お疲れ様です。
相変わらずの寒い日が安定して続きますね。
患者さんの手足を触ると冷たいです(>_<)寒い外からいらっしゃるだから当たり前ですね)
大きく2つに分けてみます。
1、温める元の力が弱い
東洋医学でいうと気虚(気の不足)や陽虚(温める力不足)という分類になります。
気の性質は’活動’を担っています。活動することで人の体温が維持されていくのですが、気の不足になると活動能力も低下していきます。
また陽虚とは気の生理作用の中で温める力が落ちる状態を指します。
温める力が不足すればこれも冷えに繋がります。
気の産生は胃腸(脾と胃)、もしくは身体の根本である腎(下腹部)の治療をメインに行うことが多いように思います。
2、温める物質が届きにくい
身体の各場所に必要な気や血を届けるルートを阻むもの、必要な気血を届ける力が弱いもの。
イメージですが片側3車線の道路が工事で1車線になったら、必要な物質が届きにくくなりますよね?そんな感じです。阻む原因を取り除き、流れを良くすることをしていきます。
後者は1に類似している部分がありますが、この場合の気虚は、各場所に押し進める力が弱くなり冷えに繋がっていきます。治療は1と同じように気の産生を促すことをしていきます。
大きく分けましたが、そこから更に細分かしてしまいました(+o+)
状態把握のために話を聞いて、どの状態かを推察し治療していくのです。
おしまい