お灸による瞬間脱力法

2017年10月 ひどい筋肉のこわばりで首が後ろに回らなくなった患者さんでした。 実に印象深い患者さんです。 理由は全身彫り物の方を始めて見たからです。 そちらに興味が行きがちにならないよう気を引き締めましょう。 まず、この症状には瞬間脱力方という方法を取りました。 瞬間脱力方とは筋肉に一時的な強い収縮状態にした後、瞬間に力を抜いてもらうことで、 一気に弛緩状態に持って行く技法です。 強いこわばり状態には著しい効果が期待できます。 これをお灸でやったわけです。 頚椎あるいは上部胸椎で一番凹んだところにお灸します。 じかに 直にお灸すると物凄く熱いでしょね。 そうすると筋肉は熱さに抗するため、緊張しますか?弛緩しますか? 当然、緊張しますね。 お灸の厚さなどものの1秒ほど、その後は筋肉は緊張しますか?弛緩しますか? 当然、今度は弛緩します。 すると一気に緩みます。 背骨のところを治療しているので、私は患者さんの背後にいるわけです。 この方、冒頭で話したように全身に彫りものが入ってます。 「熱いだろう、何するんじゃ、このヤロー」でした。 後ろを向かなかった首を180度近く回して私に叫びました。 終了です。