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「鍼灸院にかかったことがありません。私の状態は治療の適応範囲でしょうか?」というご質問を数件頂きました。そこで2011年1月に実際に行った治療から、すべての主訴を割り出しました。ご参考にしてください。

○腰痛

1月全体の治療回数の1/4近くの22.1%が腰痛の治療でした。思った以上に多い気がします。そのうち3割が急性腰痛、7割が慢性の腰痛です。診断が確定しているケースでは脊柱管狭窄症が最も多く、ついで椎間板ヘルニア、変形性腰椎症でした。

○不妊症と妊娠後のアフターケーアー

妊娠前後を合わせ、1月全体の18.0%は妊娠に関わる治療でした。そのうち55.0%の方が不妊症で、残り45.0%の方がその後の安胎の治療です。安胎の治療とは過去に流産歴などがある方などに妊娠の安定状態を保持するために行う治療のことです。悪阻の処置なども含めました。また、不妊治療のうち90%以上の方が不妊外来(病院)と併用なさっています。

○病後のアフターケアー

体調管理の一環ですが、過去に何か大病を患い、その再発防止を目的とするケースが大半です。癌が最も多く、ついで脳梗塞、腰痛、潰瘍性大腸炎の順でした。全体の11.2%を占めます。癌は乳癌、大腸癌、胃癌でほぼ90%を超えています。

○膝痛

変形を中心に9.0%が膝の治療です。少数ですが急性の靭帯損傷の方もおられます。

○頚痛

ストレートネック、頚椎症、鞭打ち症などが主で、7.7%が頸にまつわるケースでした。近年ストレートネックの方が増えている感じがしています。

○関節周囲炎

いわゆる五十肩ですが、7.2%を占めます。大半の方が病院の紹介です。急性期は痛みを取ることに主眼を置きますが、慢性化したケースでの来院もあり、気長な治療が必要です。

2011年1月は上記の疾患で約75%です。以下複数(2〜9回)までの治療した疾患を多い順に列記します。

○足底痛

○坐骨神経痛

○腱鞘炎

○癲癇

○突発性難聴

○痩身

○更年期症状

○肩こり

○リウマチ様関節炎

○頭痛

○鬱病

○潰瘍性大腸炎

○動悸

○不眠

○胸痛

○腹痛

○手のしびれ

○外痔

○アトピー性皮膚炎

○下痢

○背部痛

○血糖値の下降依頼

このようなデーターは定期的に提示するつもりです。

2015/11

医療関係のお仕事の方。

一応の病名は過敏性腸症候群。

昨年夏より慢性前立腺炎。

頻便、腹痛、肛門痛が出現。

痛みが現れると過緊張状態から動けなくなる。

まず小腸気滞から始める。

クローン病、潰瘍性大腸炎はないだろうとのこと。

肛門痛は陰部神経近くに鍼を届かせる。

色々お話しながら少しづつ職場復帰を目指す。

お疲れの際は腎虚に対処。

※最終目標は肝気鬱を取ることです。

〇この例は本人の医学知識が高く、意向を最大限組みながら治療を組み立てることにしました。

それが本人の理解に繋がり、肝気鬱を取ることにも繋がります。

大きな弁証より、その場の最大のことをする、という方針で功を奏した珍しいケースである。

※この症例では肝気鬱、ご本人の言葉なら極度の緊張や強い不安感が見えました。

そこで少し遠回りでしたが、あえて多岐にわたる症状をひとつずつ拾い上げ、

拾い上げた治療方針を説明し、医学的な頭で納得してもらいながら進めました。

ときに患者さんの意見を取り入れたりもしています。

理解ー納得ー信頼ー症状緩和ー不安感の減少という進め方です。

山の頂を目指す道から整理してゆく感じでしょうか。

急がば回れという感じです。

この諸症状は不安感を因とする極度の過緊張によるものなので、そうそうは良くはなりません。

そこで不安感を取り除くための治療を捨て、細かな症状の緩和から入ったレアーなケースでした。

本丸を最初から捨てることで本丸を目指すという感じです。

2015/6

子育てしながら2時間の通勤をこなす患者さん。

勤務先までの通勤時間が2時間近く、神奈川から東京をまたいで埼玉まで。

毎日の生活がやっとやっとという感じです。

いつもは気丈に振る舞われるのですが・・・

今日は、泣いてしまう。

サポートしてくれた同僚がやめてしまうらしい。

これで緊張の糸が切れたのだろう。

涙が止まらない。

本人いわく、悲しいわけではないが涙が止まらない。

Point1

〇心気の低下すると、気のものを貯める働き(固摂作用)が著しく落ち、悲しくないのに涙が止まらないことは良くあります。

心の病証なので不安はありますが、悲しいわけではありません。

現に治療中、私のつまらないギャグに笑いながら涙は出ています。

2014/2/20

今日は珍しい臨床がありました。

寒凝気滞(冷えが経絡に入ること)の肩こり〜頚部痛の患者さん。

寒凝気滞自身は珍しいものでもなく、ごく日常的に見られる病理です。

舒筋活絡(筋肉を弛緩させること)の目的で左の陽陵泉というツボを触ると・・・

ツボの中に冷たい少しブヨッとした塊りを感じました。

ここまではっきり知覚できることは珍しいです。

ちなみに反対側の陽陵泉にはこの現象はありません。

そこで塊りのある側(左側)のみに冷えが侵入したものと判断し、

左だけ痛むのですか?と尋ねました。

ドンピシャリ・・・その通りというお答えです。

とても珍しい現象でした。

2019/7

お疲れ様です。金澤です。

以前みたいなジリジリした暑さではないですが暑いです(>_<)

また台風来てますね(>_<)今回の名前はファクサイですって…15号で良くないですか?笑

さて今日は「温めること」について

最初にお伝えしておきますが、温めることの善悪を書いているわけではありません。

温めることについて東洋医学的な視点で見ていきましょうのコーナーになります(・∀・)

皆さん温めるイメージはどんな感じでしょうか?

温めるだけだと大きすぎるのでお風呂を例にとってイメージします。

身体が温まる、血流が良くなる、発汗する、リラックスする、などが一般的ですネ

中医学でお風呂の効能を挙げていくと

・補陽(温める力を補う)、

・散寒(寒邪を散じる)、

・行気(気を巡らす)、

・利湿(余分な水分を取り除く)、

・疏肝(リラクセーション)、

などがあります。※カッコの説明は東洋医学用語を一言で表してみました。

例えばお風呂に入って症状が緩解する場合、その人の症状に上記した効能が当てはまっていることになります。

反対にお風呂に入って起こりうる身体の副反応を書いてみます。

・温め(熱)による気が上がる症状→めまい、耳鳴り、立ち眩み、のぼせ、頭痛など

 症状が熱病理であれば悪化、体質的に上に気が昇りやすい人などは上部に症状が起こりやすい

・温めによって陰液の消耗

 陰液とは身体の保湿する機能を主ります。いわゆる身体から作られる天然保湿剤のイメージです。

 身体を温めすぎで大量の発汗をすると陰液の消耗に繋がります。

・温めによる気の消耗

 上述した陰液と似た感じになります。大量の発汗をすると陰液の消耗と同時に気の消耗もします。

 陰液と気はセットみたいなものです。マクドナルドでいえばハンバーガーとポテトのような存在です。ラーメンと餃子のような仲です。ケーキに紅茶のような仲です。僕はコーヒー派です!(どうでもいいですね笑)

温めの熱、温めによる発汗から身体の生理物質の消耗が副反応として現れやすくなります。

人によって反応が違うので具体的な症状は書けません。ごめんなさい!

温めに関して今回は書いてみましたが

何に関しても良い効能があれば、副反応もありますということです

もう少し深くすると、

人の体質によっても変わります。

その人の持っている症状の性質によって変わります。

その時の季節によっても変わります。

温めが良いこともあれば、温めが良くないこともあります。どちらでもない時もあります。

ただ温めが身体に良いと偏った考えをしてほしくないので書いてみました。

2014/2

今日初めての体験をした。
といいますか、古典の条文と寸分違わない患者さんに出会う。

《霊枢・邪気臓腑病刑》に『胆病む者は、善く太息し、口苦く、宿汁を嘔し、心下澹澹として、人のまさに之に捕まらんとするを恐る。介介然して、数々唾するは足の少陽の本末にある。亦其の脈の陥下する者を視て之に灸す。其の寒熱する者は陽陵泉を取る』という下りがある。

太息、口苦、胆汁は吐かないが強い悪心、心下を指して落ち着かない感じがするという。誰かに追われるている感じもするという。喉の異物感、多唾もある。

やっぱり古典はすごいわなぁ〜、とあらためて思いました。

やはり古典を読んでおかないとだめだ


※新着時期を過ぎると《臨床のお話》に収めらています。

2014/1/27

鍼灸治療には大きく瀉法と補法があります。

そのうち瀉法とは簡単にいえば余分なものを取り除くこと。

熱があれば清熱、血オがあれば活血化オとなります。

今回は吐法を試みました。

吐法は吐かせること。

吐法は痰飲という病理にのときに用います。

内関、陽陵泉に後、数穴足しました。

治療後に吐いてもらうなんて、普通の患者さんには到底理解できないと思い、やったことがありません。

この方は身内のような方(お弟子さん)なのでこの方法をとりました。

かつ心理的に誘導することは行けないと思い、その趣旨を告げませんでした。

治療後気持ち悪くなり、吐き気を催しましたが、吐くまでに至りませんでした。

吐くということに抵抗があったようです。

吐きたくないと我慢したようです。

しっかり「吐きたくなったら、吐いてください」と告げるべきでした。

吐いたら今の症状が劇的に改善したでしょう。

治療後は・・・・

脈は弦数⇒滑数に(快方に向かう)

舌苔は膩苔⇒滑苔(快方に向かう)

その後の宴会の帰りにはかなり全体の倦怠感が改善していました。

悪い師匠ですね(笑)

2014/1/24

昨年あたりから不育症の方が急増しました。

12因子減少症、抗リン脂質抗体の方など・・・。

また不育症という診断に至りませんが、胎嚢、心拍確認のあとに流産した経験が2度以上ある方も居られます。

妊娠確認後に素早く安胎治療に切り替えます。

そのとき少しだけ活血や化痰清熱を加味することが多くなります。

現在20週目に入った方、胎嚢確認前の方、明日心拍確認をする方を抱えています。

患者さん自身が一番心配でしょうが、私もかなり心配します。

脈の安定か否かを診ながら1本、1本鍼を打つ感じです。

アスピリンなどを飲まれている方なら、微量な出血があることもあります。

体温が急に下がることも少なくありません(私はこれが一番怖い)。

温陽して上げます。

色々なシュミレーションを日頃から行い、出来るだけの対処の手を持ちたいと考えています。

※この記事は新着時期を過ぎても左サイドバー《臨床のお話》に収められています。

2014/1/7

新年あけましておめでとうございます。

本日から臨床を始めました。昨日まで知人の台北の先生のところを見学していました。

今年も宜しくお願い申し上げます。

好ダッシュです。

30日に受精卵を戻した患者さんに一応の妊娠反応。

幸先が良い

卵巣嚢胞6㎝の患者さんが3㎝に縮小。

皆さん頑張ってくれたので・・・有難い報告を受けました。

ありがとうございました。

2012/9

《公孫穴考察》

この3例は同一日であったため、印象に残る。

共通点は排卵〜受胎期であること。いわば子宮が活動期にある。

1例は体外受精の半日前(①とする)、1例は同じく二日前(②とする)、もう1例は人工授精の10日後(③とする)。

②は4日前の時点で内膜が15ミリに達す。③は人工授精後10日間ホルモンパッチを使用する。

3例ともに衝脈調整のために公孫穴に千年灸(竹生島)を施灸。

通常は現れない左右の温度差を自覚する。

①、③は左公孫が、②では右公孫が熱すぎて途中で中止する。

①に関しては逆に右公孫が知覚がない。②、③は反対側の公孫が通常の感覚である。

●衝脈は子宮より起こる。気衝穴に出て、足少陰経に走行する。ゆえに体内の気血は衝脈を経て子宮に流入するものと考える。

その宗穴が公孫である。

個人的認識では排卵時に衝脈を通じ、子宮内の血がMAXになる。気も増量する。

衝脈はフル稼働し、生理的範囲で運動エネルギーとしての熱を帯びる。

そこに公孫でさらにお灸(熱)を加えることで、必要以上の熱さを自覚するものと考察する。

熱さを自覚する側は、排卵したほうの卵巣と考える。

※新着時期を過ぎても左サイドバー《臨床のお話》に収められています。

2012/6

今月比較的妊娠まで至る方が多かった。

その中でも印象的な例である。

不妊外来へ通うこと5年。この間、妊娠反応が2回ある(胚移植)。

いずれも心音確認前後で流産する。

当院での鍼灸治療も6ヶ月目に入る。

月経周期、月経日数は問題ない。3cmほどの筋腫はあるが、位置的に問題はなさそう。

高温相への移行に時間がかかり、月経量も少なめなことから、E2の低値や黄体の機能低下を予想する。

後にホルモン値からもそれを確認する。

気になる点は職場に公にしない形で5年間不妊外来に通っているところ。

〜これでは時間の作り方や、休む理由づけを見つけるなどがかなりしんどいと思う〜

予想通り、相当に気持ちを保つがしんどくなってきている。

眉間に皺が寄りすぎだよ???

弁証では肝の疏泄失調が顕著に現れている。

ときに現われる頭痛や胃腸障害および排卵、月経の予定日のズレは見事なまでに肝の疏泄失調による。

治療は補腎養血とする。

胚移植との併用なので2〜3回目までには妊娠は可能と判断する。

問題はどう肝の疏泄を順調にするかである。

友達風に会話を作り、なるべく思っていることをしゃべってもらえるよう心がける。

ニコニコ顔になる会話に努める。

予想通り鍼灸を始めてから3回目の移植で心音確認の壁は越えた。

肝の疏泄の調整は、こちらの思い以上に不妊治療を良好な結果に導くことができる。

※新着時期を過ぎるても左サイドバー《臨床のお話》に収められています。

2012/5

心音確認前後ぐらいに妊娠初期の免疫反応、俗にいうつわりを現す人が続いた。

この時期の治療はことのほか慎重を期す。

まだまだ安定妊娠とはいい難いので、刺激量、ツボの選択では常に胎児に影響はないかを考えながら進めることになる。

概ね子宮の高温が続き、また胎児を成長させるためにかなり大量の気が子宮に流れ込む。

いわば子宮のタービンが高速回転状態になっている感じ。

そこで周囲に余剰の熱を放出する。

その熱が子宮から陽明胃経に入ると、胃の不快感と吐き気、ちょうど下から気持ち悪さが上がってくる感じになる。

イメージとして、胃経の熱をさばきながら、衝任脈にスペースを作り、そこに熱を還流させる感じになる。

日常では適度の運動が必要になる。

※新着時期を過ぎるても左サイドバー《臨床のお話》に収められています。

20012/04

このところ陰部神経痛のお問い合わせが多くなりました。

診断:陰部神経痛は症状からの診断は容易ではありません。

一般に内診しなければを確定診断は適いません。直腸内指診で陰部神経に触れた際に圧痛があり、それが患者さんの日常の圧痛と同部位であれば陰部神経痛と認めます。

症状:痔核、裂肛、痔瘻、直腸癌などは肛門周辺の疼痛となるのに対して、陰部神経痛はもう少しの奥の痛みになります。痛みの性質は鈍痛〜激痛といったところです。

また、会陰部や骨盤内面の痛む方も少なくありません。

排便障害のある方もいます。陰部神経痛の場合の排便障害は、直腸性排便障害です。便が直腸まで来ているのに、出にくい、残便感があるなどの症状をあらわします。

直腸性排便障害のある方は、結腸が便を押し出そうと痙攣することもあります(結腸運動障害)。

肛門深部から上に向かって突き上げる痛み(消散性肛門痛)のある方もおられます(当院では今年2例の方が該当)。

また主体的症状ではありませんが、肛門括約筋の静止圧及び随意圧が低下し、便失禁する方もおられるようです。

《考察》陰部神経痛の原因は、出産やオペによる直接の陰部神経の損傷のケースもありますが、大半は原因不明です。前者の損傷ケースでは現時点では鍼灸の有効率はそう高くはありません。それ以外のケースではかなり高い有効率を示します。

この患者さんは、脾胃の湿熱が経絡を侵したタイプの神経痛です。

脾胃に溜まった湿熱はズバリ酒です。かなりの量です。

体のことを考え、日本酒からワインにしたという患者さんの説明は、

下戸の私には通じません。

だって現実に神経痛が出ていますからね。

ここ最近の暑さで、いつも脾胃に引っ込んでいる湿熱が、経絡まで浮き上がってきた感じです。

このときは、鍼で尿量を増やす工夫をします。

2回で腰痛、神経痛は取れましたが、また飲んじゃうでしょうね。

目下、鬱々と酒を連動させない生活スタイルを患者さんと模索しています。

(論点)一般に神経痛は腰椎の変性、狭窄、すべりなどから起こります。鍼灸ワールドでは病因を体全体やその人を取り巻く環境(衣食住)まで広げて考えています。そこでお酒を飲みすぎることで余分な湿熱の邪が溜まり、それが経絡に及ぶことで神経痛(痺証)を起こすこともあるわけです。

5年ぶりにお見えになられた患者さんです。

主訴は慢性腰痛。

以前から疲労が溜まると、激痛に変わります。

腰椎の強度の変形に、狭窄症を兼ねています。

膝もレベル4の変形です。

旅行好きの方で、今年もイギリス横断や中国・敦煌に行かれたそうです。

不思議なことに旅行中は腰痛がないそうです。

この手の慢性腰痛は疲労と実際の痛みの間にタイムラグがあります。

この方の場合、以前から7〜10日前後のタイムラグがありました。

つまり、旅行先から帰国した頃からかなり痛み出すわけです。

年齢が高くなるほど、この傾向は強くなります。

若い方はすぐに疲れが出ます。つまり反応が早いのです。

比べて年を増すにつれて、反応が遅くなります。疲れが後で出てくるようになります。

毎日治療しておりますと、不安を先取りする方が少なくありません、。否、かなり多いです。

こうなっらどうししょう?

なってから心配しようよ。
とは言いますが、本当に無力なひと言です。

患者さんによっては『そうですね』とは言ってくれるものの、そうとおりする人は皆無でしょう。

そんなとき星の王子様の話をします。

とある米軍基地の近くの街(ココ大和市)、10代の夢見る少女がいました。

いつも目の前に王子様が来て、求愛されることを待っています。

ただ、ひたすら待っています。

終に王子様は現れませんでした。

この話しをすると大半の人が「有り得ない話しですよね」といってくれます。

では、先の不安先取り心理とどこが違うでしょう。

将来有るかどうかわからないことに、

一方は心配になり、一方は夢想しています。

+−の違いだけで構造は似ています。

そう考えると少し冷静になれるのではないでしょうか?

1、具体的に不安を取るアクションを起こすか。

2、そのことから意識を離すか

3、たとえば、将来もっと美しくひかり、男性が寄ってきたらどうしよう?という感じで、心配を夢に入れ替え笑って見せるか

心の洗濯は個々の自由です。

鍼灸院では、仰向けで鍼を打ち、それからうつぶせで鍼を打つ。この(仰向け)から(うつぶせ)のパーターンが一番多いように思います。

患者さんが痛くて仰向けになれないから横向きの姿勢をとって頂きます。当たり前ですね。

中には、とてもいい人がいます。気を使う人???

『仰向け大丈夫ですか?』と尋ねると、『ハイ、大丈夫ですよ』と答えてくれる。

こちらが治療しやすいように、そうしなきゃと思っているのか?

あるいは『いや』と言えない性質なのか?

我慢しながら、無理に仰向けになっている。

その結果、余分な力が入るため、治療効果が低下する。

いい人ほど治療成績が悪いなんて癪な話ですね

とかく姿勢は大事です。

そのためにも状況を把握が大事ですが、大丈夫、大丈夫と言われると・・・。

ご自身が一番楽な姿勢を取って下さいませ。

お願いします。

概ね近年の日本の夏には2つの特徴を有します。

1、以前より気温の上昇が激しい。

2、以前より集中豪雨が起こる。

この2つの事象から、中医学でいう湿熱の邪が強まってきています。単純にいうと湿気と暑さが一段と増してきたということです。

昨年は暑さが強く、湿<熱でしたが、今年は湿気が優位で湿>熱となっています。

湿<熱の症状の特徴は「上方あるいは上へ上へ、表面へ表面へ」となりやすくなります。頭痛、眩暈、嘔吐、湿疹が主体になります。これが昨年の特徴でした。

今年は前半が熱が強く、昨年同様の特徴がありました。後半は雨も多く、湿の割合が増しています。ジメジメ、ベッタリが主体で気持ち悪さを伴います。湿が邪魔して気の流れが遮断され、気欝を起こす人が極めて多く居られます。つまり湿気が原因でイライラが募る感じです。

発汗力を落とし浮腫みを出す人も少なくありません。

また、こういうときは秋になり急に冷えだすと、湿の残存が発散できずに神経痛を出す方が急増します。

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