2021/4
散歩をしていたある日のことである。
かれこれ街中歩き、神社仏閣神を探索すること5時間余り
お昼も食べずに5キロ強歩いていたわけだが、足の裏がジンジンと痛くなってきた。
※これは歩行により腎陰が消耗したときに起こる現象である。
ちょっと面白いことに気づく
昨今はコロナ禍の影響で至る所に体温計と消毒液が設置してある。
僕の負担の体温は普段36.2℃±0.1℃。
足休めで抹茶を頂くために立ち寄った園内の甘味処では36,7℃まであがったいるではないか思いのほか高い(;^_^A
※休息と水分補給をこまめにしなかったことが体温上昇の原因だろう。
抹茶を頂き、足を休め再度図ると36.3℃。
また気合を入れ直し、そこから歩くこと2時間
この時点で体が重くなりヘロヘロ
倦怠感の限界に来たので、お腹は空いていないものの、ちょっと早い夕食(かなり遅い昼食)を取る。
お店の前で体温を測ると今度は35.3℃まで下がっている。
※食間の時間が8時間を超えてきたので気の不足が起こっている。腎陰不足に気の不足が加わって腎気陰両虚を起こす。
ゆっくり2時間近く、お店を出る前に再度図ると36.2℃。
一日のうちの高低差が1.4℃あったのは予想外でした。
変温動物並み(お前はカエルか)
日頃から超睡眠不足の僕は陰血不足の体質が形成されやすくなります。
陰血が不足すると体温を調整する衛気の生産量が低下傾向を帯びます。
すると体温、とくに表面温度は天候や運動量などに左右されるようになります。
基本陰血は不足すれば上がり、気が不足すれば下がります。
日常的な睡眠不足がこういう形で現れることもあるのです。
肝に銘じた体験でした
※新着時期を過ぎると左サイドバー《養生のお話》に収められています。