妊娠中の腰痛

2018/01 妊娠時の腰痛は鍼灸院ではよく見る疾患です。 妊娠後期ではお腹がせり出す分、腰椎は前弯するので当たり前に腰痛を起こします。 今回はちょっと違うケースで11週めの、まだまだ不安定の時期のぎっくり腰。 伝統医学の見立ては寒邪による気滞血。 うちで2年かかりやっと妊娠までこぎつけた患者さん。 どちらかいうと、着床に問題があり、ここまでやったもってきた感じです。 脾腎の固摂に問題があり、すぐにでも流産となる傾向があります。 基本は散寒行気活血なのですが、胎児に影響しないように、子宮に効かせないように、腰部の筋肉のみを行気します。 このあたりがテクニック論として大変でした。

壮健な御仁

臨床的印象であるが、老化とは徐々くると思っている方もいようが、私にはそうは見えない。 ある時期の数ヶ月で、どっと老化し、数年その状態が続く。そしてまた急激に老化し、また小康状態に入る。 齢80を超えると、このような老化ポイントが数回はあるだろう。 今回の患者さんは82歳の御仁。 下肢のシビレが主要症状。 年齢の割に腎が強壮という印象を受ける。 通常のケースでは年齢なども加味すると、症状の消失まで相当の時間がかかることもある。 今回はシビレの消失まで3回の治療で済む。 かなり短期間で消失した。 余程壮健な腎の持ち主と考えて良いだろう。 この間の大雪の中雪かきもされたようである。 何でもなかった、とご本人は満足げではある。

足首

足首を回しましょう、足首を返すように歩きましょうと患者さんに伝えます。

関節を動かさないと固まります、筋力が弱くなり筋肉が薄くなります。これは足首に限定したものではなくすべての関節で言えることです。今回は足首を例にあげます。

足首は身体の一番下の関節で、そこが固まって弱くなると膝や股間節などの上の関節をも固く弱くなっていきます。固く弱くなった状態が続くと循環が悪くなります。

固い・弱い・循環悪いのあまり聞こえの良くないワードが揃います?????`?i???_???????j

 

・筋肉が固いと、伸び縮みの際に負担がかかり微小な炎症を起こしやすくなります。痛みの元になりやすいです。

・筋肉が弱いと、関節を支えられなくなり関節に負担をかけやすく、関節変形の元になりやすいです。

・循環が悪くなると、足末端まで血液が届きにくくなり冷えやすい要因にもなります。また疲労物質のが流れにくくなり疲れやすくなります。

 

このような状態が続くと起こりやすい症状を書いてみました。

関節を動かせる範囲で使ってあげることが重要になってきます。駐車場雪.jpg

すぐに起こるものではないので、負担にならない程度に意識してみると良いかもしれませんね???[???i?????????j

久しぶりの雪

スコップ.jpg雪降りましたね!

神奈川は13ミリほどの積雪があったみたいです。

さくら堂でも雪かきをしました。出勤すると駐車場に不自然に積まれた雪の山…

誰がやったのかは分からないですけど、自然に積もったものではないでしょう?????i?{???????j

おまけにさくら堂の玄関は北向きで日が当たらず…

さらに排水溝は土で埋まっており雪解け水は流れず路肩は水たまり…

さらにさらに日が当たる道路に雪を撒いたら、こっちに撒かないでくれと怒られ?????????`?i?????????j

大変な雪かきでしたが、いい経験させて頂きました????

 

スタッフの一人が早めに来て雪かきをしてくださったおかげで早く終わりました。

ありがとうございます。???[???i?????????j

低温期と生理日数

お疲れ様です。

不妊治療でBBTを付けたことがある方はほとんどだと思います。毎朝目覚めてから体温を測ることはとても大変なことだと思います。毎日測っている方には頭が下がります???o?p

低温期は概ね14日前後でその後排卵へ移っていくのですが、低温期が長い方もいらっしゃいます

東洋医学では低温期が長い方は、血が子宮への流入が遅いもしくは少ないと捉えます。

そして生理日数との相関しているように思います。

東洋医学では低温期に子宮に血を貯めていき、内膜の基礎を作ります。家を作る時に基礎をしっかり作るようなイメージです。血の貯まりが悪いと内膜が不安定で高温期に内膜が厚くなりにくくなります。

その結果、生理日数の短さに繋がります。

もちろん、上述した低温期と生理日数の関係だけではないのですが、1例として挙げさせて頂いております。

 

肝気鬱

2018/1

婦人科の鍼灸治療では肝気の疏泄が順調か否かを注意深く見ていきます。 これは肝が受け持つ気を流す力が適正を保っているかどうか、ということであり、これが保てない状態を疏泄失調といい、様々な障害の起点となって行くわけです。

例えば、不妊治療の場合、D1〜D7まで肝の疏泄の子宮への影響が強まり、これにより経血か排出します。 D13まで一旦は疏泄の影響が弱まり、D14くらいから再び影響力を行使します。そこて、排卵と頸管粘液の排出というプロセスが始まるわけです。

D21前後までは引き続き影響力を行使して行きます。この作用で子宮の中の気が十分に活動して、受精卵の形成、分裂、着床というプロセスを行うわけです。

とても大事な働きであることがお分かり頂けましたでしょうか?

この肝の疏泄は精神的なストレス、動揺、不安、怒りなどで容易に低下してしまいます。 ストレスとは特別なイベントだけで起こるわけではありません。面接があって緊張してストレスが溜まったこれもありですが、日常のちょっとしたことでも起こりうるものです。

不妊外来の門をくぐった瞬間、やたら待ち時間が長い、治療する側のちょとした言葉遣い、今日は足元が悪い天気だ!なんてこともあるでしょう。

心の中で「嫌だなぁー」って呟く瞬間に起こるのです。 そういう所を捉えて適切な治療を行い、肝の疏泄を確保することも私達のお仕事だと思っています。

ときに好きなことをして、好きなものを食べて、好きな人とお喋りしましょう。手足を大きく伸ばす日はとても必要なことだと思います。

 

 

来週はご迷惑をおかけします

2018/1 関西での講演が続くため、今週の土曜日の治療後から、月曜一杯まで関西におります。 患者さんにはご迷惑をおかけします。 ただ以前と違いスタッフの先生方の力量が格段に上がっているので、代診を任せても遜色ない、それ以上の治療が出来るようになっています。 ありがたい話です。 心置きなく講演活動もできるようになりました。 でもつかれます疲れますから、ほどほどにします(笑)

感受性

2018/1 子宮内膜が中々厚くならない方がいる。 LHやPRTはそこそこある、或いはかなりホルモン剤を投与しているが、子宮が反応してくれない感じの人を指している。 このような状態を一般に感受性が悪いという言い方をする。 これには原因として、ひとつに子宮、大きくとって骨盤内の血流不足や抗酸化能力の低下などが挙げられるだろう。 血流や抗酸化力低下なら鍼灸でいかようにでもなる。 掻爬歴も感受性の悪さの要因になることもある。 絨毛組織などを残さないように、かなり深くえぐると、その部位のみ厚くならなかったり、硬化しやすくなり、刺激ホルモンに反応しにくい組織が出来上がる。 ただ、これだと掻爬後に熱が出たりしないのでミリットもある。しかし妊娠の観点からならマイナスはかなり大きい。 最近は掻爬を吸引に変える病院も増えてきているという。 今後、妊娠を考えるなら、この視点も頭の隅に置いて欲しい。

レアな患者さん

2018/1 不妊症の患者さんでしたが、 とてもレアな弁証となりました。 固摂失調による不妊症でした。 珍しい、昨年はこのタイプの型はおりませんでした。 見た目では肝気鬱に見えます。確かにその徴候とあり、FSHから推定できるE2も低いと予想されますので、軽度の腎精不足もおありでしょう。 全体として腎気が弱く、直に子宮の活動力の弱さに繋がっています。その中でも封蔵が弱いという流れです。 患者さんにもちょっと運動してもらうことも加味すれば半年くらいでいけるでしょう。 お正月は、とある国の少数民族の幼稚園に寄りました。 背中にあん摩とかエアー鍼をやっていたらちょっとした人気者になりました。 可愛いですね。