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2014/12

この症例は、タイトルにあるように当院で三回目の妊娠確認です。

初診時から2年近く経ちました。

それまでの数年間は婦人外来に通うも妊娠歴はありません。

昨年の始め、今年の初め、そして今回と繋がります。

不育症を疑い、杉先生のところにも行って頂きましたが、不育症の兆候は見られないというご判断。

今回、心拍確認ができ、産科を探しておくようにという指示を取り付けたところまで来ました。

鍼灸治療的には、以前の2回と違うところは、化痰を加えた点にあります。専門家でも私の言っていることが理解できないと思いますが・・・・。

妊娠反応の後の治療で、補腎のほか、活血を微妙に加えることがあります。今回その活血に代え化痰を加えました。

後は42歳という年齢からくる腎精不足との兼ね合いです。

治療の機会を下さり、信じて付いてきてもらったことに感謝します。

2014/12

KC4F00300001.jpg

見にくい写真なのですが・・・・

先日患者さんから頂いた椿の花です。

鼻先から液体(密????)が垂れてきました。

それが途中で止まりました。

静止画像のような状態です。

初めて見ました。

まる1日以上その状態が続いています。

寒いので椿が鼻水を垂らしたのでしょう(笑)

症例

40代の方の妊娠はそう珍しくもありませんが、

さすが40代後半の方で妊娠までたどり着く方は年間でもそうはいません。

今回の方は今年2回目の体外チャレンジ。

前回同様HCGが低い(32)・・・・

46歳という年齢もあり、なかなか難しい・・・・

その後の2度の鍼灸治療で何とか胎嚢確認までこぎ着けました。

この数字(判定日)からここまで来た(胎嚢確認)のは、ひとえに年齢以上に腎精が強いのだろう、と思います。

鍼灸治療は患者さんの持っているものをいかに引き出すかが勝負。

患者さんに恵まれたことに感謝します。

2014/12

最近の臨床での話し。

病院でリセットしましょう、という話になり、ピルの服用。

飲み終わって翌日に来院。

当然ながら生理は後一両日中に来る。

尺沈部の脈に滑脈が?????

めったにないことである。

尺沈部の滑脈は、下焦の血鬱を表わすことがある。(原文:溺血経鬱或見于妊娠)

妊娠は考えられない。

ならば血が経に鬱して溺れると読めば、子宮に血が集まり過ぎているという解釈が成り立つ。

本来の状態ではない時に、血を子宮に集めるのがホルモン剤(このときはピル)の役目とも言えなくはない。

ホルモン剤には功罪がある。

病理的には血熱か血オを生む下地を作ることもある。

ホルモン剤の良い部分の影響を残し、病理的な部分を排除する鍼灸治療も必要だと再認識させられた脈状であった。

2014/12

◇症例◇

口角流涎(こうかくりゅうてい)は涎(よだれ)が湧き出て止まらないこと。

内経、傷寒論にすでに記載があります。

今回はつわりの随伴症状でした。

妊娠で起こる余剰の熱が脾胃、胃経に流れることで起こります(他のケースもありますが・・・・)。

元来から脾胃湿熱、痰湿か脾虚があると、この症状が出やすいと考えます。

ただ、今ケースは痰湿の強い方で、

日にペーパータオルを4個使うこともあるそうです。

豊隆内関の使い方が鍵になりました

2014/12

◇症例◇

数日前の患者さんは妊娠判定日にHCG32、年齢46歳、

本日の患者さんは判定日にHCG101、年齢42歳。

お二人とも伝統医学から見れば腎精が不足ぎみ。

 腎を補いながら、少しだけ活血を促す。

この微妙な配合比が難しい。

本当に難しい。

 後は天に任せるだけ。

 赤ちゃん頑張って

体外受精の後の、妊娠確認。

HCG20〜50の間、

期待薄すだが、妊娠反応がないわけではないという見解が大半。

1週間後に再び妊娠反応を調べます・・・・・

この間の治療が難しい・・・・

伝統医学の立場から・・・・

鍼灸師として何ができるのか。

妊娠維持するだけの腎精が不足しているのか?

子宮内の血オがつよく受精卵の根付きが悪いのか?

気滞の流れが悪いため受精卵の勢いがないのか?

それを見極めながら治療を組み立て、

さらに陽気を増す手法を加える。

後は、ご本人に落ち着いて頂き、天にお任せという感じになる。

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