすよくある疾患を挙げていきます。

・過活動膀胱

・前立腺肥大症

・心因性頻尿

・膀胱炎

・糖尿病

など

 

頻尿を起こしやすい生活環境

・水分の取りすぎ

・緊張状態

・冷え

・加齢に伴うもの

など

 

頻尿を引き起こす疾患や生活環境は様々あります。上記に挙げた疾患や生活習慣で頻尿を起こすこともあります。まずは病院で診察を受けることをお勧め致します。診断がつく場合あれば、つかない場合もあります。薬と併用しながら鍼灸治療を行う方もいらっしゃいます。

鍼灸院にいらっしゃる方の多くは原因不明、生活習慣を改善したが変化なし、歳のせいと片づけられてしまったなどで受診されるきっかけになるそうです。

 

東洋医学は西洋医学と違う診方をします。その人に合ったツボの選択、治療を行っていきます。お手伝いできることもあるので何かお悩みがあればご相談ください。

 

最後に頻尿を引き起こす東洋医学のタイプ別を挙げます。ご参照ください。

 

・湿熱タイプ:排尿痛、尿道の灼熱感、小便は短く黄色く濁っているなど。膀胱炎などの感染症に類似しているタイプ

 

・陰虚タイプ:尿を溜める膀胱の固さが強くなっているタイプ。固くなると内側に溜める柔軟性がなくなるので、少し溜まると尿意を感じやすい。

 

・気虚タイプ:尿を溜める膀胱の力が弱くなったことで起こるタイプ。腹圧がかかるようなことで少し漏れてしまうのもこのタイプになります。

    

食べる量

R1,12/19

お疲れ様です。金澤です。

 

今年も残り僅かになりました。

年末から年始にかけて宴会などの食べる飲む機会が多くなってきます。

ついつい飲み過ぎ食べ過ぎてしまう傾向になります。

 

飲み過ぎ食べ過ぎが胃腸機能の失調を及ぼしやすくなります。機能失調から内湿や痰飲といった余剰な水や水の塊みたいなものが形成されやすくなります。

 

食べるな飲むな行くなとは思いません(-ω-)/僕も食べるのも飲むのも好きです☆

楽しく美味しく食べ飲みできるは良いですよね(^O^)/

 

入れる量が多くなれば前後で入れる量を減らすなり運動するなりした方がお勧めです。大事なのはトータルでいつもと同じを目標にします。

運動と食べる量が比例するものではありませんが意識の持ち方になります。

 

食料難の時代とは違って、いつでもどこでも食事がとれることは有難い反面、食べ過ぎ飲み過ぎの影響を身体は受けていることは事実かもしれませんね…

今朝、着替え中に自分のお腹をみて今年も戒に書いてみました…(´-ω-`)

 

今年も残り少ないですが体調崩さないよう養生しましょう!

過敏性腸症候群(IBS)と鍼灸

過敏性腸症候群(IBS)

 

このような症状でお困りの方 

・便秘と下痢を繰り返す 

・頻繁に腹痛に襲われる

・お腹が張った感じ

・おならがよく出る

・お腹がゴロゴロ鳴る

など、他にも症状は人によって異なりますが上記がよく聞く代表的な症状になります。

 

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは小腸や大腸にポリープや炎症がないのにも関わらず、下痢や便秘などの排便異常や腹部の症状が数カ月以上続く病気になります。

 

西洋医学的に過敏性腸症候群の原因はわかっていません。

ただしストレスや不規則な生活習慣、緊張、不安などが自律神経を乱し、腸の運動に影響し過敏になったり動きが悪くなったりすると言われています。

 

 

東洋医学と過敏性腸症候群

東洋医学は疲労の蓄積や心身バランスを崩すことによって不調が生じると考えます。過敏性腸症候群を患っている方は、不調の影響を受けやすかったのが「消化器系」ということになります。

東洋医学的も西洋医学同様に分類することができます。ただし便の出方や状態での分類ではありません。消化器系に影響を出す傾向や体質で分けます。

 

・消化機能が落ちているタイプ…消化器の力が落ちているタイプ。消化器の力が落ちていると、外から受けるストレスなどに抗うことができなくなってしまうタイプ

 

・緊張が消化管に影響するタイプ…消化器の力は落ちていないが緊張やストレスフルなタイプ。緊張やストレス系は交感神経を興奮させやすく腸管に影響を及ぼすことが多い。臨床では身体のこわばりや緊張が強いことがみられる。

 

・血流が悪くなっているタイプ…お腹の循環が悪くなっているタイプ。お腹の温める力巡らせる力が弱っていることで腸関連の症状を起こす。寒冷刺激に弱いタイプ。

 

大きく分けていますが、このような形で治療の方向性を決めていきます。

タイプ分けすることによって、その人に合うツボや日常生活の養生をお伝えすることが出来ます。

 

・薬の量を減らしたい

・症状の強さや頻度を減らしたい

・このまま症状と付き合うのが不安

その他お困りのことお悩みのことがあればご相談ください。

頚椎症

頚椎症では

 

首の痛み

首の動かしづらさ(首が回らない)

肩のこりもしくは痛み

背中の張り・痛み、

腕にかけて痛みや痺れ、脱力感

手指に痺れ、痛みがある

などの症状が出てきます。状態に応じて症状の強さ頻度、症状の多い少ないがあります。

 

原因として

頚椎の加齢変化による骨の変形が起因になることが多いと言われております。

鍼灸院では、よく画像所見で骨の変形を伴わないこと方もいらっしゃいますが、画像所見だけが全てではないので動きや体表から観察できる皮膚の状態、筋肉の状態、体質をみて総合的に判断致します。また首から腕に伸びる神経が圧迫されることによって腕に痺れや痛みを誘発します。

 

※この時に首の動きで痛みや痺れを誘発する動きがあります。

ある特定の動き・動作・姿勢で痺れや痛みが強くなる方は首に負担がかかっている可能性が強いかと思われます。

 

治療としては

まず頚椎にかかる負担を減らします。

その負担がかかりやすいタイプ分けします。部分だけ行っても持続しにくいので首・肩・背中などの痛みを作る原因も並行しながら治療を行います。

 

タイプ別

・気虚(ききょ)…気の不足を指します。身体を支える力が落ちます。頭を支える力が落ち負荷がかかりやすい状態や背中が丸まりやすくなり首に負荷がかかりやすい状態になります。

 

・気滞(きたい)…気の滞りを指します。気の滞りは分かりやすくお伝えすると、筋肉の緊張が

強くなるイメージです。患部だけではなく肩から背中がパンパンに張るなどの表現が多いです。筋肉の緊張が全体的にあると首にかかる負荷を大きくなります。

 

・血(けつお)…血の滞りを指します。東洋医学では血の痛みはかなり強い症状を起こします。何もしなくても痛む、夜中に痛みが強くなる、画像所見であれば骨の変形がある方が多いです。血の状態がとれてくると痛み安定してきます。

以前に血の頚椎症のブログを書きました。

https://www.sakuradou.biz/article/16105161.html

興味ある方は覗いてみてください。

 

各々タイプによって当てるツボが変わってきます。もちろん首の負荷を減らす目的でのツボの選択になります。

聞きなれない用語があるので難しく感じるかもしれません。お悩みや疑問に思うことがあればご相談ください。

    

寒さの、ギュっと!

R1,12/10

ご無沙汰しております。金澤です。

最近まったくブログを書いていませんでした(>_<)

 

12月に入って気温がまた下がってきました。

特に大和は風が冷たく感じます(+_+)これ他の地域から来ると違いが分かります。

 

こういう時期は寒凝(かんぎょう)気滞や血という病理になりやすいです。

文字の通り、寒さで凝り固まり、気の滞りや血の滞りを起こしてしまう状態になります。

寒さでギュっと筋肉が収縮してしまうわけです(>_<)

 

臨床をみると整形外科系の疾患は寒凝の影響をかなり受ける印象があります。

腰や首、背中や足の痛みやつりやすくなったりします。

生理痛も寒凝の影響を受けやすい時期になります。

 

いつもと違う生理痛がある、いつもより生理痛がきついという方の中には、この寒凝の影響で強くなる人もいらっしゃいます。

 

寒い中に長時間いることや、頻度が多い方は極力減らすように心がけてください。

なかなか難しいは冷えた際はいつも以上に温めを意識してください。

暖かくなることならお風呂でも、食べ物でも運動でも構いません。何か対策を講じることをお勧め致します(-ω-)/

 

今年も残り少ないですが養生しながら年を越しましょうね( `ー´)ノ

寝違えの治療

寝違えとは

一般的に眠りから覚めた時に頚から肩や背中にかけて痛みが出るものを「寝違え」と言います。どのような痛みが多いかというと、 

・何もしないで痛む 

・起きているだけでも辛い

・夜痛みが強くなる

・首のある特定の動作で痛む

 横に倒す・上を見る動作・下を見る動作・後ろを見る動作など

・首ではなく背中が痛む

・首ではなく肩の方が痛む

 

痛みの強さや範囲を現すと、このようなことが多いです。

 

〇治療としては

急性の強い痛みの場合、炎症が強いか判断致します。

炎症とは身体の組織に傷がついたことによる反応になります。傷が大きいと痛みが強いと思って頂いて良いと思います。

 

・炎症が強い場合

何もしないで痛む、起きているだけでも辛いなど炎症が強い反応とみても良いと思います。

この痛い場所への施術は控え、炎症を抑えるツボ、痛い場所以外で負荷を取るようにします。

 

・炎症が強くない場合

ある特定の動作で痛むなどは、炎症はさほど強くなく、関連する動作の筋肉の動きや関節のかみ合わせが一次的に悪くなっていることが多い印象にあります。

この場合、関連する動作の筋肉や関節のかみ合わせを調節していきます。

 

※炎症の判断は総合的にみるので上に記載したことだけではありません。

 

 

寝違えに限ったことではありませんが、日常生活で痛みを感じているようであれば早めに対処した方が早く取れる傾向にあります。長く痛みと付き合っていると、なかなか手強くなってきます。