夏の雪山

 ニュージーランド・マウンテンクック

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ニュージーランド最高峰マウンテン、クック。

富士山に似るその美しさには、それはもうひれ伏すしかない。数年前の夏

に行ったの だが、草木の生い茂った草原から万年雪の頂を望むなど、そ

れだけでも極楽の世界だ。あまりの美しさにとろけていましそう。


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あたりまえだけども、歩けど歩けど、なかなか麓まで辿り着かない。 それがまた面白い。途中に小川があり、小山がある。妙に大きな岩もある。湖畔は深いグリーンで神秘的。この感覚は久し

ぶり、もしかして初めてかもしれない。


nw3.jpg途中かわいい猫を発見する。飼い猫でもあるまいが、体重5〜6`はあ

る。人なつっこく、30分ほどマッサージをしてあげる。もちろん免許(国家

資格:按摩マッサージ指圧師)持ちである。

 


知っての通り、この国は人より羊の数が多いと言われる。本当に人が少ない。

隣のオーストラリアと比較され「地下のオージー、地上のニュージー」と呼ぶことがある。

これはオーストラリアには石炭などの地下資源が多いのに対して、ニュージーランドには羊を筆頭に豊富な農産物が取れるという意味である。
nw4.jpg車で走ると、道路にポッサム(袋きつね)という小動物の死骸がある。本来オーストラリアか ら輸入したものが、爆発的に増加したものらしい。夜行性動物であり、車のライトを見ると固まって動けなくなるらしい。これが高級セーターなどに化ける。

雄大な自然を目の当たりにすると、人はおおらかなになる見本のような国であった。


 

滅びゆく水没都市

 イタリア・ベネチア

ほぼ海抜ゼロ地帯にある中世国家都市ベネチアは、不思議な街である。

ナポレオンをして世界で一番美しい広場と言わしめたベネチアのサンマルコ広場、を始め中世繁栄の遺産は、見るものを圧倒する。

しかし決して陽気が漂う街ではない。どちらかというと陰の街である。百年後には埋没してしまう悲哀がそう感じさせるのだろうか。

どことはなしに影がある。個人的には栄光の残骸にしか見えない。


bene.jpg イタリアという国は面白い。たとえば「この銅像は××のレプリカですよ、ただし造られたのは500年前です」、という類の話がよく出てくる。500年前のレプリカがその辺に縄も柵もなく無造作に存在するのが凄い。さすがはローマ帝国だ。悠々とした歴史の長さと世界最高峰の土木建築国家のふたつの意味で凄い。

日本なら絶対に《立ち入り禁止???r?????r??の立札があるだろう。

先の話しが、銅像ではなく、建物ならきっと人が住んでいるに違いない。石文化とはこういうものなのだろうか?
何よりこの民族は正確さに欠ける。サンマルコ広場から船?Dで向こうの島に渡ろうと思い、乗船場に行き、何番の船に乗るかを尋ねる。

3番といわれたから、bRの船に乗り込む?D

船はその島と反対側に行き?D

しまいに陸の陰もなくなり?????`?i???_???????j

海しか見えなくなる?????????`?i?????????j

たくさんいた客も、途中の島に下船し、残るは4人????????

日も暮れ出し、不安が込み上げる。意を決し、次の島で降りる。「無人島??」「人影がない??」5分ほど歩き、食堂を見つける。「北京飯店」という漢字表記の看板である。店主に、漢字と拙い中国語でサンマルコ広場への戻り方を教えてもらう。
イタリア人は適当、よく言えばおおらか。それにしても中国人はどこにでもいる。

ローマ、ミラノ、フィレンツェ。この国の何かを感じるには後4,5回必要だろう。

 

存在に畏怖&動乱の大帝国

 ロシア・バイカル湖

 摩周湖を凌ぎ、世界一の透明度を誇るバイカル湖。シベリアの南方にある。バイカル湖の湖畔に位置する街がイルクツークである。手始めに中洲にあるオリオン島を尋ねることにしよう。ランプの宿があるらしい???

地元の人にオリオン島まで何時間かかるか聞くと、『4時間』と答える(多分??)。実際には13時間かかった(速度の遅い船に乗ったらしい)。

日本でいえば琵琶湖の中洲まで13時間かかったようなものだから、如何に大きいかがわかる。(約琵琶湖の50倍近くの大きさです)
淡水だというのにアザラシがいるらしい。その深さは最深1500b以上にも及ぶという。

進化の過程を見るにはパラガゴスと並ぶほど貴重な領域らしい。

その間、ずっとずっと同じ風景が続く。海にしか見えなし、湖岸の山々も延々と同じ色合い、同じ高さが続く。30分ほどで飽きる。

圧倒的な自然の大きさである。 そうこうしているうちに、いつも見る日本mos2.jpgの自然はかなり人工的だということに気づく。

別の言い方なら良く手入れされている、例えば、京都の竜安寺の置き石や、自宅近くの目黒川沿いの桜に自然美を見てしまう自分に気づく。

比べてここの自然はそのスケールがケタ違いで、数十時間も変化しない。

ただただ圧倒され、怖ささえ感じてしまう。このような自然と対峙するなら、それに抗する発想は生まれない。逆らってもしょうがない。時間を気にしてもしょうがない。自分は小さな石のようなものだからmos1.jpg

12才程度の男の子が125ccのバイクを運転している。法律がないのか?牛がいるけど柵がない?発電機はあるけど2年前から使っていないらしい。ウーン??混乱のままモスクワへ飛ぶ。
  

 

 

ロシア・モスクワ 

 

mos3.jpg いつの頃から赤の広場の軍事パレードが気になっていた。戦車やミサイルを交えての行進は見る者を圧倒する。しかし、実際に見ると意外なほど狭い。北京天安門の広場の1/3もないだろう。

大きさは期待はずれだが、その美しさには眼を見張る。

本当に綺麗な広場である。 個人的にはナポレオンが世界最高の広場と謳ったベネツァのサンマルコ広場より綺麗だと思う。(ナポレオンはモスクワに行った??、途中まで??)。

その背後にはクレムリンがある。凄いシュチュエmos6.jpgーションだ。

ついでにKGB本部も尋ねてみる。見かけは何の変哲もないビル。中に入りたかったが勇気がない。捕まったらどうしよう?(−つかまるわけがないのだが−)。この発想はきっとハリウッド映画の見過ぎなのだろう。


今でこそ資源大国として頭角を現してはいるが、僕が行った頃は苦境の真っ直中にあった。

給料の遅延、現物支給は半ば常識化し、市民は街角で物売りをしている。テレビ、犬、椅子などなどど…。社会主義から資本主義への移行期特有の苦しみだろう。


mos4.jpg 五日間ほど過ごした。地下鉄が発達して、非常に動きやすい。当時モスクワの地下鉄には一切の広告がなく、壁には彫刻が施されている。美術館、劇場も建物自体が芸術の域に達している。本当に本当に綺麗な街である。今後、広告で溢れる街にならないことだけを祈る。昨今、世界中で街の多様性が失われてゆく。残念でならない。 

陰影広がる艶やかな街

 フランス・パリ

モナリザ.jpgパリの街にはカフェがやたらに多い。 

19世紀ですでに三千を超えていたというから驚き。

パリのカフェの特徴はオープンテラス式で間口が広い。歴史的には文学カフェ、政治カフェもあるが、現在はコミュニュケーションの場という意味合いが強い。

オペラ座パリ.jpgほんとうにおしゃべりな人たちだと感心する。

わが国の近代における国際デビユーは、ここパリの万博であった。

その随行員のひとりが、かの渋沢栄一である。 

 

シャンゼリーゼ通りやエッフエル塔は派手過ぎて趣味に合わない。ただモナリザ、ベルサイユ宮殿、オペラ座は一度見ておくほうが良い。

夕方のセーヌ川沿いは情緒がある。こんなに恋人同士???n?[?g?h?????n?[?g???n?[?g?h?????n?[?gの散歩が似合う場所もそうはない。

地方に行くと、さらにこの国の懐の深さを感じることができる。

個人的には微妙に暗いノルマンディー地方が好みである。

ベルサイユ.jpg第2次世界大戦最大の激戦地、連合軍の『ノルマンディー上陸作戦』の地である。

ブロバンス地方は、緑がやや薄く、黄緑で、枝がいつも微妙に揺れている感じがする。そのためか空気がぼやけている。印象派の感覚が始めて理解できたような気がする。

フランスの中にF1グランプリで有名なモナコ公国がある。コンクピットに立ってみたが、すり鉢型で意外なほど狭い街だ。古館一郎の絶叫が聞こえそう。

その地方、その地方がプライドを持って生きている、そんな印象を強く受けた旅であった。 

 

 

良い本と出合いましょう

 今年も良書と巡り合うことができました。ミヒャエル・エンデ氏の『モモ』や辻信一氏の『常世の舟を漕ぎて』などです。良書に出会うと自分の内面と直面せざるを得ない状況に追い込まれます。一時には少しばかり精神バランスを崩したりするものですが、そのうち安定に向かい、患者の内面とも今まで以上に対峙できるようになる気がしてきます。

 とかく中医書や古典類などの漢字ワールドに浸っていると、また原稿書きに精を取られ過ぎると、心のゆとりがなくなります。

 我々は理をもって病態を分析し、技をもって理を表現します。そして心のゆとりをもって患者を包みます。

 不惑を過ぎると腕力で治療することにかげりが見えてきます。理や技とともに心の成長が是非に必要になるのではないでしょうか。

 心の栄養に気を使いながら日々の臨床を大事にしていきたいものです。

 それには良い本と出合いたいですね。  (医道の日本年頭所感より)

鍼灸に向いている疾患

 ○ 自律神経系

・目眩 (病院と併用、病院で原因が特定できない患者さんが多い)

・ストレス イライラ 不安感 (鍼灸は精神の安定に向いています)

・不眠 (身体や首が軽くなり眠りを誘ってくれます)

・冷えのぼせ (気血のバランスを回復する治療が主体です)

・ 動悸 (心肺の気血を補う補肺養心の鍼が効果的)

・疲労倦怠 (目覚めが違ってきます)

・喉の違和感 (ストレスと乾燥が2大原因。疏肝、潤肺の鍼が効果的です)

・頭痛 (急性、慢性を問わず、全患者の1割が頭痛です)

・頻尿 (夜間尿2回、昼間15回以上なら頻尿です、腎の強化が必要です)

・耳鳴り (老化とストレスが2大原因です。補腎、疏肝の鍼灸が効果的です) 

・過換気症候群 (ストレスが主因、疏肝理肺の鍼灸が効果的)

・ED (長期計画で治療を進めます。疏肝、補腎、清利湿熱の鍼灸併用します)


 

○ホルモン系

・不妊症 (補腎、疏肝、活血などを組み合わせ、活き活きした子宮の回復を図ります。週1回の

定期治療となります。注:ホルモン値の検査結果や基礎体温表があればお持ちください

・更年期障害 (気血のバランスを図ってゆきます。週1回の定期治療となります)

・過食  (過剰なストレス、神経症の一部と捉えます。)

生理不順 生理痛 (問診、脈状、舌状から子宮の状態を把握し、適切な治療を組み合わせます)

・乳腺炎

・子宮内膜症

・妊婦の諸症状  

○消化器系

・便秘 

・胃弱 

・腹痛 

・胸やけ 

・悪心 

・食欲不振 

・痔 

・口内異常

○呼吸器系

・咳 

 ・喘息 

・小児喘息 

・息切れ 

・咽痛 

○加齢・過労によるもの

・腰痛 

・膝痛 

・足底痛 ・耳鳴り ・夜尿症 

・尿失禁

尿漏れ 


○アレルギーによるもの

・アトピー性皮膚炎 

・アレルギー性鼻炎 

・アレルギー性喘息 

・花粉症子供の病気おねしょ 

・夜泣き

○その他 の適応疾患

・座骨神経痛 

・ぎっくり腰 

・寝違え 

・慢性疲労 

・五十肩  

・肩凝り 

・卒中後遺症 

・頭痛 

・視力減退 

・頸椎症 

・胸痛  

・陰部神経痛

本当に好かれていないの?

 相手は鏡

職場や学校で理由はわからないのですが、ウマが合わない人がいるものです。

相手が自分のことを嫌っているように感じられたりします。確かに本当に嫌われているケースもあるかもしれません。万人に好かれることなど土台無理ですかね。

人は誰しも、自分の期待を。体で表現します。

何のことかわかりませんね。

例えばあなたが誰かに好意をもっていたら?あなたはその人の前で自然に微笑んだりしませんか?すると相手も何だか嬉しくなり、微笑返しをしてくれます。そこであなたはその人を感じの良い人だと認識し、さらに好意を持つようになります。

中学生に戻りましょう。誰かを始めて好きなっちゃいました。でもこの感情をスートレートに表現

するのを躊躇います。ドキドキして、逆に相手の前でつっけんどんな態度を取ります。思春期ですね?????i?{???????j 。すると相手もあなたに反応して、悪態をついたりします。そこであなたは嫌われたと感じ、この初恋は成就しません?????????`?i?????????j

あなたの職場で、あなたが相手の仕事に集中しているとき、俗に言う聞こえてない状態のときに微笑んだとしたら、当然相手は無視しますね。聞こえてないわけですから。するとあなたは面白くありません。今度は相手が聞こえている状態のときに微妙に、その感情が態度に出てしまいます。相手もいい感情は持たないでしょうね。なんとなくしっくりいかない関係が出来てしまいます。

相手の状況を読む。いつもできるだけニュートラルな状態を保つ。

相手が自分を嫌っていると思えば思うほど、その証拠となる行動のみに注意を払うようになります。

 

鍼灸治療の体験のある方/当院の患者の方

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知っての通り、鍼灸は楽しく、面白く、深みがある、そして温かい。1992年に大和市中央で開業して以来、「気軽に話せる鍼灸師」 「説明のできる鍼灸師」「腕の良い鍼灸師」を目指し、日々の 鍼灸治療に励んでまいりました。この姿勢を崩さず、患者さんと一緒に歩んで行くつもりでございます。

 

不妊治療:不妊外来へ通院中の方へのサポート体制

鍼灸と併用することで子宮力を上げ、妊娠率を高めることができます。とくに着床率を上げるためには、気血の旺盛な厚くて柔らかな子宮内膜の状態が必要です。詳細はHP内の各章をご参考にして下さい。 難治性の高いと思われる方の場合、邱紅梅先生 (北京中医薬大学・医学部・中医学科卒、現恵比寿・桑楡薬局店主)とカンファレンスいたします。

 

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邱紅梅先生については「漢方養生法」・「漢方的183のアイディア」(オレンジページ)、「わかる中医学入門」(燎原出版)、「生理で診断体質改善法」(家の光協会)、「女性力を高める薬膳ごはん」(マイナビ)などにその考え方が示されています。

 

 

                                              

開院以来20年間以上一貫とした中医鍼灸

現代中医学の特徴は『弁証論治』というシステム論です。このシステムにより的確に病態把握して治癒率を高めることができます。また同システムを使えば、鍼灸のみならず、食事指導や運動指導も行え、再発防止に役立ちます。

 

  

情報を発信する

初めての患者さんに聞くと、鍼灸治療がどのようなものかわからないケースも少なくありません。身近で経験した人がいなければなおさらでしょう。努めてHPでなど情報を発信に努めてまいります。

 

婦人病について中医学の考え方 婦人病を考えるはココをクリック

 

 

 印象に残る臨床例 臨床のブログはココをクリック

 

 勉強するなら 漢方の歴史 & 基礎中医学をクリック

 

 旅行気分に浸るなら 世界の街と人々をクリック

 

人柄を見るなら  アメブロ《塾長のblob》  & 日々感じたことをクリック

 

 日曜診療は第2、第4日曜です。 1・3・5の日曜日は休診です。


 

 

 

 

 

「待ち時間を作らない

忙しい時間を無駄にしないというのが当院のポリシーです。そのため予約の方を優先させていただきます。呼吸を整えるため、5分ほど前に来院してください。(呼吸が乱れていると正確な脈診を取れないことがあります)。院内には決明子、鳩麦などを焙じたお茶を用意しております                            

 

   

 

 

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開業以来、待合室用に集めた書籍が500冊を超えました。小説、旅行記、健康本、人生論などなど、私自身の論文や書籍も100編ほどあります。専門家向きで読みにくいかも知れませんが、手に取って考え方を探ってください(笑)。貸し出し図書として使われております。ご自由にお読みくださいませ。

 

 

 

 

《初めての方へ》

 

『清水の舞台から飛び降りる』つもりで来院しました。年に数回は聞く言葉です。

 鍼灸院って、かかったことない人からみれば、それほど敷居が高い場所ということでしょう???[???i?????????j

 鍼灸の刺激感、どこまで脱ぐのか、通院頻度など、経験がないとわからないことだらけですね。    

  細い鍼hari.jpg
使用する針の95%以上は、日本で流通する極小サイズ、具体的には 直径0.14mmを使用します。微細な針ですので、ほとんど痛くありません

写真は爪楊枝と比較したものです。細過ぎて見にくいかもしれません。  

 

 

 

ポカポカ灸

箱灸.jpgお灸は直接に肌に触れない温灸が中心です。熱いというよりホカホカという感じです。八分灸といって艾を米粒の1/3にひねり、熱源が肌に触れる瞬間に消す方法も取ります。

 

 

 

○おおむねお腹、背中、手足などのツボを多用しますので、普段着のままお越し下さい。着替えが必要なら治療着を用意します。

○急性疾患なら、隔日などで治療します。90%以上治れば、その場で終了します。

○慢性疾患なら、説明を聞き、ご自身に理解してもらいながら、治療計画を提示します。 

 その他、健康維持、病後の再発予防、生活のクオリティー向上などで来院される方が増えています。自分に合った形でご利用ください。 

???[???i?????????j 治療の流れを知りたい方はこちら  当院の治療スタイル 

 

感覚に気を配る

 

 体内サイン

頭は言語の世界であり、情報の世界である。常に自分は今も昔も同じと思いたがる癖がある。一方、体は現実の世界であり、感覚の世界である。日々変化し、また衰えたりもする。言葉の世界、情報の世界に日々埋没すると、感覚の世界を疎かにする。感覚の退化するといっても過言ではない。典型が都市型住民である。逆にいえば頭を優先する人が増えれば、社会は都市型になり、情報社会になる。人々の思考で社会が作られるわけだから当然の結末であろう。そして益々自然から離れ、感覚の鈍化を招く。

 体の内から発する小さなサインは、自分を頭の世界、言語の世界、つまり「こうすれば−必ずこうなる」の社会から、感覚世界、自然の世界、たとえば「この嵐は過ぎるの待つ」の世界に引き戻してくれる。鍼灸師はこのサインを見つける仕事なのだ。嵐のときに、動き回ればどうなるかわかりますよね。 体が発する小さなサインをライフスタイルの指針のひとつに据えることで、大きな災を回避し、頭と体の折り合いをつけていきたいものです。煙草や酒で感覚を鈍らせないように。嗜好品は楽しむものですよ(笑)。

鍼灸治療が初めての方へ

?L 『清水の舞台から飛び降りる』つもりで来院しました。年に数回は聞く言葉です。

 鍼灸院って、かかったことない人からみれば、それほど敷居が高い場所ということでしょう???[???i?????????j

 鍼灸の刺激感、どこまで脱ぐのか、通院頻度など、経験がないとわからないことだらけですね。    

  細い鍼hari.jpg
使用する針の95%以上は、日本で流通する極小サイズ、具体的には 直径0.14mmを使用します。微細な針ですので、ほとんど痛くありません

写真は爪楊枝と比較したものです。細過ぎて見にくいかもしれません。  

 

 

 

ポカポカ灸

箱灸.jpgお灸は直接に肌に触れない温灸が中心です。熱いというよりホカホカという感じです。八分灸といって艾を米粒の1/3にひねり、熱源が肌に触れる瞬間に消す方法も取ります。

 

 

 

○おおむねお腹、背中、手足などのツボを多用しますので、普段着のままお越し下さい。着替えが必要なら治療着を用意します。

○急性疾患なら、隔日などで治療します。90%以上治れば、その場で終了します。

○慢性疾患なら、説明を聞き、ご自身に理解してもらいながら、治療計画を提示します。 

 その他、健康維持、病後の再発予防、生活のクオリティー向上などで来院される方が増えています。自分に合った形でご利用ください。 

???[???i?????????j 治療の流れを知りたい方はこちら  当院の治療スタイル 

 

 

    

世界遺産の最高峰ピラミッド

 エジプト、カイロ

 子供の頃から憧れる場所が3つあった。ひとつは万里の長城。中国の歴史マンガからロマンを感じたせいだろう。ローマのコロセッテオにも行きたい。80年代までのハリウッド映画は壮大だった。その象徴がコロセッテオである。あるいは格闘技好きの影響か???最後はギザのピラミッドの中に潜入??するという夢である。あの巨大でミステリアスな建築、守護神のスフィンクスを含め、よく夢の中に出てきた。王の権力の象徴?宇宙人が作った?あるいは雇用対策としての公共事業?いまだに興味が尽きない。

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 カイロにはナイルを中心に様々な建造物がある。大きくわけて、ナイル東岸は現世の建物、日の沈む西岸は死者に纏わる建物がある。つまり東に宮殿、西に神殿があり、ピラミッドがある。
ピラミッドの中は意外なほど広い。想像した空気の薄さも感じもしない、少し涼しく感じる程度である。よじ登ってみたいが、数年前に人が落下して亡くなったため、現在は中止している。周囲をゆっくり回ったり、座って仰ぎ見るしても、あっという間に時間が過ぎて行く。本当に素晴らしい。

周囲には[ラクダに乗せて幾らのおじさん]がたむろする。はっきり断らなければ、無理に乗せ、お金を要求される。 この国はイエス・ノー(意思表示)をはっきりさせたほうがよい。

帰りのタクシーeg2.jpgでは、運ちゃんが、子供が3人いて生活に困窮しているといって、告げたホテルまで行ってくれない。1$と日本からの和菓子を差し出す。

公衆トイレを出た瞬間、タオルを突き出され、受け取ったら最後、1$要求される。

ホテルの庭を掃除しているオジサンに花を指差し、何という名前の花ですか?質問したら、「フラワー」と答え、またも当然のように1$要求される。このようなバクシーシの感覚に慣れだしたら、この国は実に面白い。
eg3.jpg途中ルクソール神殿(ここは圧巻)に寄ると、何と考古学の吉村早大教授がいる。テレビの仕事らしい。何だか得した気分。こういうことは続くもの。帰国後、自宅近くのユニクロに行ったら、WBSコメンテーターの経済学者斉藤教授を見かける。犬と散歩する名取裕子ともすれ違う。
ケンドー・コバヤシともすれ違う。コンビに立ち寄ったら阿藤快?が立ち読み中。極めつけは侍士朗越中(プロレスラー)が、目黒駅前のスパーで買い物をしていた。不思議に続く。

これもピラミッドの御利益だろう。

 

東西が交わる千年城

  トルコ、イスタンブール

 世界に千年城(千年間以上に渡り都であり続けた街)はそう多くはありません。そのひとつがイスタンブールです。

古くローマ帝国時代には、コンスタンティノーブルと呼ばれ、ヨーロッパとアジアの架け橋、交通の要所として大いに栄えます。その後ビザンティン帝国、オスマン帝国の都として栄えます。現在のトルコ共和国で、首都はアンカラですが、栄華の象徴、経済の中心はいまでもイスタンブールです。

 トルコ.bmp     

夏に行ったのですが、その暑さは半端ではありません。湿度も高く、日本の真夏に似ている感じです。

宗教はイスラム教です。イスラムの特徴ですが、どの家庭にも絨毯があります。

イスラムは砂漠の民の宗教ですね、絨毯も乾燥地域の生活様式から生まれたものです。湿地では合いません。そこで、この国ではやたら絨毯を干す姿が目につきます。

パトルジャン・ドルマス(ナスの中にピラフを詰めたもの)はけっこういけます。野菜も豊富、ヨーグルトは最高です。

ヨーグルトは元来中央アジアの遊牧民族の食べ物です。それがモンゴル帝国の大統一でトルコに入り、お隣のブルガリアにまで浸透したのではないでしょうか???

疲れたら水パイプ、夜はベリーダンスとかなり充実した旅となるでしょう。アヤソフィアの内部の荘厳さは比類なきものです。イスラム寺院最高峰のひとつに数えてもよいのではないでしょうか?

この国は、世界遺産も極めて多く、歴史の深さを感じます。パムッカレという保養地で温泉プール?????C???i?????jに入り、潜ったら、下が遺跡だらけでした????。(注:世界の保養地に出向くと、必ずといってよいくらいドイツ人ご婦人が集団でいる、と感じるのは私だけでしょうか???r?[??

夜ホテルで地元の結婚式を見ていたら、「踊れ」といわれたので踊ったら、翌日別の結婚式に呼ばれてしまいました。よく踊る陽気な人達という印象です。 カッパドギア.bmp

個人的にはカッパドキアが印象に残ります。奇岩に覆われた街なのですが、西方から追われるようにして、この地にたどり着いたキリスト教の修道士達が、洞窟を掘り、地下都市を造ります。

一時数万が地下で暮らしたといわれるほど巨大な地下都市です。中に学校や遊技場、墓地すらあります。眼をつぶると、当時の人の「信念」の強さを感じます。

ただ、安チケットで行ったので、途中4カ所も経由し、24時間以上かかりました。動かない飛行機ほどつまらないものはないですね。まぁ、そのおかげでカラチ(パキスタン)の夜景を見ることができました。「禍福はあざなえる縄の如し」でしょうか?

 

地上の楽園、動物と暮らす街

 

 スリランカ・ゴール 

ゾウの孤児院にて??                   ぞう.jpg      

 アュルベーダー?a?@を体験するため、スリランカに行って来ました。スリ ランカはインド洋の島であり、北海道くらいの面積に2000万ほどの人が暮らしています。そこで暮らす人々の伝統医学がアュルベーダーです。スリランカ版漢方と いったところでしょう。

 場所は南の街ゴール。アュルベーダーのドクターがまず脈を診て診察し、オイルを調合します。その後にオイルマッサージを受けます。薬草を引き詰めた低温サウナに入り、 最後はハーブ茶で終了です。
スリランカは常夏の島です。湿気が少なく、汗をかきやすいため、基本的には体から水分や油分がゾウ.jpg抜けてしまいます。それを補うため、大量のオイルを使うマッサージが発達したのでしょうね。
逆に日本は湿気が多く、保湿的マッサージは向きません。日本のオイルマッサー ジは少量で伸ばすようにやるのはそのためでしょう。つまり、医療は気候風土に影響さ れるということです。

また2000〜3000bの高地はあの有名な世界最大のセイロン紅茶の産地です。
働く人の手当は1日80`摘んで、200円くらいです。当地でもやっと生活ができる程度の金額です。皆さん紅茶を飲むときは決して粗末に扱わないで下さい。ところでイギリスはここに汽車を通しています。よっぽど紅茶が欲しかったの で  しょう。

スリランカでは、他に世界遺産を中心に5カ所ほど回りましたが、どこも自然の豊かさに眼を奪われることになるでしょう。小鳥、花、木が生き生きしています。

中央アジア/ヒンズー聖地で沐浴体験

 

  インド、ベナレス

ベナレス3.jpg                                             
言わずと知れたヒンズー教の聖地である。ベナレスは英語表記《Benares》の日本語読みである。 独立後はVaranasiが正式名だそうだ。また霊的光に溢れた町という意味でKashiとも呼ぶ。

 

数年前にNHKでこの街の特集を見て以来、行きたくてうずうずしていた。自分の感性が何を持ち帰るのだろうか?とても楽しみである。
○想像通り人、人、人である。舗装した道路は極めて少なく。ホコリと牛の糞がやたらに目につく。「コンタクトレンズは売れないなぁ」と、日本人的思考をする自分自身が少し情けない。


○翌朝、日の出前にホテルを出てガンジス川に向かう。元日をベナレスで迎えることが出来るなんて夢のような心地である。

牛の他、豚、野良犬、リヤカー、バベナレス2.jpgイク、三輪自動車・・・昔見た懐かしい風景に出会う。真冬というのに宗教上の理由から裸足の人も少なくない。

ターバンを巻いている人は、シーク教の人である。一生涯髪や髭を切らないため、ターバンが必需品となる。ターバンを巻いている人に必ず濃い髭があるという昔からの疑問がやっと解けた。

チャイ?i???Xで体を温めた後、ガンジーに浸かる。膝までだが、気持ちよい冷感(霊感ではありません)。これ以上は、ヒンズー教徒でもないのに失礼だろう。

ガンジス川西岸にはガートと呼ばれる堤が80以上隣接する。中には火葬場もある。ヒンズー教の方々は、ベナレスに2000以上ある寺院のひとつに泊まり、そこで死を待ち、このガートで火葬してもらい、灰をガンジス川に返してもらうそうである。これが天国への道へと繋がるわけである。正確にいうと輪廻から解脱できるそうだ。
この街には人工的なルールというのが存在しないのでは?と考えてしまう。路の真中に牛が寝ており、車やバイクが逆走し、お店では値札というものが存在しない。

官僚国家の我が国では、安全性や合理性の美名の元、ありとあらゆるルールがひしめき合駅員インド.jpgう。しばしば形骸化し、邪魔なルールも相当数にのぼる。

たとえば薬局を開設するとき、分度器が必要になる。今どき分度器で調剤することがあるのだろうか?
自然発生した仕組みを言語により追認するのがルールであろう。ないとは思うが、管理者を作る・喰わすためにルールが存在するとしたら、悲しいことである。 

駅には面白い職業の人がいた。エレベーターとかエスカレーターのほとんどないこの国では、荷物を運ぶのが容易ではない。そこで運び屋さんがいる。赤い服のおじさんは駅の職員だそうだ。一食分程度のお金で、頭にボストンバックをふたつ乗せた。涼しい顔で先を歩く。

ホテルに着き、試しにマネしたら首が折れそうになる。?????i?{???????j 凄い技だ。

鍼灸治療の体験がある方へ / 当院の患者さんへ

 知っての通り、鍼灸は楽しく、面白く、深みがある、そして温かい 

1992年に大和市中央で開業して以来、「気軽に話せる鍼灸師」 「説明のできる鍼灸師」「腕の良い鍼灸師」を目指し、日々の 鍼灸治療に励んでまいりました。この姿勢を崩さず、患者さんと一緒に歩んで行くつもりでございます。お陰様で8万6千人弱の方を診させて頂きました。ありがとうございます。お便りお待ちしております。mail to近況を知らせ頂けましたらありがたく存じます。                      

 

    菜の花.jpg       

 この間、北インドを歩いていたのですが、延々と続く菜の花畑を見て、つくづく自然っていいな☆☆!!地球がくれたの宝物?v???[???gだなと感じました。

 ?g?C??スタッフ紹介 

 

 

 

 

圧倒的な知識と実力

souyudo01.jpg邱紅梅先生の桑楡堂薬局東京・恵比寿

恵比寿駅からスカイウォークを出て5分にある漢方専門薬局です。邱先生はとにかく元気な先生です。とくに不妊症の治成績は抜きに出ています。著書『わかる中医学入門』は7版を超えるベストセラーとなっています。

やさし気さくな先生

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大石京子の東洋鍼灸院(世田谷) 

院長の大石先生は、私の薬膳の師匠です。栄養士でもあり、細かなアドバイスをよく頂きます。女性特有のきめの細かい治療で、地域に根付かれています。

 

 

ここは本当に中国なの

 中国.マカオ

 ちょっと小旅行???s?@でマカオへ。これが意外におもしろかった。

 マカオと香港は中国である。しかし政治、経済は前宗主国のポルトガル、イギリスのそれを踏襲する。 これを一国二制度という。その方が現実に都合が良いということなのだろうか?

 マカオ経済は圧倒的にカジノで持っている。ギャンブル?n?[?g?X?y?[?h?_?C???N???u目当てに本土中国を始め、世界中の成金さんが集まってくる。すでにラスベガスを凌駕したという噂もある。

 ちょっと探索…。ドキ???n?[?gドキ?h?????n?[?gドキドキク??。ボディチェックへ済ませ、別世界へ突入(初体験)。

 皆が皆、目がつり上がっている。
 ギャンブルは絶対に冷静沈着じゃないと勝ち逃げ・負け逃げができないのに…、手首のロレックスは質屋行きだな…?????????`?i?????????j?????????`?i?????????j?????????`?i?????????j

 成金さんを目当てに来る本土からお姉さん。何故か胸が同じ大きさなのである。

 横縦どこから見ても東欧の姉様もいる。

 『おいおい、どこが中国だ』と叫んでしまいそう。

 かつて蹂躙された土地を上手に活かすしたたかさは、さすが政治大国といってよいだろう。

 しかし、この地域から徐々に大陸へ向け、あらゆる波が伝播する。

 今後の中国の動勢はマカオや香港で案外にわかる。

第2の故郷

中国,北京

  この街は計20数回足を運ぶ。義姉の家があり、数週間〜数ヶ月の研修もすべて
ここ北京。知人、友人も多く、外国に来たという感じがまるでない。
 この街の特徴は、行くたびに街の景色や人の服装が変わるところである。まさに首都北京は躍進中国の象徴である。
 2年前は、オリンピックの前で、前門全体が瓦礫の山と化していた。毎月新しい地図を発行しないと間に合わないくらいだ。
 初めて訪れたのが20年前、噂どおり人、人、人、自転車、自転車、自転車であった。牛で荷を運ぶ人もいる。

 友諠商店では、扇風機が店員にしか当たらない。客は汗だく、物を買うときいかにもめんどくさそうな素振りをみせる。寝ている店員も数知れず。地下鉄はともかく、バスに乗るときは戦争状態。やっと確保した椅子に座ると、膝の上に子供を乗せられたこともある。

 国営ホテルの象徴王府井の北京飯店は、20年前なら、それこそ豪華という感じがしたが、今では外資系に押され、全く存在感がない。

 靴直しのおじさんの手間賃は5元、散髪も5元。すべがてが驚きの連続で本当に楽しかった。

 比べて今は、その感動が薄らぐ。慣れもあるが、資本主義で見られる他国の大都会と何ら変わりがない感じがしてきた。それを世間では発展というのだろうが、壊され行く胡同を見ながら一抹の不安も覚える。東京がオールド東京を保存しなかったことで、心の帰省地を失った二の舞は起こさないで欲しい。
p2.jpg 今回は自身が主催する研究会『漢方の三旗塾』の4年に1度の海外研修のために訪れた。
 場所は北京中医薬大学となりの中日友好病院である。総勢19名で、ちょっとしたツアーの様を呈す。


 

p1.jpg若い頃、一ヶ月ほどこの病院内の伝統医学リハビリセンターで研修したことがあり、そのとき昼寝をした南宋風庭園が当時のままあり、嬉しくなる。
今回は皮膚科、針灸科の2科の研修をメインに置く。
研修内容を報告する項ではないので、詳細を省くが、短時間の割に集中した研修が出来た。

 
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後はもっぱら本屋めぐりである。全員で300冊ぐらい買っただろうか。東京で買う10〜20%くらいで原書が買え、お得感があり、つい買いすぎてしまう。東単の健康書店が教科書類が充実する。6年ほど前に寄ったとき、自分の書籍の翻訳本を見つけ、少し嬉しいやら恥ずかしやら複雑な思いをした。

王府井の新華書店でも良いが、値の張る書籍が多い。ただ、まとめ買いなら10%は値引きできる。中医薬大内の書店も交渉次第で値引き可能。

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 最近は格段とアクセス事情がよい。とくに地下鉄は8号線まで出来上がり、非常に動きやすい。

 ちょっとした買い物はより王府井より西単が良い。北京ダックの全衆徳は前門店(本店)がやはり一番おいしい。

 故宮、古い方の万里、頤和園は1度足を運んだ方がよい。
 電車で5時間ほど揺られると、承徳という街がある。元朝が北京に入場する前の都で、中国に同化する前の元朝を感じることが出来る。 

魯迅を生んだ文化都市

 中国.紹興

 今回の旅で、中国で庶民をやるには体力がいるということを再認識することになる。

 紹興までは日本からの直行便がない。まず杭州に行き、杭州から紹興行きのバスに乗る。

 まずは切符を買うために並ぶことになる。ただし皆がきちんと並んでくれるわけではない。並ぶ人の横から手が2,3本は出てくる(困惑)。そこで、いちいち割り込みの人に「後に行け」(我是前頭、請后辺排列)と怒らなければならない。こういう苦労が、歳を取ると非常におっくうなのだ。
0612-2.jpg 1時間半?o?Xほどで紹興に着く。三輪車の勧誘を振り切り、向かったのは魯迅の生家。

 魯迅は知っての通り中国近代文学の父です。口語調作品による微妙な感情表現は日本のファンも引きつけてやまない。仙台に留学経験があり、神田の内山書店とも関係があるようです。 個人的な話ですが、内山書店に入るとき何故か緊張してしまうのは、この辺の事情による。
 反戦的思想家のため、共産党から資本家の汚名を着せられずに済む。それで生家は保存され、今は観光地と化した次第である。

 この生家は、典型的な中国南方のお金持ちの家です。間口はそう広く感じませんが、奥行きがどんでもなく広く、悠に10メートルはありそうな高い塀で囲まれている。柱、戸口、机から家具に至るまで、かなり凝った飾り彫りが施されている。また家の子供専用の教室????があり、当然高名な家庭教師を雇う。時代が時代なら魯迅もきっと科挙試験を目指したことは想像に難くない。
 変な言い方だが、中国的アメリカンドリームを目指す方法の代表的な仕組みは、商売で成功する−政商にのし上がる−その財力を子供に投資し、学問を身につけさせる−科挙に合格する−貴族化するというものだ。
3代はかかる。あくまで、家という単位で考えていることがわかります。この国のキーワードは家。さすがは国家百年の計の国で、スパンが長い。

 杭州は西湖という湖があり、非常に風靡な街である。 この街は2度めだが、最初のときの豚の角煮の味が忘れられない。夕方の湖畔の散歩は、息づかいが荒くなる都会生活を忘れさせてくれる。

李王朝を握った街

 韓国・安東

 朝鮮史の中でも長期政権を維持したという点では、李氏朝鮮の右に出る王朝はないだろう。

 その政治的思想は当然ながら儒教である。儒教政治の特徴のひとつは、身分の固定制にある。日本でも江戸幕府がそうであるように、李氏朝鮮も身分の固定制が極めて強固だ。

 その最上階に位置するのが、両班と呼ばれる貴族階級である。科挙試験の受験資格、奴隷の売買権、漢文の書物を読書する権利、租税権利、納税免除権(納税した時期もある)など枚挙にいとまがない。

 「両班にあらんずんば人にあらず」といった感じだろう。その中でも絶大な勢力を誇ったのが柳一族である。実は柳一族の出身地がここ安東である。後に、この地からは金氏も輩出する。時代によっては王をコントールし、実質的支配者として君臨する。
 町の保存状態が極めて良好で、昔の風景・建物が残っている。地形の利もあり、先の大戦の被害もほどんど受けていない。イメージとしては日本なら移築していない素の江戸村といったところだろう。昔を感じたいならお勧めの街?村?ある。
anton1.jpgいつも思う。韓国の家の塀は何故こんなに低いのだろうか?うちのかあちゃんの背丈とあまり変わらない。防犯上の意味が薄いと思うのだが・・・。ちなみに韓ドラ「美しき日々」でチェ・ジュウに恋をしたリュウ・シオンはこの安東柳氏の流れを汲む。確か漢字で書くと柳時元???間違ったらごめんなさい。

自分の物語、親の夢

 物語

 久しぶりにユング派の某氏の講演を聴きに行った。氏いわく「カウンセリングとは、相手が物語を語るのを待つ職業である」という。


 ひとは自分の物語を作り、その物語に生きる〜

 自分自身のことでいえば、小さい頃は仮面ライダーに、小学生ではバレーボール選手に、高校では農業開発普及員としてアジアを駆けめぐることを夢見た。
 現在、同じアジアでも中国を源流とする中医鍼灸を以て、患者と歩く夢を見ている。ころころ変わりはしたけれども物語を作り続けた。ありがたいことに、物語は幾つになっても、時間を超え作ることできる。江戸最後の名医といわれる浅田宗伯は、生涯を漢方の継承・発展に費やし、この世とのお別れの際、三千人が涙したという。
 一方、親は親で子供に対して描く物語があるだろう。さしずめ良い高校、良い大学、そして良い会社という物語が一般的である。
 子と親の描く物語が一致していれば、子は生き生きと甘え、生き生きと自立する。よく見て、子供の描く物語を待ってみよう。
 不惑を超え親に感謝できるようになった。かも?自由奔放に生かしてくれてことは何よりの贈り物だった。今後、孝行息子も物語として描ければありがたい。

孔子様と御対面

 中国.青島〜泰山〜曲阜

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山東省は初めてである。JALマイルを利用し、直行便で青島まで飛ぶ。

青島〜泰山〜曲阜を周り、孔廟で亡き孔子様にご挨拶を済ませた。道家を支持する身でありながら、儒祖を敬うのかとお叱りを受けそうだが、そんなつまらないことは気にしない。敬意に思想を持ち込むなどは愚か者の所業だ。

 青島は山東省第2の都会である。田舎の地方都市と聞いていたが、7百万の人々の住処だ。視界に海の広がる空気好(kongqihao)の街でもある。ドイツの旧租界地が現存するため、居ながらにしてドイツを感じられるというお得感もある。ちなみに青島が中国ビールに一大拠点(青島ビール)となったのは、ドイツの影響もある。

 泰山は知っての通り中国・五山中のひとつ、東方の名山で、寿命を司る神様が住んでおられる。歴代皇帝の庇護も厚い。「安泰」の泰の字は泰山の泰である。シンプルに言えば超がつくほど神聖な山である。

 とかく石段が凄い。かなりの急勾配で、2時間はかかるだろうか?『脚に震えを感じたい』と切に願う人は是非にお試しあれ。途中の店で売る倍値の西瓜が媚薬に思えてくる。

aoshima2.jpg いよいよ孔子様とご対面である。まず側近の子貢様にご挨拶を済ませ後、孔子様と対面する。すこしドキドキする…、当然だが…千の風になった孔子様は何もお答えにならない…。ただただ清々しい感覚を与えてくださった。感謝、感謝、これで十分だ。

 理由なき幸福感、これが大事だと、今は思う。幸福に理由があれば、失うと不幸になるから・・・・・

 帰りの青島行きの列車で色々と考える。新幹線「こだま」仕様?V????の列車で4時間ほどで青島に着く。着いた先が大阪だったらどうしよう?????i?{???????j?ありえない

 若い頃、陰陽思想や中庸思想に惹かれる。

 日々悶々とする人の性ではなく、「陽の直線的な思考と陰の包括的思考を併せ持つ」人という存在に魅力を感じ、思想的繋がりから中医鍼灸を志す。

 24歳、上海・外灘のガーデン・ブリッジの上であった。

 時が過ぎ、自分自身がいつの間にかこのような視点を失ってしまったようだ。

 昨今の世相は、陰陽の調和の乱れが甚だしい。陽的直線思考が強すぎる。戦時中でもないのに陽実証社会の到来か?と思いたくもなる。目に見えない形での慢性的戦争が続いているという表現がマッチするような気がしないでもない。

 陽的直線思考は右肩上がりのグラフのような社会を構築する。上昇志向に繋がるが、どこまで行っても、さらに上があり、不安・焦燥感・苛立ちが絶えない。

 このような社会では、自身の立ち位置を過去の実績に置く、エゴの強い、勝負論にこだわる人間を形成しやすい。勝ち組・負け組などという言葉がまかり通るのは、その象徴である。

 国民を不安状態に置くほど、為政者にとって都合の良いものはない。政府から国有地を払い下げられた新聞社や、無意味な広告をもらい続けるテレビ局を使い、見え透いた正義を説けば、民の操作などいとも容易い。

 逆に、冷静で少々では動じない国民が増えれば、ウソが通じなくなり一大事となる。政府高官、高級官僚、GS幹部はさぞ困るのではなかろうか?それには陰的包括思想を思い出すしかない。

 陰的包括思想の基本は包み込みの視点である。出産直後の女性が始めてみせる母の顔に似る。

 相手を思いやる優しさ、美しさを賛美する眼、より実体を大事にする視点などがそれである。少し前の「もったいない思想」もこの範疇だろう。自然を愛でる意識もこれに連なる。より実体を大事にするので、人の肩書き・実績より優しさに価値を見出すだろう。

 鍼灸院には陽的直線思考に疲れ果てた人が多数来院する。個々の臨床家が目の前の患者に集中しつつ、陰的包み込みを実践するなら、孔子様も微笑んでくれるだろう。やっと初心に帰る日が来た気がする。

越国の名残り漂う街

 ベトナム・ホイアン

ベトナム.jpgベトナムは、越人が南下して建てた国である。当然、至る処に中国南方文化の香りが漂う。

ホイアンは南越風の建造物がそのまま残ったような街であり、貿易都市であるため、商家が多い。縦長の家で、塀を囲むように中庭がある。つまり、建物は間口が狭く、奥行きが広い、これも中国南方の商家を見るようだ。お寺も南方中国の道教寺院と変わらない。

家が川沿いに立ち並び、船で荷を運べる作りになっている?D

16〜17世紀には日本人街も作られ、1000人を超す日本人が住んでいた。

街中の安宿で3日ほど、滞在したが、規模はが思った以上に小さく、1日あれば十分である。郊外にはミーソン遺跡があり、半日で往復できる。

食事をすると中国南方の味。 市場に出向いたが、かなり安く、おばちゃんは優しい。

ジーパンの裾上げをするミシンは、昔母親が使っていた足踏みタイプ。

ホイアンを含め、ベトナムは2度ほどお邪魔した。

ホーチミンは小回りがきき、食べ物もおいしい。意外にアイスクリームが絶妙の味である。

ハノイは大きすぎて動きづらい。

ハーロン湾は天気次第。 雨、霧ならガッカリ。

メコン.jpgメコン川はなかなか味がある。程よい大きさで、小船で繰り出すと気持ちが良い。中州の小島で初めてドラゴンフルーツを食べる。

ベトナムのどこの街でも同じだが、バイクがただただ多すぎる。50ccで、3列縦隊、3人乗りは当たり前。

よく見ると、皆バックミラーを外してある。ミラーが隣のバイクと接触し、事故るからである。

隠れていた帝国

 カンボジア・アンコールワット

 

カンブジア.jpg カンボジアと日本の間では直行便がない。したがって通常はタイ経由かベトナム経由で入る。 今回はホーチミン経由でプノンペンに、プノンペンからアンコールワットのあるシェムリアップに入った。

 ここの空港は2つの点で凄い。待合室がないのだ。隣の軽喫茶で珈琲を飲み5$取られる。また普通、空港には荷物が出てくるベルトコンベアーが必ずある(正式名称は知らない)。それがないのだ。台車に載せた荷物を数十人がかりで、一気呵成に押してくる。手で荷物を持ち走ってくる人もいる。
ka1.jpgアンコールワットはアジアの一級品の世界遺産である。その保存状態が極めてよい。この辺の土地は数年ほっておくと、草木がうっそうと茂り、十数年でジャングル化するため、人の侵入を防ぐ。つまり伝承では残っても、容易に視覚から消えてしまうのである。

 その彫刻美の繊細、かつ大胆な構図は古代の人の生活を想起させるに十分な迫力をもつ。
「水を制する者は支配者となる」の格言どおり、クメール王朝の灌漑技術は相当に高かったようだ。またその湖面がアンコールワットを照らすと、本当に綺麗だ。桃源郷の世界に変わる。
ka2.jpgいたるところで小学生くらいの子供たちがガイドで生活費を稼いでいる。学校に通える子が少なく、というかほとんどの子が学校に行かず、アンコールワットで遊びながらバイトしている感じである。外国人相手に耳で憶えた言葉なので、発音が極めて綺麗。日本語、英語、フランス語、イタリア語など、バイリンチルドレンが多数いる。 その屈託のない明るさに、世界一若者が多いといわれるこの国の未来を感じざるを得ない。

仙家思想を具現化した山

 中国・黄山

  

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 この山に登ったのは、25年前のことである。鍼灸学校の友人と二人で、タイ ???s?@ 香港 ?D 上海 ?o?X 黄山というルートを取る。

香港に寄りたくなかったが、当時は自由旅行で中国に入るには、香港でビザを取らなければならなかった。香港で泊まったドミトリーは1000円ほどで、鉄格子の2重ドアだったのを記憶している。ネーザンロード付近にあり、近くの東京銀行で日本の新聞を読み漁ってものだ。

上海から黄山までは、乗り合いバス。前の席のおばちゃんが鶏肉の片を上から吊るしたので、目の前で鶏肉がゆらゆら揺れている。省が変わると、全員の身分チェックが始まり、ドキドキした。

麓から5時間ほどで頂上付近のホテルに辿り着く。道がかなり狭いところもあり、しかも安全のためのロープが切れている。 高所恐怖症の自分にはかなりの難関だ。

風邪が吹くと、視界に山水画の世界が広がり、数分後には霧で視界ゼロになる。本当に不思議な山だ。『ここに登り修行し仙人になる』というが、この視界では大半が滑り落ち死んだに違いない。

当時は外人が少なく、麓のゲーセンでインペーダーゲームをやっていると、5,6人の中国人が集まり、ワイワイガヤガヤ(中国語が良くわからない)。途中手を出す輩もいる。

ホテルでも料金が5元、食事が4元、二日滞在したが、18元しかかからない。当時のレートで200円くらい。本当に安かった。成田を出て、正味一ヶ月くらの旅行だったが、中国国内では数万円の出費で終わったと記憶する。 

目次 旅の思い出〜世界遺産を中心に〜

 東南アジアの街と人々

チェンマイ/済州島/黄山/アンコールワット/ホイアン/青島/安東/紹興/北京/マカオ/香港 /台北?m?d?v

 中央アジアの街と人々 

 ベナレス/ゴール 

 イスラムの街と人々 

 イスタンブール/ カイロ

 ヨーロッパの街と人々

 パリ/モスクワ/バイカル湖 / ベネツア /モスタル

 オセアニアの街と人々

 マウンテンクック/パース 

 南の島の街と人々 

 沖縄/ホノルル/フィジー

奇跡の奇岩島

 韓国.済州島

神様.jpg  済州までは約2時間半、自宅から成田までと、ほぼ同じ時間である。かように近い島であるが、火山噴火で出来た島のため(現在死火山)、地上に水がたまりにくい。それにより日本にあって、済州にないものが3つある。

温泉、川、田んぼである。

 人口50万以下の小さな島であるが、景色の雄大さや荘厳さではどこにもひけを取らないだろう。

 高麗時代に朝鮮に併合され、現在は街が南北に位置し、景勝地は東と南西にある。昔の家.jpg

滝.jpg とくに世界遺産の城山日出峰、ハルラ山、万丈窟と西南の4カ所ほどの瀑布(滝のこと)は必見である。 中文海水浴場も沖縄並みに綺麗な真砂である。

 

 

 民族村では、むち打ち台があった。これで100叩きの刑に処されると、さぞかし痛いだろう。

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地元の黒豚とミカンはおいしいし、トッペギもかなりうまい。  韓国は7,8回行ったが、ソウルのつぎに面白いところであった。

 

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 五味子茶を飲みながら、来年はハルラ山に登ろうと考える。

 

 

東南アジア/至福の街

 

 タイ・チェンマイ

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タイには3度ほどお邪魔した。初めての海外ということもあり、印象深い。空港を出た途端『社長先生様?』とホテルの客引きに腕を捕まれる。『敬称はひとつにしろ』

 タイに1週間ほどいると怖いくらい地元に同化する。中国で現地人に道を尋ねられたことは一度っきりだが、タイでは数回ある。私がチビ(167p)だから??(タイ人に失礼な言い方でもうしわけありません)

バンコクは大都会特有のアクセスの良さを持ちつつ、タクシーやホテルが安く、長期滞在しても経済的負担が少ない。人も優しく好きな街ではある。 しかしあまりの気持ちよさに王宮の庭園で寝ていたら、衛兵に銃剣で起こされる。興味本位で射撃場に行き、100発ほどかましたら、お金がきれて、冷や汗が出る。おまけに回り中がピストル持っている。

近くのパタヤビーチまで乗り合いバスでもさほどかからない(2時間以内だったような記憶が・・・)。ただ、ビーチで寝ていると、5分おきに物売りに起こされる。

プーケットは、嵐に見舞われ、ホテルから出なかった。

この数年、海ははずれっぱなし。

フィジーでは2階下浸水で海を見られずじまい。

ペナンでは電気くらげにやられ39℃の熱。                                     

話を戻そう。バンコク以上に面白いのが北部のチェンマイである。 

 タイ1.jpg   タイ.jpg チェンマイ.jpg

ここのもち米は最高にうまい。

人がバンコク以上に優しい。物価が安い。ゾウもいる。そこそこの都会と、無造作で気持ちよい田舎とのバランスが絶妙の街である。

儒教の核心が医学用語に

 

 不仁

中医学では知覚麻痺(しびれ)を「不仁」という。つまり仁がないことだといっている。仁は儒教の核になる思想を集約した一語である。
 この場で仁の説明に入ると3年はかかりそうなので止めておく。
 ただし医学という、本来あるべき姿より限定された形で用いるときには、仁は「痛みを察する心」といった意味になる。そこでしびれを「自分の痛みすら感じない」という意味で不仁と呼ぶわけである。
 日常生活で「人の痛みを察する心」がないということは、ともなおさず人の気持ちを推し量る能力に欠けるということである。これは医学的不仁ではなく、日常的不仁である。それを古来日本では「仁は人なり」「仁徳は人徳なり」ゆえに「不仁は人徳なきをいうなり」という。
 自分にあっては素直でいたい、他にあっては無礼、粗暴でなきよう努めたいものである。