2019/1
◇症例◇
筋腫が10㎝を優に超える患者さん。
腹診でも触知できます。
本来ならオペの領域ですが、年齢が50歳を超えているので、閉経までは持たせたい(この状態を維持する)ということで治療を受けることにしました。
筋腫は腹部鍼が良く効きます。
腹診で患部硬結の対側や臍部に表れる第2硬結を潰してゆきます。
5分ほどで患部硬結がなくなりました。
ここまでは鍼を刺していません。
鍼管という筒を当て、上からトン・トン・トトンと叩いているだけです。
後は中医弁証に従い活血化オ。
翌日、生理終了4日目に関わらず、まるで生理が再開したような出血が始まります。
筋腫の治療でこのようなことはむしろ良い兆候。
次回の病院での検査ではかなり縮小した数値が期待できるでしょう。