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椎間関節部(背骨と背骨間の接続部)に腰痛の原因が存在しているものを総称して「椎間関節性腰痛」と呼びます。

急性に発症するものを「椎間関節捻挫」、慢性的であるものをを「椎間関節症」と分類します。

椎間関節捻挫:いわゆるギックリ腰(急性腰痛)の病態。重たいものを持ち上げる時に突然ギクッという感覚とともに痛みを生じる。椎間関節(接続部)の亜脱臼(外れそうになること)により関節包が進展され炎症や部分断裂を起こすこととなる。

椎間関節症:加齢により生じる椎間関節の退行性変性(組織・軟骨の変化)が基盤となって発症する。

慢性的な腰痛の原因となる。朝起きた時・動き始めに痛みが見られるが、時間が経つと痛みが軽減することが多い。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板組織が脱出し、神経根を圧迫することで腰や下肢の痛みを引き起こす病態。

原因としては、加齢に伴う椎間板の退行性変性で生じる。

また、重いものを持ち上げる時・スポーツなどの負担が原因となり生じることもある。

好発部位は①L4〜5(腰骨の4番目と5番目の間 ②L5〜S1(腰骨5番目と仙骨の間)、③L3〜4(腰骨3番目と4番目の間)が多い。

ヘルニアは下部神経根(L4〜L5ヘルニアであれば、L5神経根)を圧迫することとなります。

支配する下腿や足部の神経領域に疼痛・表在知覚障害・筋力低下が生じる。

(L4〜L5ヘルニアではL5神経の支配する下腿や足部の領域に問題が生じます)

※支配神経と領域は以下の通り。

高位 障害神経根 知覚障害(鈍麻) 運動障害(筋力低下)
L3/L4 L4 大腿前面下部、下腿内側、足背の内側縁、母指内側 大腿四頭筋(膝を伸ばす)
L4/L5 L5 大腿外側、下腿外側から足背、母指〜第4指 足首、母指を反る
L5/S1 S1 足外側、第5指、足底 足首、母指を曲げる

新着記事の時期がすぎても、左サイドバー下段の「腰痛」の中に収まっています。

2020/11

数年前の症例です。

急性期の椎間板ヘルニアの患者さんで、退院の翌日にお見えになりました。

2回の治療で痛みが半減しました。

予想より、5,6回早いペースで回復しています。

こういう予想外の回復は本当にありがたい。

本人に治そうという意識を強く感じます。

現実に見ていた世界は

具体的な事実(このケースではヘルニアになったということ)より、それからどういう感情を起こした?

意外にこういう視点が大事です。

心身一如と考える伝統医学では、その疾患に対する構え方や二次的感情も注意して見ていきます。

おれは腰痛になり、明日からおまんまが食えない(焦り)。

昔もこういうことがあった(焦り、不安)、

あの荷物を代わりに持ったせいで(怒り、後悔)などなど。

こういう感情があると治りが遅くなる傾向があることもありますから気をつけてください。

※この患者さんには、痛い、治そうというシンプルな感情思考しかなく、派生的な感情、思考を感じませんでした。

こういう人は決まって予想以上に早く治ります。

早め早めの処置を心掛けましょう。

※新着時期を過ぎると左サイドバー《腰痛》に収められています。

2020/5

腰痛に限ったことではありませんが、筋肉系の疼痛疾患には病位があります。

病位は表面からみてどのあたりの深さのところに病の原因があるかということ。

たとえば冷たい風にあたり急な腰痛が出てきたでとします。

これは病位が皮膚表面に近くにあると考えます。治療のコツは患部の鍼は浅く留めます

逆に骨の変形が原因の腰痛。病位は深いと考えますので、患部の鍼はかなり深くまで入れます

この考えは専門家も知っているようで意外と知らないことが多いようです。

僕は鍼灸学校では必ず教えているのですけれど・・・・

鍼は考え方(流儀)により深浅が様々ですが、的確な刺激量、方向とともに病位に深度を合わせることがとても重要なのです。

重度の椎間板ヘルニアの患者さんの治療で数回経験した不思議な現象についてお話しします。ヘルニアが数年を要し治ってゆく過程で、少しずつ足の外くるぶしあたりが隆起してきた例がありました。1例だけなら、個人の特殊体質とでも考えるところですが、これまでに数人の方から、同じような事象を観察しています。

理論的には腰の要である《腎》に関わるツボが足首に集中していますから、当然起こり得る可能性はあります。

しかし腰の痛みの代償的ブログラムだと思いますが、足首の骨が変形するという事実を目の当たりにすると、体のつながりって不思議で、凄いものだと感じないわけにはゆきません。

そこでよくよく足首のツボを触ると、同じ患者さんでも毎日変化して行きます。谷あり、山あり、湿りあり、乾きあり、しわあり、ぶよぶよありの感じです。 そこで足首を正常に整えて行くと、腰の働きの正常性もまた回復して行きます。ここらに鍼の凄みが隠されています。

お約束1

腰痛予防なら日頃から足首を良く回すことです。

NG

足首を返せない履物など(たとえばブーツ)

お疲れ様です。金澤です。

また最近、更新頻度を高めてます(-ω-)/

骨の変形について、今日も書いていきます。

前回、骨の変形には「荷重」「摩擦」+「時間経過」によって起こりやすくなると書きました。

そして「骨の変形」自体は戻すことはできないですが「痛みの緩和」「進行を遅らせる」ことは可能になります。

今日は変形に伴うケース別での治療を書いてみます

1、変形によって炎症(痛み)があるタイプ

炎症は1、熱感2、腫れ3、何もしなくても痛む4、発赤、このようなものがあると炎症があると判断することが多いです。

炎症自体は身体の防御反応でありますが、この時期はかなり痛みが強いです。

ひどいぎっくり腰や捻挫など経験したことある人は、あの痛みです。

この場合の方針としては炎症を抑えるツボと痛みの緩和を主として行います。

2、変形によって荷重痛や動作痛がある場合

痛みによって周りの筋肉が固くなることや、弱くなることがあります。

その影響を受けて荷重時や動作時に痛みを引き起こしやすくなります。

関連のある所を柔らかくする、循環改善を行っていきます。

3、使用頻度、疲労などの影響を受けると痛む

日常生活くらいであれば痛むことがないが使用頻度や疲労などが重なると痛む場合

持久力をつけていく治療を行います。この時期には変形が進行しないようなツボを加味しながら治療を進めていくことが多いです。

ざっと大きな括りで治療方針として書いてみました。

人によってや、部位(首、腰、膝など)や症状のレベルで変わってきますが、このような感じで治療を行っていきます。

臨床で多い治療の流れになります。

参考程度に読んで頂けたらと思います。

お疲れ様です。金澤です。

今日は「骨の変形」についてコツコツとお話していきます。骨だけに( ˘•ω•˘ )

我ながら寒い!笑

はい、行きましょう!

「骨の変形」の好発部位は関節周辺になります。関節は骨と骨の間の所で曲げ伸ばしできるところになります。

よくある好発部位を列記すると「膝関節」「足の母指球あたり(外反母趾)」「腰の骨」「首の骨」

この4つが臨床でお話を聞くことが多い印象です。

これら共通点を考えると「荷重」と関節運動による「摩擦」の2セットが起こりやすい場所と読み取れます。

他の部位もありますが、今回は割愛させてくださいm(_ _)m

「荷重」と「摩擦」が起こると直ぐに変形に繋がるかいうと、そうではありません。

そうです!時間経過を忘れてはいけません。

「荷重」「摩擦」「時間経過」この三要素が揃うと変形に繋がっていきやすいです。

変形してしまった骨は元に戻ることはありませんが、治療によって進行を遅らせることや変形による痛みを緩和させることは可能になります。

ただ「骨の変形」によっての痛みは個人差があり、痛む人もいれば痛まない方もいるので難しい所ではあります。

また少し書いていきます!

2015/8

◇症例◇

すべり症の患者さんですが、ここまで反り越しの方も珍しいです。

仰向けの際などには、腰とベッドの間に私の手がスポッと入ってしまいます。

概してこういう方は脊柱起立筋が硬い。

このケースなどは起立筋を緩めながら、適時疏肝、活血を加えます。

奇穴・腰奇の硬さが気になります。

潜在的血オの指標になることもありますね。

このケースはここの読み方が決め手です。

お疲れさまです。金澤です。

最近、急性腰痛の患者さんが増えております。

病態は各々違いますが、話を聞くと腰に負荷がかけすぎです

どの身体の部位でもそうなのですが、負荷がかかれば柔軟性を失います。そこに負荷がかかれば身体は痛みとしてサインを発します。

治療者側から見たものでありこれが正しいというわけではありません。人それぞれ環境は違います。

ただ強い痛みの前に何かしらのサインは感じていると思います。

そのサインをキャッチしてあげることも大切であると感じます。皆さん頑張りすぎです

転ばぬ先の杖、用心は前にあり、備えあれば憂いなし

知っていることわざを挙げてみました!笑

2014/8

過食と拒食を繰り返す患者さん。

今回はストレス性腰痛。

いや〜な気持ちと腰が連動します。

少なくない症状です。

気持ちが緊張、イライラなどに動くと筋肉は緊張します。

つまり滑らかな動きに支障を来します。

一般には肩こりや首に凝りや痛みなどの上半身にあらわれやすいのですが、

元来、腰の使用頻度が高かったり、立ち仕事だったりすると腰痛になることもあるのです。

とくに体重が後ろにかかり気味なら腰痛も大いにありますね。

★『ストレスはその人が持つウィークポイントにあらわれる』と記憶してください。

※ゆっくり過ごしましょう。

2014/4/11

《症例・腰痛》

29歳/女性。

この患者さんは高校時代に腰椎の分離症を経験。

以来数年に一度、急性腰痛になり、脚に力が入らず、動けなくなる。

多少の側弯症もあり。

最近はこの頻度が近くなり、半年~数か月に一度急性腰痛があらわれる。

この腰痛自体は中医でいう血オ(入絡血オ)である。

ただ、その発生条件が変わっている。

※よく見られるタイプは気虚、気血両虚、腎虚などから血オに展開するケース。

いうなれば疲労がたまり、元来のすべり症があらわれるタイプである。

この方の場合、仕事上に時間がない、ストレスがたまるなどの条件から、食事量が増えるあるいは早食いになると急性腰痛が起こる。中医的解釈なら肝胃鬱熱から血オに展開する。

胃熱ー食量増加ー便量増加あるいは便秘ー腰痛という過程を取る。

すると入浴しても、寝ても疲労が取れず、動けなくなる。側彎もひどくなる。

熱による疲労なので3日間だけ夕食時に炭水化物を抜いてもらい、キュウリとトマトだけ(熱を取りやすい野菜)にしてもらう。ほぼ疲労感は取れる。

腰痛も熱と血オを取る。治療後7割方改善。

あらためて人の体の連動性を意識した例であった。

この記事はは新着時期を過ぎると《腰痛》の項に収められています。

【鍼灸治療に向いてる疾患】

自律神経系

目眩 (病院と併用、病院で原因が特定できない患者さんが多い)

・ストレス イライラ 不安感 (鍼灸は精神の安定に向いています)

不眠 (身体や首が軽くなり眠りを誘ってくれます)

冷えのぼせ (気血のバランスを回復する治療が主体です)

・ 動悸 (心肺の気血を補う補肺養心の鍼が効果的)

疲労倦怠 (目覚めが違ってきます)

喉の違和感 (ストレスと乾燥が2大原因。疏肝、潤肺の鍼が効果的です)

頭痛 (急性、慢性を問わず、全患者の1割が頭痛です)

頻尿 (夜間尿2回、昼間15回以上なら頻尿です、腎の強化が必要です)

耳鳴り (老化とストレスが2大原因です。補腎、疏肝の鍼灸あ効果的です) 

過換気症候群 (ストレスが主因、疏肝理肺の鍼灸が効果的)

ED (長期計画で治療を進めます。疏肝、補腎、清利湿熱の鍼灸併用します)

ホルモン系

 不妊症 更年期障害 過食 生理不順 生理痛  乳腺炎 子宮内膜症  妊婦の諸症状  

消化器系

 便秘 胃弱 腹痛 胸やけ 悪心 食欲不振 痔 口内異常

呼吸器系

 咳 喘息 小児喘息 息切れ 咽痛   

加齢・過労 によるもの

 腰痛 膝痛 足底痛 耳鳴り 夜尿症 尿失禁   尿漏れ 

アレルギー によるもの

 アトピー性皮膚炎 アレルギー性鼻炎  アレルギー性喘息 花粉症

子供の病気

 おねしょ 夜泣き

その他

 座骨神経痛 ぎっくり腰 寝違え 慢性疲労 五十肩   肩凝り 卒中後遺症 頭痛 視力減退 頸椎症 胸痛  陰部神経痛

2022/9

本日の婦人科勉強会で「高プロラクチン血症」を皆で討論した。

色々見解が出て楽しい。

もちろん漢方(中医学)的視点での話。

基本は子宮に行くべき気血の逆乱現象としてカテゴライズする。

疑問は脾の統血失調で高プロラクチン血症が起きるか否かという点。

僕の見解は統血失調で乳首から水様の物質や血が滲む程度ならあり得ると考えていたが、

乳汁様の物質が出るとなれば、その前提として乳房に過剰の気血が停滞する何かしらの病理が存在する、と思う。

これを聞いても漢方、鍼灸の専門家の8割の方は?????だろう。

と言いながらここに書いていて申し訳ないです。

臨床は一人黙々と研鑽するものだと思う。

そのうえで仲間がいてくれて色々な発想の肥やしを与えてくれれば最高だね。

今日はなかなか聞けない情報を女性鍼灸師の方が提供してくださり感謝したい

※一定期間を過ぎると「院長の呟き」に格納されています。

2022/8

今日昼休みにスタッフの皆とコロナ後遺症を中医学でどう分析するかについて討論した。

デルタ株まで後遺症の症例は5例に満たないが、7月後半から突然に急増する。

すごい勢いで増えました。

咽喉痛を伴い発熱というパターンが多い。

発熱の後に咽喉痛の方も少なからず居られる。

悪風〜発熱の方は一例のみ

頭痛を伴うかたも多い。

ということ判明します。

これからわかるようにデルタ株と違い、オミクロン株の場合は、

風熱の邪が侵入したものが多いと定義できるようです。

ここからちょと専門的で恐縮なのですが

1 咽喉に直に侵入する。

2 表に客す(邪が表面にくっつくイメージ)。

3 皮膚に侵入する。

の3パターンがありそう。

※2のパターンは39度を超える熱はでるももの後遺症は比較的少ない。

※1のパターンは咽喉痛のみ遺すことが多い。熱によって咽喉が乾燥しているケースが多いのでしょう。肺熱が肺陰液不足で処理する。

※問題は意外に3の皮膚に侵入するパターンだろう。

正気が強い方(気、血、精が充実している方)なら早晩後遺症を残さずに回復する。

正気がそれほどない方が問題だと思う。

発汗過多などで気血を消耗してしまい、その後気血不足から倦怠感思考低下を引き起こす症例が多い。幸いのも熱痙攣の例はなく安堵する。

この倦怠感主体の治療には少し時間がかかる、

腹部を見ながら気血を充実させてゆく。

また、表、皮膚(肌)の調整するのは太陽経である。

鬱熱の残存があればここをどう使い方が決め手となる。

注)ここでいう後遺症は正式な医学定義の後遺症というより、発症後2週間〜3週間時での残存している症状を指す。

※この記事は一定期間を過ぎると《院長の呟き》に収められています。

2022/8

8月も気がつくと中盤を過ぎました。

極端な暑さと大雨が交互にあらわれる異常気象が続きます。

本当に「治水」に力を入れないと、国土が荒れてしまいます。

心配でたまりません。

私は少し自然の中で身を置きたくなったので休暇を利用し、青木ヶ原の樹海を訪ねてみました。

火曜サスペンス劇場の影響で《怖い所》という印象があったのですが、道も整備されていてなかなか以って素晴らしい Σ(゚Д゚)ところでした。

皆様も極力に自然と触れ合うようにしてください。

頭を空っぽにしながら、ひたすら空気(草木の呼吸)を感じるように歩きます。

すると〜自律神経〜が整ってくる感じがします。

その結果〜

※睡眠が深くなる

※呼吸が深くなる

※排便・排尿が安定する

端的にいえば内臓レベルが整ってくると、僕は思っております。

有難い話です。

2022/5

自身が立ち上げた研究会・三旗塾内の婦人科勉強会(LAC)の基礎編が終わった、一年かけてゆっくり進めたので皆に理解されたと思う。

来月から各論に入るため中国の有名どころの治験集を読んでいる。

その治験集からエッセンスを吸い上げ、自身の見解と比べている。

今、多嚢胞性卵胞やE2減少などで排卵不可能な臨床例を読んでいるが、概ね同じ見解に辿りつくものの異なる見解も散見する。

例えば痰飲型の排卵障害、これは日本では極めて少ない。大陸ではかなり多いようである。

体質、食文化の違いが大きいと思うが、この辺りを考慮しながら他国の治験集は読み込まなければならいと感じた次第である。

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2021/4

このところ雑誌社の依頼で疾患別の原稿が続いている。

リウマチ様関節炎。

不眠症。

そして今回は帯状疱疹。

いづれも鍼灸院では良く診る疾患である。

帯状疱疹なら、病理過程は様々だが、概ね肝胆湿熱という病理に集約されてゆく。

僕たちが診るのケースの多くは帯状疱疹後神経痛、つまり抗ウィルス剤投与後に神経痛として後遺症を残したものがほどんどである。

伝統医学では伝統医学観を基にした生理・病理がある。

現代医学の生理・病理とは大いに異なる。

その生理・病理と現症状や、発症から現在までの状況とを照らし合わせながら使うツボをを割り出してゆく。

ときにその日の湿度や温度も考慮しツボを変えることもある。

実に本当のところ、この病気にはこのツボという話は成り立たない。

その状況に応じて使うツボは変わるものなのである。

2022/3

昨日は3月11日、東日本大震災から11年目の当たる。

東京在住の僕は休診日で会計士の方と自宅で話をしている最中であった。

急な揺れ、その揺れも異常に長い。

後は皆さんのご記憶にあるような惨事が続くことになる。

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福島県、岩手県に知人の多い程度の僕ですら、とても他人事とは思える状況ではない。

想定外を連呼しながら自己防衛に入る東電幹部の姿にはただただ情けなく、怒りすら出てこない。

来るか来ないかわからない有事への配慮を切り捨てるということはこういうことなのかを心底感じた次第である。

今、ウクライナに侵攻したロシア軍は原発付近の占拠に躍起になっているという。

映像、文書から見る情報は常に真実とは重なるとは限らないので、早計な物言いは控えるが、ロシア大統領のインタビューから《核》で脅しながら目的を達する言い方は、人類の存続を人質に取るようなものだと思う。

核の抑止力というテーゼが次の段階に進んだようにも思える。

一般人に入る情報などほとんどが色つきのものであるが、それでもそれを繋ぐと見えてくるものもある。

個々の見識が問われている。

平和を維持することは本当に難しいものだ。

すみません。

つい、鍼灸と別のことを書いてしまいました。

コロナの後遺症の方を10名近く診させて頂いた。

大半の方が以上の方が臭覚障害或いは味覚障害、もちろん両方を兼ねる方もおられる。
1名を除きデルタ型。
大腸湿熱か肺の湿熱から傷陰し、現在は肺腎陰虚を呈する方が多い。
鍼治療を始めて急激な回復を見た方もおられたが、徐々に回復される方が多い。
目下の流行のオミクロンに関しては臨床例はない。後遺症を残す率が比較的少ない故だろうか。
最近はワクチン接種後の極端な腕の痛みの方とか感冒のような症状を呈する方を数人診る。
もう3年目に入るのでいささか疲労気味の方も少なくない。
駆け足で書いてみたが、大なり小なりに鬱々、ギスギスした空気を感じておられるようだ。
外に出てひと気のないところを選んで、マスクを外し大いに深呼吸をしてみよう
肋骨を拡げるように深く息を吸い込もう
空気のおいしさとなんとも言えない解放感を感じるのは僕だけだろうか
コロナ禍では、感染の有無に関わりなしに社会全体から活力を奪うようなところがある。
僕たちの言葉では血不足、気の停滞を引き起こす。
患者さんそれぞれの苦痛、違和感を取り除くことがお役割ではあるが、血不足、気の停滞の兆候にも未然に対処しなければならない。
まずはスタッフ間で今以上にニコニコ笑えるような状況を作ろう。
その点で新しく入ってくれたご婦人スタッフは苦労人だか明るい
ありがたい。
※新着時期を過ぎると《院長の呟き》に収められています。

今年度も早いもので、仕事の合間に行く講義は、定番の横浜の学校、新宿の学校、東京駅近くの学校は終え、八王子の学校の特講を残すのみとなりました。

コロナ禍の影響でなかなか東京、神奈川以外の学校にお邪魔することがめっきり減りました。

僕はこの特講が極めて下手?というか納得度が低くなります。

特講は、半期とかの授業と違い、一度だけの特別講演ですから、場所の空気、生徒さんの力量などを図っているうちに終わってしまう笑笑、こういう探っている時間が長いため自分自身が乗れなくわけです。

淡々と自分のスタイルで喋れば良いわけなのでしょうが、それでは自分が面白くありません。

生徒さんとキャッチボールしながら到達点や落とし所を探る、これが面白いのです。

僕自身から楽しさが溢れると場の空気が流れると感じています。

求めてやり始めた仕事ではありません。

本職でもありません。

出来ればDOUTORでひとりで珈琲をすすりながら好きな本を読んでいたい笑笑

だからあるのでしょうがやる以上は楽しくやりたいと思います。

※新着時期を過ぎると《院長の呟き》に収められています。

時間のある限り2022北京オリンピックを観ていました。

試合内外でも色々な話題を提供してくれた大会でありました。

採点への忖度あり、ドーピング問題ありとオリンピア精神と真逆な影の部分が露出した大会でもありました。

それにしても主催国である中国の映像技術の進歩やセンス、お金のかけようの凄まじさ。背後にある経済力については既に全く太刀打ちできないほど前に進んでいる有様を見せつけられた感があります。

一鍼灸師が何を言っても世論が動くわけではありませんが、これ以上我が国がデフレ政策を続けるなら、将来の領土問題に影を落とすやもしれませんと本気で心配しております。

せっかく久しぶりの投稿、競技に眼を向けないと勿体ないですね。

昭和世代の運動部に属した世代から見たら、明るさが前面に出て本当に見ていて清々しい。

特に新しいエアー系?(飛んでその美しさを争う競技)などは絶対にうさぎ飛びで校内を回ったりしないのだろうな笑

特に腸腰筋を始め体幹をよく鍛えているように感じます。運動力学に沿った練習法が確立されているのでしょう。根性の世界ではない笑笑

理に適った練習をルーティン化することが大事です。

後世恐るべし、と感じた次第でありました。

※新着時期を過ぎると《院長の呟き》に収められています。

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