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2015/11/26

昨日今日と寒くなりました。

数日前は、蒸し暑く、半袖の人も見受けられました。

この温度差はとても身体に負担がかかります。

風邪などに気をつけましょう。

そして、今日は満月。とてもお月さまが綺麗ですね。

私はお月さまをみるのがとても好きです。

ボ〜っと眺めていると、心がフラットになって

疲れが取れるような気がするからです。

それから、気を頂ける感じがします。

疲れている時は自然界からのエネルギーを頂くことは

とても大切なことです。

それは、月に限らず、海や山や川などのエネルギーも

同じく頂けますよ。

2015/11

《症例・太もも後ろの知覚異常》

このケースは短期間のうちに痒み⇒不眠⇒神経痛と動いた例です。

主訴は臀部から大腿後側の知覚異常。

本人いわく『変な感覚』とのこと。

同側腰部に痛みもあることから腰椎異常による坐骨神経痛でしょう。

それはそうなのですが・・・・

この場合のキーは血虚

乾燥と内熱による吹き出物が最初。

痒くて眠れない日が続きます。

治療当日は貧血的な眩暈で、右に傾いて歩いてしまいます。

※大きな問題は寝ていないことで血の消耗および気血生産力の低下

元々右膝に靭帯断裂があり、周囲の筋肉でそれをカーバーしていた経歴がある(筋肉に力を入れるため、左側より気血が必要になる)。

そこで気血を不足すると、最初に必要量をもらえない右側の臀部〜大腿部にかけて、気血低下の知覚異常が現れたものと判断しました。

治療は早急に気血を補います。

一度ではちょっと難しいですが、数回で落ち着くと思います。

2015/11

◇症例◇

45歳、第2子出産後の眼精疲労、視力低下。

40歳のおりから見ている患者さんです。

第1子は42歳。そして今回45歳で第2子を出産。

お産自体は4時間ほどの超安産。

その後の眼に症状が現れます。

高齢出産に加え、おひとりで2人の子を見る心労および肉体疲労で疲れ切っている様子。

脈状からの判断でも気血ともに消耗。

ヘロヘロ・・・状態。

ご自身の睡眠もままならないでしょう。

体内で血の消耗の激しい器官のひとつは眼。

気血の消耗が激しいので眼を養うことができません。

そこで早急の気血の回復を図ります。

お灸を多用。

それにしても連れてきて隣のベッドに寝かせた赤ちゃん。

かわいいですね。

むちゃくちゃ。

2頭身だからかわいい・・・ドラえもん理論???(失礼しました)

違います。

無垢だからかわいいのです。

2015/11

◇症例◇

今日の妊娠判定日の患者さんはちょっと微妙な数字

HCG44・・・・微妙だ。

全身および子宮の状態もまぁまぁで、血オも大分改善されていたので期待したが・・・

早急に気を子宮に持ってゆき、

腎気を強化する。

大胆、細心に行う。

ここでは神門の使い方がポイントになる。

後は深呼吸を数十回行い、神様とコウノトリにお願いする。

※何とか出産までこぎつけました。良かったわぁー。

2015/11

◇症例◇

このケースは早めのつわり。

8週目です。

出るとしたら着床時反応の続きでしょうが・・・・

症状的には明らかな食べづわりです。

子宮の活動期で、

子宮から出る熱が大腸に届き、

大腸中の津液を乾かします。

そこで初めての便秘。

踏ん張ると胎児が下りて、流産してしまうかも?という心配で力まない。

便秘悪化気持ち悪いつわり悪化という機序です。

軽く大腸の熱をさばきながら、陰液を増す治療をします。

強い熱取りは子宮の活動を低下させかねませんので、注意深く進めます。

2015/11/19

私は海をみるのが好きです。

海と山に恵まれた環境で

生まれ育ったこともあるからでしょうか。

秋から冬にかけての海の透明度は

とてもよくって、とても綺麗です。

風はとても冷たくてイヤなのですが、

波の音も海の色も今の時期の海が

穏やかに感じて、落ち着く感じがします。

あちらこちらと紅葉も綺麗な時期ですが

ぶらっと海に足を運んで、ただただ海を眺めるのも

気持ちがいいかもしれませんね。

海にお出かけの際には、寒いので、

くれぐれも暖かくして下さいね。

お疲れ様です。

少しお灸について話をします。

お灸のイメージは熱い!!というのが一般的な回答ですよね(>_<)

そうです!もぐさを燃しているので熱くなります。正確に言えば温かくなるくらいですかね。

身体の状態に応じてですが、ほとんど何も感じない温かさ〜熱く感じるお灸を使い分けるのです。

〜身体の状態とお灸の大まかな使い方〜

散寒:寒邪を散じる。外気の寒さや冷房の冷気に当たることで、皮膚表面に寒邪がくっ付いてしまう状態。このような状態だとツボが冷えていることが多く、冷えているツボが発赤するのを目安に行います。

補陽:陽気を補う。身体の中の温める力が落ちている状態。身体の中の陽気を鼓舞させるために皮膚の発赤を目安に行います。

補気:気を補う。身体の中の活動する気が落ちている状態。ツボの反応に応じて、温かくする程度を変えています。ほとんど感じない場合もあれば発赤するくらいのものもあります。

行気:気を巡らせる。身体の中の気が停滞している状態。ピリッとさせるお灸からじんわりするお灸を主にします。

鍼灸は刺激療法なので刺激することで変化をさせていくものです。

身体の反応に応じて個々の感受性も配慮しなが鍼灸の適刺激を与えていくのです。

熱い時もあれば熱くない時もあります。熱いのが怖ければ教えてくださいね

おしまい

2015/10

今年は横浜市立盲特別支援学校の実技研修を受け入れました。

ここは今まで2度ほど講義に出向いたことはありますが、

自分の院内に受け入れての研修は初めてです。

総勢8人の方がお見えになりました。

和気あいあいとして空気の中で出来ました。

伝えるということも役割のひとつと心得ます。

私のような者がその役割を担うのはおこがましいという気もいたしますが、

要請がある間はやらせて頂くつもりです。

よく師匠が伝えることも仕事のうちとおっしゃられていたのを思い出します。

師匠の思いを継げたらよいのですが・・・・

頭の出来が違い過ぎて・・・・

ときおり役割が重くなることもあります。

でも頑張ります。

このケースは滅多にありません。

以前にも生理中に体温が上げるケースの中医学的解釈をしたことがありますが、数年に一度程度で会います。思いのほか多いのかもし

れませんね。生理終了後体温が上昇する方は実際に多いです。

ホルモンの乱れといってしまえばそうなのですが・・・

生理2日目から数日体温が上がります。

まるで生理中に排卵しているように見えます。

そうならば一方で黄体ホルモンが生成され、その一方で黄体ホルモンが萎縮し子宮内膜が剥がれる・・・

考えられないこともないですが、通常はなかなか見られません。

伝統医学的には肝をベースに考えれば解釈は成り立ちます。

それに、このケースでは痰熱をどう解釈するかです。

年々難しい方が増えます(笑)

頑張ります。

幸い先週から今週にかけてお二人妊娠して下さいました。

ありがたい話しです。

2015/11/13

今週11/9に冬至を迎えました。

暦の上ではもう冬に突入です。

徐々に冷え込みが増して、

着るものも少しずつ重ね着をするようになりました。

治療院では、ベットの電気カーペットをつけるようになり、

部屋も本格的に暖房をつけるようになっています。

我が家では、野菜たっぷりの鍋料理が登場しはじめ、

本能的に身体を温める食材を選ぶようになっています。

そして、本番の冬を迎えようとしています。

日本独特の四季。季節の変わり目をじっくりと味わい

楽しみたいと思います。

何よりも季節の変わり目の養生はとても大切。

定期的なメンテナンスも取り入れましょう(*^_^*)

2015/10

9月末から30コ予定で横浜の湘南医療福祉専門学校にまいります。

今回は選択授業なので少数精鋭。

皆さんの名前、性格が把握でき、内容の濃い講義になりそうです。

何と全員が女性。

初めてのことです。

ブラックジョークを慎しみながら、状況に合わせ内容を変更し、《腑に落ちる》ものにしたいと考えます。

前期は15コマでしたが、後期はちょっと長いのでゆっくりのペースになります。

この中から世に飛び出てくれる子が、一人でもいればこんなに嬉しいことはありません。

2015/11/5

11月に入ってから、一段と朝晩の冷え込みが

厳しくなってきました。

自動販売機でもあちらこちらと温かい飲み物を

販売するようになってきました。

最近、ペットボトルでウーロン茶をはじめとする

健康にいいとされるいろんな種類の中国茶が売られています。

中国では、ごく当り前のように冷たいお茶は飲まない国です。

温かなお茶は体内の熱を発散させて、気血の巡りを良くしてくれます。

そして、体内の老廃物を出してくれます。

しかし、冷たいお茶になると、それができなくなります。

何故ならば、身体の代謝を鈍らせてしまい、

身体のバランスを崩しやすくしてしまうからです。

また冷え性の原因にも繋がる可能性も大きいのです。

どんな暑い日があっても(たとえ夏であっても)

なるべく温かな飲み物を選ぶようにしましょう。

2016/2/12

節分・立春・春節の声を聞いたとたんに

一気に春めいてきました。

地域によっては、梅・桜などが咲き始めたと

ニュースで耳にします。

こちらの地域はまだ先ですが、今から楽しみです。

この寒暖の激しいこの時期。

自律神経に大きく影響を受けやすいもの。

めまい・頭痛・不眠・眠気・イライラ・ウツウツなどといった

普段以上に思いがけない症状を感じる方も

多いかもしれません。

人間も自然界の一部。動物と同様。

冬眠していた動物たちが目覚め、動き出すのと同じように

人間も活動的になっていきます。

季節の変わり目は、身体の変わり目の時でもあります。

張り切りせず、穏やかな気持ちで過ごしたいものですね。

三寒四温を感じながら、春を迎えていきます。

待ち遠しいですね☆

今年も鍼灸学校での日程をすべて終えることで来ました。

全工程53コマの長丁場でしたが、体調がもってくれたには感謝しかありません。

何とか衛生学園さん、湘南医療さんに迷惑をかけずに済みました。☆よかったぁ☆

個人的に学生や先生の卵さんと話すと触発されというか、元気になります。

エネルギーをもらう感じでしょうかね?

もう数年続けて後進に道を譲るつもりです。

自分を表現できる場所をいくつも持てるということは本当に幸せなことです。

臨床、講義、論文、それに塾の宴会(笑)・・・贅沢だぁ〜と思います。

お疲れ様です。

相変わらずの寒い日が安定して続きますね。

患者さんの手足を触ると冷たいです(>_<)寒い外からいらっしゃるだから当たり前ですね)

大きく2つに分けてみます。

1、温める元の力が弱い

東洋医学でいうと気虚(気の不足)や陽虚(温める力不足)という分類になります。

気の性質は’活動’を担っています。活動することで人の体温が維持されていくのですが、気の不足になると活動能力も低下していきます。

また陽虚とは気の生理作用の中で温める力が落ちる状態を指します。

温める力が不足すればこれも冷えに繋がります。

気の産生は胃腸(脾と胃)、もしくは身体の根本である腎(下腹部)の治療をメインに行うことが多いように思います。

2、温める物質が届きにくい

身体の各場所に必要な気や血を届けるルートを阻むもの、必要な気血を届ける力が弱いもの。

イメージですが片側3車線の道路が工事で1車線になったら、必要な物質が届きにくくなりますよね?そんな感じです。阻む原因を取り除き、流れを良くすることをしていきます。

後者は1に類似している部分がありますが、この場合の気虚は、各場所に押し進める力が弱くなり冷えに繋がっていきます。治療は1と同じように気の産生を促すことをしていきます。

大きく分けましたが、そこから更に細分かしてしまいました(+o+)

状態把握のために話を聞いて、どの状態かを推察し治療していくのです。

おしまい

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