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  インド、ベナレス

                                             
言わずと知れたヒンズー教の聖地である。ベナレスは英語表記《Benares》の日本語読みである。 独立後はVaranasiが正式名だそうだ。また霊的光に溢れた町という意味でKashiとも呼ぶ。

数年前にNHKでこの街の特集を見て以来、行きたくてうずうずしていた。自分の感性が何を持ち帰るのだろうか?とても楽しみである。


 

○想像通り人、人、人である。舗装した道路は極めて少なく。ホコリと牛の糞がやたらに目につく。「コンタクトレンズは売れないなぁ」と、日本人的思考をする自分自身が少し情けない。

○翌朝、日の出前にホテルを出てガンジス川に向かう。元日をベナレスで迎えることが出来るなんて夢のような心地である。

牛の他、豚、野良犬、リヤカー、バイク、三輪自動車・・・昔見た懐かしい風景に出会う。真冬というのに宗教上の理由から裸足の人も少なくない。

ターバンを巻いている人は、シーク教の人である。一生涯髪や髭を切らないため、ターバンが必需品となる。ターバンを巻いている人に必ず濃い髭があるという昔からの疑問がやっと解けた。

チャイで体を温めた後、ガンジーに浸かる。膝までだが、気持ちよい冷感(霊感ではありません)。これ以上は、ヒンズー教徒でもないのに失礼だろう。

ガンジス川西岸にはガートと呼ばれる堤が80以上隣接する。中には火葬場もある。ヒンズー教の方々は、ベナレスに2000以上ある寺院のひとつに泊まり、そこで死を待ち、このガートで火葬してもらい、灰をガンジス川に返してもらうそうである。これが天国への道へと繋がるわけである。正確にいうと輪廻から解脱できるそうだ。
この街には人工的なルールというのが存在しないのでは?と考えてしまう。路の真中に牛が寝ており、車やバイクが逆走し、お店では値札というものが存在しない。

官僚国家の我が国では、安全性や合理性の美名の元、ありとあらゆるルールがひしめき合う。しばしば形骸化し、邪魔なルールも相当数にのぼる。

たとえば薬局を開設するとき、分度器が必要になる。今どき分度器で調剤することがあるのだろうか?
自然発生した仕組みを言語により追認するのがルールであろう。ないとは思うが、管理者を作る・喰わすためにルールが存在するとしたら、悲しいことである。 

駅には面白い職業の人がいた。エレベーターとかエスカレーターのほとんどないこの国では、荷物を運ぶのが容易ではない。そこで運び屋さんがいる。赤い服のおじさんは駅の職員だそうだ。一食分程度のお金で、頭にボストンバックをふたつ乗せた。涼しい顔で先を歩く。

ホテルに着き、試しにマネしたら首が折れそうになる。 凄い技だ。

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