2年ぶりに「鍼灸OSAKA」から原稿依頼。
内容が五十肩について。 1年近くパブリックな場面で論文を書いていなかったので、手が遅い遅い(笑)
西洋医学のことは他の方に任せて、伝統医学の立場語ることに。 五十肩は伝統医学では証の範疇。
寒湿の邪によるものが多い
しかしいくら寒湿の邪を被ってもそれだけではそうそう五十肩にはならない。ここが他の証と異なる点だろう。
大きな特徴は外邪の前に体内失調がある、という点。
つまり、いくら外部環境の影響を受けようとも、先に内部のアンバランスがなければ発症しないということ。
体内のアンバランスは大きく3つ。
急な陰虚、陽虚の偏向状態。
肩部の気の停滞。
肩部の気血の不足。
学びはまだまだ続く。