2020/4
最近に不妊症の患者さんを診ていると、一つの特徴にたどり着きます。
それは血オの方が増えているということ。
伝統医学で胞宮血オと判定するときには経血色・質、茶オリの程度、生理痛の程度、
あるいは腺筋症、卵巣嚢腫などの病歴、
あるいはBBT曲線などから総合判断します。
これに加え不育症で着床後の血栓などもこの範疇です。
血には活血化オという治療が必要です。
活血化の治療は不妊治療では禁忌として扱われることが多いのが現状です。
しかし、これをしないと実に妊娠率を上げるとことは適いません。
この矛盾をどうするか?
※オという字を漢字で書くと文字化けしてしまいますのカタカナのオで統一します。
解決策はココ↓↓↓
血は2次病理であるということ。
血の原因となる1次病理をしっかりと見極めることで解決します。
腎虚血オ、湿熱血オ、血虚血オ、肝鬱血オなどが代表的です。
1次病理を叩きながら、2次病理である血に対応することでこの問題は解決するのです。